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2章 魔法使いとストッカー
18 初めての魔法
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ルンルンルン。
今日は魔法の実地授業がある。うれしい。朝から私のテンションはマックスだ。
「ジェシカ君。そんなに魔法の授業がうれしいのかい?」
私はメリッサ君達と魔法塔へ移動している。
「ええ。だって、1年の授業は受けてないもの。私にとっては今日が初めての魔法なの」
って、特化はバンバン使っているけどね。普通の魔法って初めて!
「あぁ、そっか。無理はしないほうがいいよ。わからない事があれば遠慮なく聞いてくれ」
テオ君は優しく微笑んでくれる。
テオ君!ちょっといい男じゃない?テオ君か。。。背も高いし、あっさり醤油顔。優しいしね。うん、いいかも。
「ありがとう。ねぇ、早速だけど魔法ってすぐ出来るものなの?」
「う~ん。出来るか。。。ちょっと感覚的な問題だから、うまく説明出来ないな」
テオ君は魔法の説明が難しいみたい。
「感覚的?イメージが大事って事?」
「そうだよ。やりたい魔法をイメージして、身体の中のエネルギー?を感じるんだ」
マックス君は物知り顔で教えてくれる。
「あはは。マックス君。あなた、そうは言ってるけど直ぐに出来たの?結構、初めての魔法を施行するのにみんな時間がかかっていたわよ」
メリッサ君はマックス君に突っ込む。てか、メリッサ君ってマックス君を結構いじってるよね。
「そりゃ~、時間はかかったよ。でも、3期には出来るようになったよ!」
メリッサ君とマックス君はやいやいと言い合っている。
「そう。。。難しいのね。私だけ遅れてるわ。。。当たり前だけど、がんばらなくっちゃ」
私は魔法にメラメラと闘志を沸かせる。特化が出来るんだし、すぐ出来そうじゃない?
「よし、みんな揃ったな。授業を始める。まず、昨年の復習だ。。。って、ジェシカ、お前は今日は私とマンツーマンだから。各班に分かれて距離を取れ。それぞれ、手のひらサイズの魔法を出し合ってみろ。始め」
ロッド先生は指示を出すと私を少し離れたところへ誘導する。
「ジェシカ。魔法は初めてだな?家でやったりしてないな?」
何言ってんだ?
「ええ。そう言う規則ですよね?」
「まぁ。そうは言っても家魔法ぐらいはやっている奴らはいる。内緒だけどな」
そうなの?ウチは誰もそんな事薦めなかったな。
「では、魔法とはイメージだ。イメージしたものが出る。あとは、特性な。ジェシカは土だけだったか?土でやりたいことをイメージするんだ。ほれ!私は風だからこんな風に」
ロッド先生は片手の手の内に竜巻みたいな風を作った。
「うわ~。すごい!」
「こればっかりは練習が必要だ。イメージ自体が難しい。身体中に血が巡っている様に、魔力も巡っていると想像するんだ。そしてその魔力が手の内に集まる感じを感覚で覚えるんだ」
集中集中。私は右手を上に向けて手の内を見つめる。
魔力が身体を巡ってここに来る。土、土。。。って、土をどうする?
「先生。土ってどんな魔法がありますか?掘ったりするだけ?」
「そうなだ~。想像にもよるが。。。まずは掘ってみるか?手を土にかざしてみろ。それで掘るイメージを頭に思い浮かべながら、手に魔力を集中させろ」
ん?結構ムズイ。
あっ!だからお爺様は目を瞑って乾燥させてたのか!目を瞑ると集中できるもんね。と、へちまんの時の事を思い出す。
「集中。。。土を掘る。。。落とし穴みたいに。。。掘る」
私が目を瞑ってブツブツ言っていると、
ド~ン!!!
大きな音と共に少し地面が揺らいだ。震度1ぐらいだけど。
目を開けるとそこには半径1m、縦に2m程の落とし穴が出来ていた。
「お、お前!やりすぎだ!」
ロッド先生はちょっと驚いている。クラスのみんなも何だ何だとこっちを見ている。恥ずかしい。
。。。やっちまった。ははは。
「すみません。『掘る』で落とし穴を想像してしまって。。。」
「はぁ~。まぁ、出来たから良しとしよう。確か魔力量が桁外れだったな。忘れていたよ。そうだな~今後は想像も小さな穴とかにしろよ」
「はい」
私は小さくなってしまう。初めてにしては上出来じゃん?ちゃんと出来たのに何だか居た堪れない。
「魔法放出が出来るようになったし、みんなに混じっても問題ないな。よし、班に戻れ」
ロッド先生と私はみんなの元に戻る。
「ジェシカ君!すごいです。さすが魔法庁のトップに匹敵する魔力量!」
マックス君はやんややんやと喜んでいる。
「ジェシカ君。直ぐに出来るなんて。。。さすが領主一族」
フィン君もすごいと褒めてくれた。
「ふふふ。土ってイメージが湧きやすいのかも。出来るようになってよかったわ。授業に追いつかないかもって内心焦っていたの」
みんな良かったね~と喜んでくれる。テオ班はやっぱりみんないい子ばかり。うれしい。
「では、次だ。今度は両手で魔法を作ってみてくれ。規模は小さめにな」
ロッド先生はそう言うと各班を周り出した。
「よし、じゃぁ、俺のを見て!ジェシカ君は初めてでしょう?みんなの魔法」
マックス君は両手を前の空き地に手をかざし『焚き火』と言った。
すると、マックス君の前には全長50cmの火が出て来る。そして3秒ほどで消えた。
汗をぬぐいながらマックス君は満面の笑みだ。
「俺は魔力が少ないから、今はこれが限界なんだ。でもちゃんと火が出ただろ?」
「ええ。すごいわ!何もない所から火が出るなんて!」
私はキャッキャと大はしゃぎする。
「じゃぁ、次は私ね」
ミーナ君も両手を前に出し『焚き火』と言う。さっきのマックス君よりは少し小さめの火がボッと出てすぐに消えた。
へ~。魔力量に関係があるのかな?それともまだ未熟だから?
私はとっさに『眼』を発動させ、みんなのステータスを確認する。
マックス君は魔力量は890、ミーナは540。
へ~。他はどうかな~。今、みんなの前で魔法をお披露目しているテオ君は760、フィン君は610。
ふむふむ、と見ていたらロッド先生がやって来た。
私は『眼』を発動させたまま先生を見てしまった。
『ロッド・メンデル/30歳/魔力7150P/特化『収』』 ステータスの背景色は黄色。つまり主魔法は風。
。。。
偶然とは言え、えらいもん見てしまった。どうしよう。
私はそろっと先生と距離を取る。
「先生、魔法の大きさは魔力量と関係しますか?」
フィン君は先生に質問している。
「そう言われている。。。実際、魔力量はきちっと測れないからな」
「では、魔力量は成長や訓練で増えますか?」
「それも仮説だが、そう言われている。実際、1年の頃と卒業間際では魔法の大きさが違う」
みんな『へ~』と魔法講義に夢中だ。
「ん?ジェシカ、お前はやらないのか?」
ロッド先生は私を見ると魔法をやってみせろと言って来た。
「はい。では。。。『小さな穴』」
私は目を瞑って両手を出す。目の前に直径1mの浅い穴が出来た。
「あはは。。。小さな穴がこれか?魔力量が多いと不便だな。ジェシカは魔力量のコントロールが課題だな」
ロッド先生はそう言うと、他の班へ向かって行った。
。。。
「ジェシカ君!がっかりする事じゃないですよ!量がすごいのはいい事です!」
ミーナ君は私が浮かない顔でいるのであたふたしながらフォローしてくれる。
「ええ。。。」
。。。違うの。そうじゃなくて。。。『収』。。。アレが気になる。未知の物だから想像がつかない。しばらくはロッド先生の身体に触れないように注意しないと。
「そうだよ!魔法使いを目指している僕には羨ましいぐらいだよ!でも小さくしなくちゃいけないって、何だか難しそうだね。がんばって」
マックス君も気を使って励ましてくれる。
「ええ。ありがとう、みんな。コントロールが私の課題ね」
私が笑顔を見せたので、みんなホッと胸をなでおろした。
ロッド先生。あなたは何者?これは緊急案件だ。ロダンに言わなくちゃ。
今日は魔法の実地授業がある。うれしい。朝から私のテンションはマックスだ。
「ジェシカ君。そんなに魔法の授業がうれしいのかい?」
私はメリッサ君達と魔法塔へ移動している。
「ええ。だって、1年の授業は受けてないもの。私にとっては今日が初めての魔法なの」
って、特化はバンバン使っているけどね。普通の魔法って初めて!
「あぁ、そっか。無理はしないほうがいいよ。わからない事があれば遠慮なく聞いてくれ」
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「ありがとう。ねぇ、早速だけど魔法ってすぐ出来るものなの?」
「う~ん。出来るか。。。ちょっと感覚的な問題だから、うまく説明出来ないな」
テオ君は魔法の説明が難しいみたい。
「感覚的?イメージが大事って事?」
「そうだよ。やりたい魔法をイメージして、身体の中のエネルギー?を感じるんだ」
マックス君は物知り顔で教えてくれる。
「あはは。マックス君。あなた、そうは言ってるけど直ぐに出来たの?結構、初めての魔法を施行するのにみんな時間がかかっていたわよ」
メリッサ君はマックス君に突っ込む。てか、メリッサ君ってマックス君を結構いじってるよね。
「そりゃ~、時間はかかったよ。でも、3期には出来るようになったよ!」
メリッサ君とマックス君はやいやいと言い合っている。
「そう。。。難しいのね。私だけ遅れてるわ。。。当たり前だけど、がんばらなくっちゃ」
私は魔法にメラメラと闘志を沸かせる。特化が出来るんだし、すぐ出来そうじゃない?
「よし、みんな揃ったな。授業を始める。まず、昨年の復習だ。。。って、ジェシカ、お前は今日は私とマンツーマンだから。各班に分かれて距離を取れ。それぞれ、手のひらサイズの魔法を出し合ってみろ。始め」
ロッド先生は指示を出すと私を少し離れたところへ誘導する。
「ジェシカ。魔法は初めてだな?家でやったりしてないな?」
何言ってんだ?
「ええ。そう言う規則ですよね?」
「まぁ。そうは言っても家魔法ぐらいはやっている奴らはいる。内緒だけどな」
そうなの?ウチは誰もそんな事薦めなかったな。
「では、魔法とはイメージだ。イメージしたものが出る。あとは、特性な。ジェシカは土だけだったか?土でやりたいことをイメージするんだ。ほれ!私は風だからこんな風に」
ロッド先生は片手の手の内に竜巻みたいな風を作った。
「うわ~。すごい!」
「こればっかりは練習が必要だ。イメージ自体が難しい。身体中に血が巡っている様に、魔力も巡っていると想像するんだ。そしてその魔力が手の内に集まる感じを感覚で覚えるんだ」
集中集中。私は右手を上に向けて手の内を見つめる。
魔力が身体を巡ってここに来る。土、土。。。って、土をどうする?
「先生。土ってどんな魔法がありますか?掘ったりするだけ?」
「そうなだ~。想像にもよるが。。。まずは掘ってみるか?手を土にかざしてみろ。それで掘るイメージを頭に思い浮かべながら、手に魔力を集中させろ」
ん?結構ムズイ。
あっ!だからお爺様は目を瞑って乾燥させてたのか!目を瞑ると集中できるもんね。と、へちまんの時の事を思い出す。
「集中。。。土を掘る。。。落とし穴みたいに。。。掘る」
私が目を瞑ってブツブツ言っていると、
ド~ン!!!
大きな音と共に少し地面が揺らいだ。震度1ぐらいだけど。
目を開けるとそこには半径1m、縦に2m程の落とし穴が出来ていた。
「お、お前!やりすぎだ!」
ロッド先生はちょっと驚いている。クラスのみんなも何だ何だとこっちを見ている。恥ずかしい。
。。。やっちまった。ははは。
「すみません。『掘る』で落とし穴を想像してしまって。。。」
「はぁ~。まぁ、出来たから良しとしよう。確か魔力量が桁外れだったな。忘れていたよ。そうだな~今後は想像も小さな穴とかにしろよ」
「はい」
私は小さくなってしまう。初めてにしては上出来じゃん?ちゃんと出来たのに何だか居た堪れない。
「魔法放出が出来るようになったし、みんなに混じっても問題ないな。よし、班に戻れ」
ロッド先生と私はみんなの元に戻る。
「ジェシカ君!すごいです。さすが魔法庁のトップに匹敵する魔力量!」
マックス君はやんややんやと喜んでいる。
「ジェシカ君。直ぐに出来るなんて。。。さすが領主一族」
フィン君もすごいと褒めてくれた。
「ふふふ。土ってイメージが湧きやすいのかも。出来るようになってよかったわ。授業に追いつかないかもって内心焦っていたの」
みんな良かったね~と喜んでくれる。テオ班はやっぱりみんないい子ばかり。うれしい。
「では、次だ。今度は両手で魔法を作ってみてくれ。規模は小さめにな」
ロッド先生はそう言うと各班を周り出した。
「よし、じゃぁ、俺のを見て!ジェシカ君は初めてでしょう?みんなの魔法」
マックス君は両手を前の空き地に手をかざし『焚き火』と言った。
すると、マックス君の前には全長50cmの火が出て来る。そして3秒ほどで消えた。
汗をぬぐいながらマックス君は満面の笑みだ。
「俺は魔力が少ないから、今はこれが限界なんだ。でもちゃんと火が出ただろ?」
「ええ。すごいわ!何もない所から火が出るなんて!」
私はキャッキャと大はしゃぎする。
「じゃぁ、次は私ね」
ミーナ君も両手を前に出し『焚き火』と言う。さっきのマックス君よりは少し小さめの火がボッと出てすぐに消えた。
へ~。魔力量に関係があるのかな?それともまだ未熟だから?
私はとっさに『眼』を発動させ、みんなのステータスを確認する。
マックス君は魔力量は890、ミーナは540。
へ~。他はどうかな~。今、みんなの前で魔法をお披露目しているテオ君は760、フィン君は610。
ふむふむ、と見ていたらロッド先生がやって来た。
私は『眼』を発動させたまま先生を見てしまった。
『ロッド・メンデル/30歳/魔力7150P/特化『収』』 ステータスの背景色は黄色。つまり主魔法は風。
。。。
偶然とは言え、えらいもん見てしまった。どうしよう。
私はそろっと先生と距離を取る。
「先生、魔法の大きさは魔力量と関係しますか?」
フィン君は先生に質問している。
「そう言われている。。。実際、魔力量はきちっと測れないからな」
「では、魔力量は成長や訓練で増えますか?」
「それも仮説だが、そう言われている。実際、1年の頃と卒業間際では魔法の大きさが違う」
みんな『へ~』と魔法講義に夢中だ。
「ん?ジェシカ、お前はやらないのか?」
ロッド先生は私を見ると魔法をやってみせろと言って来た。
「はい。では。。。『小さな穴』」
私は目を瞑って両手を出す。目の前に直径1mの浅い穴が出来た。
「あはは。。。小さな穴がこれか?魔力量が多いと不便だな。ジェシカは魔力量のコントロールが課題だな」
ロッド先生はそう言うと、他の班へ向かって行った。
。。。
「ジェシカ君!がっかりする事じゃないですよ!量がすごいのはいい事です!」
ミーナ君は私が浮かない顔でいるのであたふたしながらフォローしてくれる。
「ええ。。。」
。。。違うの。そうじゃなくて。。。『収』。。。アレが気になる。未知の物だから想像がつかない。しばらくはロッド先生の身体に触れないように注意しないと。
「そうだよ!魔法使いを目指している僕には羨ましいぐらいだよ!でも小さくしなくちゃいけないって、何だか難しそうだね。がんばって」
マックス君も気を使って励ましてくれる。
「ええ。ありがとう、みんな。コントロールが私の課題ね」
私が笑顔を見せたので、みんなホッと胸をなでおろした。
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