【R18】女囚体験

さき

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17.刑期1日目の朝  

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 けたたましいベルの音で起こされた。眠い。看守が昨日話していた通りなら今は朝の4時だ。時計や太陽の光なんて全く見ることができないから、それが本当なのかは判断できないけれど。

 今日から強制労働が課せられる。2ヶ月の奴隷生活が始まるのだ。体が冷え切っていて、とてもだるかった。隣のアンナさんが正座をしたので、私も座り直した。暫く待つと看守が歩いてくる音がして鉄格子が開けられた。

    ガチャンという音がした。看守が牢内に入ってきて私の防声具と壁と首輪をつないでいる首輪を外した。寝てる間に溜まったゆだれがお腹に垂れ落ちる。それを不快に思う余裕ももうない。そもそも後ろ手に拘束されていて拭うことは出来ないのだ。

    昨夜と同じように看守が麦粥を床の窪みに入れた。お礼を言って、だるい体を動かして口で啜った。屈辱的で悔しい。昨日と同じくなんの味もしない。美味しくはなかったけれど昨日よりは上手に食べることができた。

「1707番、1710番。出ろ」

 食べ終わると看守が鉄格子の鍵を開けた。アンナさんと一緒に外に出て、牢の前に正座した。他の牢からも女囚が引き出されてくる。一列になって座らされた。

「点呼を取る。番号!」

 看守の大きな声が響く。

「1!」

「2!」

「3!」

「4!」

「5!」

「6!」

 突然点呼が始まった。アンナさんが

「7!」

と叫ぶ。私も急いで

「8!」

と大きな声を出した。

「9!」

「10!10名、異常ありません。今日もよろしくお願いします」

「お願いします!」

 10番目の女囚が挨拶した後に全員が声を合わせて看守に挨拶をした。私も一拍遅れてしまったが、真似をして大きな声で挨拶をする。

「よろしい。奴隷の心得を唱和するが今日は新しく入った奴隷がいるのでテストをする。3人だけでまずやってみろ」

 看守の指示があった。収監式で読んだ奴隷の心得を暗唱することになったが、完璧に覚えられたわけではない。3人で声を合わせるものの、全員自信がなく段々声が小さくなってしまった。言い間違いも何箇所かしてしまい全く揃わなかった。看守がため息をつく。

「収監式で暗唱できるようにと伝えたはずだ。罰として全員に鞭打ち5回」

 朝起きたばかりなのにもう懲罰がくだされた。みんな黙ってひれ伏してお尻を突き上げる。

ビシッ、ビシッ

 順番に鞭で打たれた。関係の無い先輩達にも鞭が入れられる。打たれながら心の中でみんなに謝った。連座制の残酷さと理不尽さを思い知らされた。自分でやってないことに対して処罰されてしまうのだ。

「…ありがとうございます」

 懲罰を受けたのでお礼を言う。屈辱的だ。お尻が痛い。

「しっかり覚えること。次は全員でいくぞ。始め」

 看守の合図で全員で暗唱する。私達が最初暗唱したのは間違いだらけだった。しっかり覚えないといけないと思った。
 
 暗唱が終わると、看守が順番に女囚の口に何かを入れ水を飲ませはじめた。

「らりるれろ」

 女囚達はそれを飲むと”らりるれろ”と話して口の中を看守に見せる。何も残っていないことを看守に見せているようだ。

「口を開けろ」

 私の所にも看守が来た。口を押し開けられ何かが口の中に入れられた。何かの錠剤のようだ。10錠ほどの錠剤が口の中に入れられた。看守が私の口に水の入ったコップを押し付ける。後ろ手錠で拘束されているのでなすがままだ。何の話もなく、薬のようなものを飲まされるのは抵抗があったが諦めておとなしく飲み込む。飲まないと懲罰になってしまうだろう。

「らりるれろ」

 私も先輩達の真似をして口の中を見せる。らりるれろと話すと下が巻舌になり錠剤を隠したり出来ないのだ。看守は口の中を確認すると、もう口を使うことはないとでも言うかのように防声具を私につける。そして手錠が外され、昨日干した奴隷服が返却された。自分の番号のものを受け取って身に付けた。当たり前だが昨日消毒時にタオル代わりとして使った奴隷服はまだ濡れていて肌に張り付いてくる。とても不快だった。着終わるとまた、すぐに手錠が付けられ数珠繋がりにされた。

ブルッ

 膣の挿入棒が震えた。全員の準備ができたのだろう。移動が始まった。先頭の女囚の動きに合わせて連行される。私達の貞操帯に付けられた鈴の音がチリンチリンと鳴り響く音が聞こえた。
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