【R18】女囚体験

さき

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10.股間責めと強制失禁

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 着いた部屋はシャワー室のような形をした独房だった。もちろん壁や床、天井は鋼鉄製で扉は鉄格子がはめられている。不思議なことに房の中央の膝くらいの高さに壁から壁にTの字の細い鉄の棒が渡されていた。鉄格子がある面以外の三面の壁に棒が渡されている。
 
 トラックの時と同じように順番に1人ずつ入れられる。私の番が来ると一度首輪以外の拘束具が全て外された。

「5番、中に入りなさい」

 背中を押され室内に入れられる。檻の形からして立ったまま収監されるようだ。

「その棒を跨いでこちらを向きなさい」

 室内に入ると棒を跨いで立つように命令された。素直に棒を跨ぎその上に立ち鉄格子の方に体の正面を向けた。すると看守が私の両手を頭の上で拘束し天井のフックに繋ぐ形で私を吊り下げた。体が持ち上がるが、浮き上がるほどの高さにはならない。両足は地面に着いたままだ。トラックの中の檻とは違って楽な姿勢だったので安心した。

 ところが、その後、私が跨いだ鉄の棒の高さを看守が調整し始めた。棒の高さは可動式のようで鉄格子の外のハンドルを回すことで上げ下げできるようだ。どんどん棒の高さが上げられ、股間に棒が当たった。
 
そこまでされて、この監獄の拘束の恐ろしさに私は気づいた。徐々に体が持ち上がり、体が浮き上がる。それとともに股間に体重がかかってくる。完全に足が床につかなくなる高さまで体が持ち上がったところで棒が固定された。全体重が股間にかかり棒が股間に食い込んでくる。さらに天井から私を釣り下げている鎖を手で掴んで体を持ち上げられないように両手に革製のグローブまで付けられる。まだ自由になる両足を動かして股間の痛みを和らげられないか試してみた。

「暴れるんじゃない。足枷もつけるぞ」

 最後に足枷がつけられた。これまでつけられていたチェーンで両足の可動域を減らすものでなく、金属製で、両足が完全に固定されるタイプの足枷だった。そして、その拘束器具のずっしりとした重さで更に股間が食い込む。

「くっ…」

 私は股の痛さに必死に堪えた。体を動かして、もがいてみたが体重のかかり方は全く変わらなかった。とても痛い。

「奴隷強制収容所へ到着するまでこの姿勢で拘束するので覚悟するように」

 看守が絶望的なことを言ってきた。到着まで、どのくらいの時間がかかるか分からないけれど到底耐えられそうになかった。

「ごめんなさい。許してください!」

 私は本気で許しを乞うたけれど、看守に無視された。既に全身が拘束されてどうにもならない。看守が私の首に紐で結ばれた缶をかける。

「これは、嘔吐缶だ。船酔いで吐きたくなったら自由に吐いていいからな」

 看守は鉄格子に鍵を掛け、もがく私を置いていなくなってしまった。

 その後、しばらく耐えたが私は完全にパニックになってしまった。股間の強い痛みが続き、もう耐えられそうにない。移送開始から蓄積したダメージが重なり、体を休めたいと朦朧とする意識の中で強く願った。
 
 突然放送があった。

「先程15番からトイレの申し出があった」

 看守の放送が流れる。朦朧とした状態でその放送を聞いた。そうか。トイレならこの苦痛から一時的に逃れられる!そう思ったのも束の間、信じられない放送が続いた。

「奴隷にトイレなどという豪華なものは与えられない。小便は大きな声で看守を呼び、許可を得てその場で垂れ流せ。この措置はお前たちに奴隷としての自覚を持たせるために行われる。大便は収容所へ到着するまで我慢すること。なお、先程お前たちに飲ませた水には利尿剤が含まれている。我慢するのは無駄だからな。悪あがきはしないほうがいいぞ」

 残酷な言葉だった。一気に飲み干した500mlの水のことを思い出す。確かに少し苦かった。私たちに意図的に失禁させ、人間としての尊厳を捨てさせるための給水だったのだ。それまでは尿意を感じていなかったが、そう言われると、少しずつ尿意を感じるようになった。圧迫されている股間の痛みのほうが遥かに強かったが、少しずつ尿意も気になるようになった。

 時間の経過とともにどんどん尿意が強くなり我慢ができなくなってきた。

 みんな頑張って我慢しているのだろう。だけどやはり限界は来るようで少しずつ看守を呼ぶ声が響き始めた。

「8番、排尿願います!」

 看守を呼ぶ大きな声がした。楓ちゃんの声だ。限界が来て諦めたのだろう。初めから無理なのだ。抵抗は無意味だと悟った。私も心が折れて看守を呼んだ。

「5番、排尿願います!」

 恥ずかしかったけれど看守に聞こえず何度も言い直したくはなかった。頑張って、できる限り大きな声を出した。しばらく待つと男性看守が2人やってきた。

「5番、排尿を許可する」

 許可されてから実際に漏らすまで少し時間がかかった。なかなか人前で漏らす覚悟がつかなかった。でも限界だった。

 鉄格子越しに監視されながら尿を漏らした。ジワッとした不快な感覚がある。漏らすのなんて記憶がない幼い時以来だろう。看守の方を見ることができず俯いたまました。温かい感覚が囚人服を通じてお腹全体に広がってくる。同時に足の方に液体が流れて滴り落ちる感覚も伝わってきた。丁寧にも床には排水口が設けられていて滴った尿はそこに向かって流れていく。

「はぁっ…はぁっ…終わりました…」

 私は排尿が終わったことを看守に伝えた。とても恥ずかしかった。囚人服はお腹と股の部分が濡れて染みができていた。

 長い時間が過ぎた。半日ほど過ぎたかもしれない。既に汚れた囚人服は乾いてしまった。
 
 漏らした後は精神的なショックが強かった。もう私は人間じゃなくて奴隷なのだと思うと屈辱的で泣きたくなる。

 尿が乾くとともに、檻の中に私の尿の臭いが充満してきた。結局、股間にかかる体重のせいで寝ることは叶わなかった。私は乗り物酔いはしない方だったけど、慣れない環境、睡眠不足、体への強い負荷や尿の臭いからだろう。船酔いにもなってしまい目の前の嘔吐缶に嘔吐してしまった。長い間食べ物を口にしていないのでほとんど胃液だけだったけど監獄内は吐瀉物の臭いも充満して更に気持ちが悪くなった。疲労に限界が来て意識を失った。
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