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一章

仲間達と状況確認

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「こ、ここは?」
大輔が目を覚ますと一面に草原と少し遠くに木そして見慣れたスーパーがあった
「星矢は!?」
「ここだ」
後ろを見ると星矢が座っていた
「星矢、大丈夫か?」
「大丈夫だ」
「お前は?」
「俺も大丈夫そうだ」
「ったくここはどこなんだ?」
「さあな、っておい」
「なんだ?」
「周りをよく見ろどうやらここに来たのは俺たちだけではないみたいだ」
「え?」
大輔が周りをよく見渡すと他にも人が座っていたり寝ていたりしていた。
「まだこんなにも人がいるなんて」
「大輔しかもみんな社員の奴らだよ」
「え、まじ」
「ああ」
「星矢、一旦みんなを連れて何故かあるハピネスの中に入ろう」
「そうだな」

「一旦状況を整理しようと思う」
大輔と星矢は外にいた人たちを連れてハピネスの従業員の休憩室に集まっていた。
「そうじゃのう、わしが仕切らせてもらってよいかの?」
「店長お願いします」
「ありがとの」

この店長と呼ばれた人はその名の通りこの店の店長でこの店の中では最年長であり40年以上この店にいる大ベテランだレジのチーフをしており別名レジの神様と言われている。星矢が客以外で1人だけ敬語を使う人だ 本名は神白智行(かみしろともゆき)

「まずは誰がいるのかの把握じゃ」
「まずは各部門のチーフからみんな知ってると思うが軽く自己紹介してもらおうかの」
「食品のチーフ浅倉大輔です。えーと、頑張っていきたいと思います」

俺、浅倉大輔は特にこれといった個性がなく周りからはザ・ノーマルと言われている
「普通じゃの、では次の人」

「次は俺だな惣菜のチーフ諸星星矢だ」

こいつ諸星星矢は怖いみたいな見た目の上に話し方に愛想がなくヤンキーだと思われがちだが心は優しい奴なのである周りからは優しいヤンキーと言われている

「相変わらず愛想がないの、次の人」

「次は私ね青果のチーフの花実薫よ、なんかよく分かんないところに来ちゃたけど私がいれば大丈夫よ」

この気の強い女性は花実薫(はなみかおる)と言ってなんでもズバと言ってしまってたびたび揉め事を起こすがチーフの中では1番長くいる周りからは花ちゃんと呼ばれているが本人はあまり好きではないらしいあと5ヶ国語話せる

「元気があってよろしい、では次の人」

「次は拙者でござるな拙者は鮮魚のチーフ服部佐介でござる今後ともよろしくでござる」

この侍みたいな喋り方をしているのは服部佐介(はっとりさすけ)と言って侍の末裔ではなく服部半蔵の末裔らしく忍術を使えるらしいが何故か見せてくれない周りからはニンジャと呼ばれている

「お主はブレないの、次の人」

「次はわてでごわすか精肉のチーフ大山太郎でごわす、好きな食べ物は牛肉、好きな部位はタンでごわす」

このごわすと言っているのは大山太郎(おおやまたろう)と言って肉が大好きなデブである牛肉のタンが好きすぎて周りからはタンと呼ばれているあとタンとニンジャは仲がいい

ちなみに店長とチーフの違いは店長はハピネスのリーダーでチーフはその部門のリーダーと言うわけだ

「これでみんな終わったかの」
各部門のチーフの後ろには何人かいるがまた後ででも良いだろう
「これからどうするかと言うことじゃが何か案のある者はおるかの」
みんなが黙っているところに手をあげる奴がいた
「諸星くん何か案はあるのかの?」
「案はではないですが一つだけあります」
「なんじゃ?」
「お前らがここに集まっている間に俺はこの中を探索した」
「ここにくる前と何にも変わってないんじゃないか?」
と俺が言うと
「大輔俺もそう思ったが何か気になったから探索してみたんだ」
「何かかわっていたのか?」
「間取りや大きさなどは変わっていなかったが一つだけ大きな違いがあった」
「なにが違っていたんだ?」
「俺たちがいつも商品を置いている通路に所狭しと商品が置いてあった、しかもそれだけではなくこのスーパーの裏にも沢山の商品があった」

                続く

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