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Act.19 部屋から始まる非日常について。
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数日の間、念の為の検査入院の予定だったんだけど、特に異常も見当たらないので早々に退院する運びとなったオレ。
色々と厄介な出来事に先が思いやられるなとかなんとか思いつつ、病院をあとにした――。
例の如く、世界のスーパーカー、ランボルギーニで自宅へと送り届けられ、戻って早々に自室のベットへとうつ伏せで倒れ込んだオレ。
「――取り敢えず、姉さんに連絡しておこう」
今日は色々なことが有り過ぎた――。
なんとなく姉さんの顔が見たくて、スマホを手に取る。
エリーさんに身の回りの世話をしてもらうことも、姉さんに伝えておかないといけないし。
一応、護衛の件は伏せるとして、どー言う風に切り出そう?
身を翻してベット傍に腰掛けると、直ぐに姉さんに電話をした。
「――ハーイ、そーぢ!」
僅か数コールで電話に出る姉さん。
「あ、姉さん。今、大丈夫?」
電話に出た姉さんは、画面越しに映るナニかの機材の間に挟まって踠いていた。
いきなり掛けておいて、メールの方が良かったかなとか思ったところで既にあとの祭りだね……忙しいのにごめん、姉さん。
「ちょっと待ってね……胸がつっかえちゃって……よっこいしょ。おっけ、お待たせ~」
ナニかの機材の間から抜け出た今日の姉さんは由緒正しきメイド服ではなく、見慣れない軍装に等しい作業着姿だった。
画面越しで映るナニかの機材を背景に、手に持っていた妙な道具を投げ捨て、銃っぽいナニかを蹴っ飛ばしてたのがチラっと映ったけど……?
そんな格好で何処でナニしてんの?
「あー、うん、実は色々とあって……その……」
やっぱり言い難いので言い淀むオレ。
今日から姉さん以外の女性と暮らすことになりました――なんて、どーやって切り出して言えば良いんだ?
まして姉さんに匹敵する美人なメイドさんだもんな……きっと……否、絶対に鬼のように怒る。
「ナニ? はっきりしないわね、そーぢ。私が恋しくなった? それともナニか言い難いこと?」
図星を突かれて、一瞬、身体がビクっとなったオレは平静を装う。
「恋しいって――そりゃあ……まぁ……――言い難いと言えば、言い難いけど……あのさ、絶対に怒らないでね?」
でも、やっぱり言い難いので前振りが長い。
「さては――またナニかやらかしたのね? 今度は器物破損? 人身事故? ナニ?」
なんか不穏当極まりないんだけど?
器物損壊は解るけど……人身事故って……。
「ハーイ! ヒッテ――ケホケホ。華奈子! 元気してる?」
突然、オレの背後から抱き込むように頬をくっ付け、スマホを覗き込んで画面越しの姉さんにピースサインのエリーさん。
いつの間にオレの部屋に……また気配消してこっそり忍び込んだね?
それと姉さんの名前、また間違えてますよ、エリーさん。
ハナコではなく、かなこですよ?
「――な⁉︎ なんでエリーがそこに居んのよ⁉︎ そこってそーぢの部屋じゃない! しかも、なんでくっ付いてんのよ! 近い、近いから! エリー、直ぐに離れて説明早よっ!」
血相を変えて慌てふためく、画面越しの姉さん。
「ごめーん、今日から一緒に住むことになったから。爺――ケホケホ。社長命令だから諦めてね?」
頬を更にくっ付けて、画面越しの姉さんに向かってイチャイチャとアピールし捲るエリーさん。
柔らかい感触と体温、優しい良い香りがオレを容赦なく責め立てる!
「――ちょっ⁉︎ 離れなさいって! そーぢも黙ってないで突き放しなさいよ! そんなことナニも聴いてないわよ⁉︎ なんで一緒に住むのことになるのよ! 説明早よって言ってるでしょっ! ちょっと、聴いてるのエリー!」
なんか凄く大慌てでスマホを覗き込んでくる画面越しの姉さん。
切れ長の目を見開き、画面一杯に度アップ状態です。
そんな覗き込んでも、見え方は変わらないと思うんだけど?
「華奈子のお留守は私にお任せ~あれ~。そーぢ様の事はナニも、一切、全く、全然、これっぽっちも心配は要らないからね~。――あんなこともこんなこともね! ――んふふぅ♪ お・義・姉・さ・ま!」
「エリーっ! ちょっとアンタ巫山戯んじゃいわよっ! 発音と抑揚が不穏当極まりないんだけどっ! 誰がお義姉様よっ!」
「――チュッ! 華奈子、そーゆーことで。ん、じゃね~、バイバ~イ!」
オレの頬っぺたに軽くキスをして見せつけたあと、手を振って超絶ニヤけ顔のエリーさん。
小っ恥ずかしいよりも先に、変貌振りに面食らって固まっていたオレだった。
そう言えば、姉さんのこと、またハナコって呼んだね?
間違えたのではなく、それもワザとですか?
「エリー! ヒト様の大事な弟にナニしてくれやがんのよっ! 覚悟はでき――ま、待ちなさいよ、エ――」
速攻で電話を切ったあと、更に電源も落とし深呼吸する、和かな笑顔のエリーさん。
「――お恥ずかしい姿をお見せ致しまして、大変、失礼致しました、そーぢ様。久し振りに華奈子の顔が見れて、些かはしゃぎ過ぎてしまいました。――それでは早速、お夕食の準備に移ります故。ナニか御座いましたら、お気軽にお声掛け下さいませ」
俺から少し離れ、床に正座ならぬ静坐をすると、三つ指をついて頭を下げて畏った。
変わり身、早っ⁉︎
しかも正しくちゃんと、華奈子って言った⁉︎
やっぱりワザと間違えて言ってだったんだね。
「えーと……姉さんは放置で良いの? 多分――姉さんからだよ?」
「――では、失礼して」
喧しく鳴り響く自分のスマホの電源を、確認もせず容赦なく切った笑顔のエリーさん。
続け様に直ぐ、何処からかピーピーと電子音が鳴るも、それも容赦なく電源を切ったらしいエリーさんだった。
「――良いんですか? オレ、どうなっても知りませんよ?」
キスされた頬っぺたに手を当てて摩るオレ。
「きっと、大丈夫に御座います、そーぢ様。折角、二人切りで組んず解れ――ケホケホ。有意義に! そう、有意義に! ――過ごせるのです。私は命を掛けてこの機会を謳歌したい所存に御座いますゆえ」
言ってることは大概だけど、優雅な振る舞いのエリーさんは深々と頭を下げている。
また、凄い不穏当極まりない言葉で返答してきたね?
姉さんが怒ると地獄を見るよ?
命を失わないと良いね、エリーさん。
「お食事ができましたらお呼び致します。渦巻くリビドーを吐き出したくなったら私に遠慮な――」
いつの間にかドアの前で傅くエリーさん。
とんでもないことを言い出してきたので、素早くドアを閉めて締め出したオレだった。
「エリーさん、オレのスマホも持ってちゃって……全く」
そのまま後ろ向きで床に腰を落とし、仰向けになって見慣れた天井を眺める。
先が思いやられるなと、溜息を吐くのだった――。
◇◇◇
「そーぢ様――。そーぢ様――。そんな無防備なら、またチュッチュしちゃいますよ~」
目を開けると――。
「うひゃっ⁉︎」
そこにはエリーさんの迫力の度アップが!
頬っぺたではなく、唇を奪うつもりのタコさん唇で。
「――残念。風邪を引かれますよ」
オレから少し離れて、優雅に静坐するエリーさん。
「お食事のご用意ができております」
三つ指をつき畏って頭を下げた。
「もしかして――寝てました、オレ?」
「それはもう食べて――ケホケホ。愛らしい寝顔全開で」
「ははは――すいません、どーにも疲れていた様ですね。主に貴女所為で」
「下の元気なお姿を見るとまだまだ平気そうに御座いますが? ――もしや、私をオカズに渦巻くリ――」
「断・じ・て、違うから!」
ある一点に視線を固定し、目を見開くオレにとんでもない事を問い質そうとしてきたのを、速攻、否定しておく!
「――冷めない内にお召し上がり下さい」
優雅な振る舞いで静かに立つと、一瞬だけ視線をゴミ箱に飛ばすも、ドアを開けて傍で傅くエリーさんだった。
姉さん、早く帰ってきて!
オレの身が持たないと言うか
俺の貞操がテラヤバいわ!
心の奥でそう叫ぶオレだった――。
―――――――――― つづく。
色々と厄介な出来事に先が思いやられるなとかなんとか思いつつ、病院をあとにした――。
例の如く、世界のスーパーカー、ランボルギーニで自宅へと送り届けられ、戻って早々に自室のベットへとうつ伏せで倒れ込んだオレ。
「――取り敢えず、姉さんに連絡しておこう」
今日は色々なことが有り過ぎた――。
なんとなく姉さんの顔が見たくて、スマホを手に取る。
エリーさんに身の回りの世話をしてもらうことも、姉さんに伝えておかないといけないし。
一応、護衛の件は伏せるとして、どー言う風に切り出そう?
身を翻してベット傍に腰掛けると、直ぐに姉さんに電話をした。
「――ハーイ、そーぢ!」
僅か数コールで電話に出る姉さん。
「あ、姉さん。今、大丈夫?」
電話に出た姉さんは、画面越しに映るナニかの機材の間に挟まって踠いていた。
いきなり掛けておいて、メールの方が良かったかなとか思ったところで既にあとの祭りだね……忙しいのにごめん、姉さん。
「ちょっと待ってね……胸がつっかえちゃって……よっこいしょ。おっけ、お待たせ~」
ナニかの機材の間から抜け出た今日の姉さんは由緒正しきメイド服ではなく、見慣れない軍装に等しい作業着姿だった。
画面越しで映るナニかの機材を背景に、手に持っていた妙な道具を投げ捨て、銃っぽいナニかを蹴っ飛ばしてたのがチラっと映ったけど……?
そんな格好で何処でナニしてんの?
「あー、うん、実は色々とあって……その……」
やっぱり言い難いので言い淀むオレ。
今日から姉さん以外の女性と暮らすことになりました――なんて、どーやって切り出して言えば良いんだ?
まして姉さんに匹敵する美人なメイドさんだもんな……きっと……否、絶対に鬼のように怒る。
「ナニ? はっきりしないわね、そーぢ。私が恋しくなった? それともナニか言い難いこと?」
図星を突かれて、一瞬、身体がビクっとなったオレは平静を装う。
「恋しいって――そりゃあ……まぁ……――言い難いと言えば、言い難いけど……あのさ、絶対に怒らないでね?」
でも、やっぱり言い難いので前振りが長い。
「さては――またナニかやらかしたのね? 今度は器物破損? 人身事故? ナニ?」
なんか不穏当極まりないんだけど?
器物損壊は解るけど……人身事故って……。
「ハーイ! ヒッテ――ケホケホ。華奈子! 元気してる?」
突然、オレの背後から抱き込むように頬をくっ付け、スマホを覗き込んで画面越しの姉さんにピースサインのエリーさん。
いつの間にオレの部屋に……また気配消してこっそり忍び込んだね?
それと姉さんの名前、また間違えてますよ、エリーさん。
ハナコではなく、かなこですよ?
「――な⁉︎ なんでエリーがそこに居んのよ⁉︎ そこってそーぢの部屋じゃない! しかも、なんでくっ付いてんのよ! 近い、近いから! エリー、直ぐに離れて説明早よっ!」
血相を変えて慌てふためく、画面越しの姉さん。
「ごめーん、今日から一緒に住むことになったから。爺――ケホケホ。社長命令だから諦めてね?」
頬を更にくっ付けて、画面越しの姉さんに向かってイチャイチャとアピールし捲るエリーさん。
柔らかい感触と体温、優しい良い香りがオレを容赦なく責め立てる!
「――ちょっ⁉︎ 離れなさいって! そーぢも黙ってないで突き放しなさいよ! そんなことナニも聴いてないわよ⁉︎ なんで一緒に住むのことになるのよ! 説明早よって言ってるでしょっ! ちょっと、聴いてるのエリー!」
なんか凄く大慌てでスマホを覗き込んでくる画面越しの姉さん。
切れ長の目を見開き、画面一杯に度アップ状態です。
そんな覗き込んでも、見え方は変わらないと思うんだけど?
「華奈子のお留守は私にお任せ~あれ~。そーぢ様の事はナニも、一切、全く、全然、これっぽっちも心配は要らないからね~。――あんなこともこんなこともね! ――んふふぅ♪ お・義・姉・さ・ま!」
「エリーっ! ちょっとアンタ巫山戯んじゃいわよっ! 発音と抑揚が不穏当極まりないんだけどっ! 誰がお義姉様よっ!」
「――チュッ! 華奈子、そーゆーことで。ん、じゃね~、バイバ~イ!」
オレの頬っぺたに軽くキスをして見せつけたあと、手を振って超絶ニヤけ顔のエリーさん。
小っ恥ずかしいよりも先に、変貌振りに面食らって固まっていたオレだった。
そう言えば、姉さんのこと、またハナコって呼んだね?
間違えたのではなく、それもワザとですか?
「エリー! ヒト様の大事な弟にナニしてくれやがんのよっ! 覚悟はでき――ま、待ちなさいよ、エ――」
速攻で電話を切ったあと、更に電源も落とし深呼吸する、和かな笑顔のエリーさん。
「――お恥ずかしい姿をお見せ致しまして、大変、失礼致しました、そーぢ様。久し振りに華奈子の顔が見れて、些かはしゃぎ過ぎてしまいました。――それでは早速、お夕食の準備に移ります故。ナニか御座いましたら、お気軽にお声掛け下さいませ」
俺から少し離れ、床に正座ならぬ静坐をすると、三つ指をついて頭を下げて畏った。
変わり身、早っ⁉︎
しかも正しくちゃんと、華奈子って言った⁉︎
やっぱりワザと間違えて言ってだったんだね。
「えーと……姉さんは放置で良いの? 多分――姉さんからだよ?」
「――では、失礼して」
喧しく鳴り響く自分のスマホの電源を、確認もせず容赦なく切った笑顔のエリーさん。
続け様に直ぐ、何処からかピーピーと電子音が鳴るも、それも容赦なく電源を切ったらしいエリーさんだった。
「――良いんですか? オレ、どうなっても知りませんよ?」
キスされた頬っぺたに手を当てて摩るオレ。
「きっと、大丈夫に御座います、そーぢ様。折角、二人切りで組んず解れ――ケホケホ。有意義に! そう、有意義に! ――過ごせるのです。私は命を掛けてこの機会を謳歌したい所存に御座いますゆえ」
言ってることは大概だけど、優雅な振る舞いのエリーさんは深々と頭を下げている。
また、凄い不穏当極まりない言葉で返答してきたね?
姉さんが怒ると地獄を見るよ?
命を失わないと良いね、エリーさん。
「お食事ができましたらお呼び致します。渦巻くリビドーを吐き出したくなったら私に遠慮な――」
いつの間にかドアの前で傅くエリーさん。
とんでもないことを言い出してきたので、素早くドアを閉めて締め出したオレだった。
「エリーさん、オレのスマホも持ってちゃって……全く」
そのまま後ろ向きで床に腰を落とし、仰向けになって見慣れた天井を眺める。
先が思いやられるなと、溜息を吐くのだった――。
◇◇◇
「そーぢ様――。そーぢ様――。そんな無防備なら、またチュッチュしちゃいますよ~」
目を開けると――。
「うひゃっ⁉︎」
そこにはエリーさんの迫力の度アップが!
頬っぺたではなく、唇を奪うつもりのタコさん唇で。
「――残念。風邪を引かれますよ」
オレから少し離れて、優雅に静坐するエリーさん。
「お食事のご用意ができております」
三つ指をつき畏って頭を下げた。
「もしかして――寝てました、オレ?」
「それはもう食べて――ケホケホ。愛らしい寝顔全開で」
「ははは――すいません、どーにも疲れていた様ですね。主に貴女所為で」
「下の元気なお姿を見るとまだまだ平気そうに御座いますが? ――もしや、私をオカズに渦巻くリ――」
「断・じ・て、違うから!」
ある一点に視線を固定し、目を見開くオレにとんでもない事を問い質そうとしてきたのを、速攻、否定しておく!
「――冷めない内にお召し上がり下さい」
優雅な振る舞いで静かに立つと、一瞬だけ視線をゴミ箱に飛ばすも、ドアを開けて傍で傅くエリーさんだった。
姉さん、早く帰ってきて!
オレの身が持たないと言うか
俺の貞操がテラヤバいわ!
心の奥でそう叫ぶオレだった――。
―――――――――― つづく。
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