14 / 24
Act.14 街角から始まる非日常について。②
しおりを挟む
「XXXXX」
オレに気付き振り返ったモノ――。
禍々しい四つの眼をオレに向ける、内臓剥き出しの悍しい姿をしている、ヒトでないナニかだった!
「な、なんだ――あれは――⁉︎」
目の当たりにしたモノが理解できずに狼狽するオレ!
「そーぢ様、急に如何な――NoUですって⁉︎ 何故、このような場所に⁉︎」
あとから駆け付けた私服の金髪メイドさんが、悲痛な声で驚愕した!
NoU――ノウ⁉︎ ナニ、それっ⁉︎
特撮の撮影とか、そんな悠長な感じじゃないのは女の子の表情を見れば解るけど!
でも……あんな不気味なモノが現代に居るってのか……見たことも聴いたことも――。
いや……聴いたことあったよ!
「まさか――こいつらが……」
ニュースとかで頻繁に報道されていた事件――行方不明になるヒトや、都心部で熊とかに襲われたとか言っていたのを唐突に思い出した!
「――こちらL! Emergency! 繁華街にてNoUと遭遇! 排除対象は一体、ヒト型! 至急、増援を乞う! 繰り返す――通じない⁉︎」
私服の金髪メイドさんが左腕に身に着けていた腕時計に向かって、鬼気迫る勢いでナニかを必死に告げていた。
更に右手には護身用にしては物騒すぎる、F二〇〇〇と呼ばれている大型自動拳銃を携帯していた――。
時々、付き合わされるサバイバルゲームで、義父さんが主に使っていたのと同じ型式。
蘊蓄も嫌と言うほどに聴かせれた所為で、オレも良く知っていた。
F二〇〇〇は近未来感を漂わせる独特な形状で、存在感も半端ない代モノ。
装弾数は三〇発。
一般に使われるライフル弾を用いた大型自動拳銃。となる。
主に西洋諸国の某特殊部隊や軍が正式採用している、紛れもなく実在する銃火器だった。
法治国家の日本で、そんな本モノを何故に持っていて、何処からそんなモノを出したかなんて些細なことは今はどーでも良い!
「――えーい、儘よっ! 今、助けるからっ!」
ナニが起こっているのかも解らないまま、人為らざるモノに向かって飛び出すオレ!
とにかく解らないことは全て後回しだ!
目の前で小さな女の子が怯えて泣いている。
だったら、今、優先すべき事は――、
助けるしかないでしょってことだ!
「――お、お待ち下さい、そーぢ様⁉︎ 危険に御座います!」
目を見開き驚く私服の金髪メイドさん。
オレがこんな行動を起こすなどとは、夢にも思ってなかったんだろうね。
伏木家に出入りするオレは、大概のことには動じないんでね!
「XXXXX!」
聴き取れない声か唸りかは知らない。
女の子を放り投げて地面に捨てた、人為らざるモノ。
飛び掛かるオレを禍々しい鋭爪で軽く遇らいやがった!
「――な⁉︎」
薙ぎ払われた拍子に禍々しい鋭爪で腹を斬られたオレ。
身を捻って躱そうとするも深く抉られた!
更に丸太の並に太い腕で薙ぎ払われ、地面に叩き付けられた!
「ガハっ!」
本当に軽く薙ぎ払われてしまっただけなのに、地面を勢い良く転がるオレ!
「――そ、そーぢ様⁉︎」
構えた大型自動拳銃で牽制しながら、呻くオレの元に駆け寄る私服の金髪メイドさん!
「痛え……」
抉られた腹から滴る血が衣服を赤く染める。
腹を押さえて立ち上がるオレは、痛みを堪えながら、人為らざるモノを射抜くように見据えた。
小さな女の子が直ぐ近くで気絶しているのが目に止まる――。
脚が竦み、嫌な汗も噴き出る。
しかし、小さな女の子を放って逃げるわけにはいかない。
投げ出された時に逃げてくれていたら良かったんだけど――。
しゃーねぇ、本気で相手してやんよ! ――テメェは潰す!
「こんな危機もあるかと義父さんが持たせてくれてた……この玩具をマジに使うことになるなんてね……」
自重気味に呟いて、サコッシュに入れて携帯していた義父さんに託された玩具を素早く取り出し、勢い良く振り抜くオレ。
ヴォーン
振り抜いた勢いで、縮小していたのが一気に伸びて、独特の起動音をも響かせて蒼く輝いた!
「それは⁉︎ 斗様のオリジナル――ライトセイバーを何故、そーぢ様が⁉︎」
オレを庇うように前に出て、人為らざるモノを必死に牽制していた私服の金髪メイドさん。
背後からの独特の起動音を聴き付け、振り返った瞬間、目を見開いて驚きの声を上げる!
ライトセイバーとは、名前の通り光る剣。
正しくは、高速に動く螺旋状の鋼刃が、高熱を帯びて光っているように見えているに過ぎない。
義父さんのと対を成すこの玩具は、あらゆる対象を削って溶かし斬る。
義父さんが作る玩具――俺的玩具って言うモノは、総じて笑えないモノばかりだ。
本人はやらかした俺的玩具といつも笑って言うけども、そんな生易しいモノじゃない。
その中でも、ある意味で世界最強にも等しいモノが――このライトセイバーだ。
つい最近、妙に含みのある義父さんからの手紙と一緒に同梱されていた。
閉鎖空間に閉じ込められた時なんかに脱出できるように、とかなんとか。
そもそも、そんな事故現場に出会すことは稀だからね。
手紙にはそう書いてあったけど、手紙の文章とか取説を読んで性能を見る限り、そんな目的で持たされたのではないってのだけは伝わってきたから。
まさかの人外が実際に居て、更に使うことになるなんて夢にも思わなかったよ、義父さん。
それに、昨日。
妙に深刻な表情で、オレに告げる義祖父から託された指輪にしてもそう――。
義祖父は思うところって言っていたけど、恐らくこーゆー事態に関係したナニかの対策、或いは予防だったんだろうね。
二人共、知ってたなら隠さずに言ってくれれば良かったのに……。
「鬼の未来さん直伝、オレ流剣術を披露してやんよ! ――舐めんな! バケモノ!」
堂に入った体勢でライトセイバーを構え、僅か一瞬の踏み込みで人為らざるモノの懐に潜り込むオレ。
その瞬間、オレを迎え撃つ人為らざるモノの禍々しい鋭爪が振り抜かれる!
一瞬だった。
「そーぢ様!!!」
ナニが起きたのか解らない私服の金髪メイドさんが叫ぶ!
「XXX――XX⁉︎」
刹那、両腕が胴体から離れ宙を舞った!
「未来さんの指導や稽古は地獄――本当に地獄だった。それに比べりゃ遅ぇし緩いんだよ、テメェは!」
袈裟斬りに斬り上げた姿勢から上段斬り、素早く身を回転させて横薙ぎに叩き斬る!
僅か一瞬――。
瞬きする間に十字に斬られた人為らざるモノ。
断末魔の悲鳴すら上げさせてもらえずに、四つのモノ言わぬ肉塊と化し、地面に崩れ落ちたのだった――。
―――――――――― つづく。
オレに気付き振り返ったモノ――。
禍々しい四つの眼をオレに向ける、内臓剥き出しの悍しい姿をしている、ヒトでないナニかだった!
「な、なんだ――あれは――⁉︎」
目の当たりにしたモノが理解できずに狼狽するオレ!
「そーぢ様、急に如何な――NoUですって⁉︎ 何故、このような場所に⁉︎」
あとから駆け付けた私服の金髪メイドさんが、悲痛な声で驚愕した!
NoU――ノウ⁉︎ ナニ、それっ⁉︎
特撮の撮影とか、そんな悠長な感じじゃないのは女の子の表情を見れば解るけど!
でも……あんな不気味なモノが現代に居るってのか……見たことも聴いたことも――。
いや……聴いたことあったよ!
「まさか――こいつらが……」
ニュースとかで頻繁に報道されていた事件――行方不明になるヒトや、都心部で熊とかに襲われたとか言っていたのを唐突に思い出した!
「――こちらL! Emergency! 繁華街にてNoUと遭遇! 排除対象は一体、ヒト型! 至急、増援を乞う! 繰り返す――通じない⁉︎」
私服の金髪メイドさんが左腕に身に着けていた腕時計に向かって、鬼気迫る勢いでナニかを必死に告げていた。
更に右手には護身用にしては物騒すぎる、F二〇〇〇と呼ばれている大型自動拳銃を携帯していた――。
時々、付き合わされるサバイバルゲームで、義父さんが主に使っていたのと同じ型式。
蘊蓄も嫌と言うほどに聴かせれた所為で、オレも良く知っていた。
F二〇〇〇は近未来感を漂わせる独特な形状で、存在感も半端ない代モノ。
装弾数は三〇発。
一般に使われるライフル弾を用いた大型自動拳銃。となる。
主に西洋諸国の某特殊部隊や軍が正式採用している、紛れもなく実在する銃火器だった。
法治国家の日本で、そんな本モノを何故に持っていて、何処からそんなモノを出したかなんて些細なことは今はどーでも良い!
「――えーい、儘よっ! 今、助けるからっ!」
ナニが起こっているのかも解らないまま、人為らざるモノに向かって飛び出すオレ!
とにかく解らないことは全て後回しだ!
目の前で小さな女の子が怯えて泣いている。
だったら、今、優先すべき事は――、
助けるしかないでしょってことだ!
「――お、お待ち下さい、そーぢ様⁉︎ 危険に御座います!」
目を見開き驚く私服の金髪メイドさん。
オレがこんな行動を起こすなどとは、夢にも思ってなかったんだろうね。
伏木家に出入りするオレは、大概のことには動じないんでね!
「XXXXX!」
聴き取れない声か唸りかは知らない。
女の子を放り投げて地面に捨てた、人為らざるモノ。
飛び掛かるオレを禍々しい鋭爪で軽く遇らいやがった!
「――な⁉︎」
薙ぎ払われた拍子に禍々しい鋭爪で腹を斬られたオレ。
身を捻って躱そうとするも深く抉られた!
更に丸太の並に太い腕で薙ぎ払われ、地面に叩き付けられた!
「ガハっ!」
本当に軽く薙ぎ払われてしまっただけなのに、地面を勢い良く転がるオレ!
「――そ、そーぢ様⁉︎」
構えた大型自動拳銃で牽制しながら、呻くオレの元に駆け寄る私服の金髪メイドさん!
「痛え……」
抉られた腹から滴る血が衣服を赤く染める。
腹を押さえて立ち上がるオレは、痛みを堪えながら、人為らざるモノを射抜くように見据えた。
小さな女の子が直ぐ近くで気絶しているのが目に止まる――。
脚が竦み、嫌な汗も噴き出る。
しかし、小さな女の子を放って逃げるわけにはいかない。
投げ出された時に逃げてくれていたら良かったんだけど――。
しゃーねぇ、本気で相手してやんよ! ――テメェは潰す!
「こんな危機もあるかと義父さんが持たせてくれてた……この玩具をマジに使うことになるなんてね……」
自重気味に呟いて、サコッシュに入れて携帯していた義父さんに託された玩具を素早く取り出し、勢い良く振り抜くオレ。
ヴォーン
振り抜いた勢いで、縮小していたのが一気に伸びて、独特の起動音をも響かせて蒼く輝いた!
「それは⁉︎ 斗様のオリジナル――ライトセイバーを何故、そーぢ様が⁉︎」
オレを庇うように前に出て、人為らざるモノを必死に牽制していた私服の金髪メイドさん。
背後からの独特の起動音を聴き付け、振り返った瞬間、目を見開いて驚きの声を上げる!
ライトセイバーとは、名前の通り光る剣。
正しくは、高速に動く螺旋状の鋼刃が、高熱を帯びて光っているように見えているに過ぎない。
義父さんのと対を成すこの玩具は、あらゆる対象を削って溶かし斬る。
義父さんが作る玩具――俺的玩具って言うモノは、総じて笑えないモノばかりだ。
本人はやらかした俺的玩具といつも笑って言うけども、そんな生易しいモノじゃない。
その中でも、ある意味で世界最強にも等しいモノが――このライトセイバーだ。
つい最近、妙に含みのある義父さんからの手紙と一緒に同梱されていた。
閉鎖空間に閉じ込められた時なんかに脱出できるように、とかなんとか。
そもそも、そんな事故現場に出会すことは稀だからね。
手紙にはそう書いてあったけど、手紙の文章とか取説を読んで性能を見る限り、そんな目的で持たされたのではないってのだけは伝わってきたから。
まさかの人外が実際に居て、更に使うことになるなんて夢にも思わなかったよ、義父さん。
それに、昨日。
妙に深刻な表情で、オレに告げる義祖父から託された指輪にしてもそう――。
義祖父は思うところって言っていたけど、恐らくこーゆー事態に関係したナニかの対策、或いは予防だったんだろうね。
二人共、知ってたなら隠さずに言ってくれれば良かったのに……。
「鬼の未来さん直伝、オレ流剣術を披露してやんよ! ――舐めんな! バケモノ!」
堂に入った体勢でライトセイバーを構え、僅か一瞬の踏み込みで人為らざるモノの懐に潜り込むオレ。
その瞬間、オレを迎え撃つ人為らざるモノの禍々しい鋭爪が振り抜かれる!
一瞬だった。
「そーぢ様!!!」
ナニが起きたのか解らない私服の金髪メイドさんが叫ぶ!
「XXX――XX⁉︎」
刹那、両腕が胴体から離れ宙を舞った!
「未来さんの指導や稽古は地獄――本当に地獄だった。それに比べりゃ遅ぇし緩いんだよ、テメェは!」
袈裟斬りに斬り上げた姿勢から上段斬り、素早く身を回転させて横薙ぎに叩き斬る!
僅か一瞬――。
瞬きする間に十字に斬られた人為らざるモノ。
断末魔の悲鳴すら上げさせてもらえずに、四つのモノ言わぬ肉塊と化し、地面に崩れ落ちたのだった――。
―――――――――― つづく。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
Tactical name: Living dead. “ Fairies never die――. ”
されど電波おやぢは妄想を騙る
SF
遠い昔の記憶なのでやや曖昧だが、その中でも鮮明に残っている光景がある。
企業が作った最先端のロボット達が織りなす、イベントショーのことだった。
まだ小学生だった頃の俺は両親に連れられて、とある博物館へと遊びに来ていた。
そこには色々な目的で作られた、当時の様々な工業機械や実験機などが、解説と一緒に展示されていた。
ラジコンや機械弄りが大好きだった俺は、見たこともない機械の物珍しさに、凄く喜んでいたのを朧げに覚えている。
その中でも人間のように二足歩行し、指や関節の各部を滑らかに動かして、コミカルなショーを演じていたロボットに、一際、興味を惹かれた。
それは目や鼻と言った特徴はない無機質さで、まるで宇宙服を着込んだ小さな人? そんな感じだった。
司会の女性が質問を投げ掛けると、人の仕草を真似て答える。
首を傾げて悩む仕草や、大袈裟に身振り手振りを加えたりと、仰々しくも滑稽に答えていた。
またノリの良い音楽に合わせて、ロボットだけにロボットダンスを披露したりもして、観客らを大いに楽しませていた。
声は声優さんがアテレコしていたのをあとから知るが、当時の俺は中に人が入ってるんじゃね? とか、本気で思っていたりもしていたくらいだ。
結局は人が別室で操作して動かす、正しくロボットに違いはなかった。
だがしかし、今現在は違う。
この僅か数十年でテクノロジーが飛躍的に進歩した現代科学。
それが生み出したロボットに変わるアンドロイドが、一般家庭や職場にも普及し、人と共に生活している時代だからだ。
外皮を覆う素材も数十年の間に切磋琢磨され、今では人間の肌の質感に近くなり、何がどうと言うわけではないが、僅かばかりの作り物臭さが残る程度。
またA.I.の発達により、より本物の人間らしい動き、表情の動きや感情表現までもを見事に再現している。
パッと見ただけでは、直ぐに人間と見分けがつかないくらい、精巧な仕上がりだ。
そんな昔のことを思い出している俺は、なんの因果か今現在、そのアンドロイドらと絶賛交戦中ってわけで――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる