甘い蜜と苦い蜜

五嶋樒榴

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焦れる身体と止まらない蜜

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女性の性器を舐めながら、まさか自分も舐められることがあるなんて、私が今まで生きてきた中で想像すらしたことがなかった。
もちろん男性器をしゃぶりながらされた事は何度もある。
でもそれは当然だった事で。
今している事は非現実的で、私は背徳感に痺れた。

ああ……………。涼香先生、とても上手だわ。
私、イきそう。

肉芽がイきそうになって私は腰をモゾモゾさせて、涼香先生の舌をさらに私が刺激する場所に導いたが、涼香先生は舌の動きをゆっくりに変えてしまった。

あああッ!
違う……………そこじゃないのッ!
違う!
焦らさないで!

私は涼香先生の肉芽を舌先で刺激しながら、我慢できずに腰を震わせ続けた。
涼香先生は分かっていて焦らしているようで、肉芽を舐めながら中に指をズブリと入れた。
私はその刺激に涼香先生の指を締め付けた。
涼香先生が肉芽を舐めるのをやめた。
「ねぇ、指で中、イった事ある?」
涼香先生の言葉に私は考えた。
確かに指や舌で肉芽はイったことがあったが、中はどうだったか覚えがない。
「本当に気持ちの良い、ナカイキさせてあげる」
涼香先生はそう言うと、私を仰向けにして、開脚した脚を私に持っているように言うと指を挿れ、肉芽を舌先で刺激を与えはじめた。
指は別に奥まで入れたわけでもなく、なんだかくすぐったかった。
でも、それが別の刺激へと変わった。
「あッ!……………そこッ!……………あん!あん!ああんッ!」
「ここなのね、里緒奈さんの気持ちいいところ。ほら、すごいでしょ?」
クチュクチュといっていた音が、グジュグジュという音に変わっていた。
「ああッ!あん!……………漏れちゃうッ!……………出ちゃうッ!」
「我慢しないでいいのよ。私の指でイっちゃっていいのよ」
涼香先生の声が、熱を帯びているようにねちっこく感じた。
「イくッ!イくッイくッイくッ!ああん!あーん!」
プシャッと私の中から何かが吹き出した。
涼香先生に責められていた中はヒクヒクと痙攣して気持ち良くて、私の頭の中は真っ白になった。
まるでグッズでイった時の感覚と一緒だった。
愛情がある分、それ以上だった。
「ふふふ。厭らしいなぁ里緒奈さんの××××。パクパクしながらよだれ垂らしてるみたーい」
私は涼香先生の言葉に、恥ずかしいのに嬉しくて堪らなかった。
蜜を垂れ流すだらしのない私の割れ目を、涼香先生は綺麗に舐めとってくれた。
「里緒奈さん、お口開けて」
私は言われる通りに口を開けた。
涼香先生は私の中に入れていた指を私の口の中に入れた。
私は自分の味のする指をしゃぶりながら丁寧に舐めた。
「私のことも、いつかちゃんと気持ち良くできるように教えてあげる。ちゃんと覚えるのよ?」
私は涼香先生の指をしゃぶりながら頷いた。
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