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春の夜の夢
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2年半ぶりの麻人の唇を真騎士は吸った。
舌がヌルヌルと絡みつき、お互いの唾液を交換するように艶かしくキスは続いた。
真騎士は麻人のスーツの上着を脱がしベルトをカチャカチャと外す。
麻人は同時進行で自分でネクタイを外しシャツのボタンも外していた。
足元にスラックスが落ち、シャツの前をはだかせ、麻人は恥ずかしそうに真騎士から目をそらした。
真騎士は麻人を抱き抱えるように背に左腕を回して、右手をボクサーパンツの中に入れた。
「あッ!」
「硬くなってます。俺にこうされたくて仕方なかったですか?」
真騎士は麻人を見つめながら、麻人のモノを扱き始めた。
「このまま扱かれるのは窮屈でしょ?自分でパンツおろして」
麻人は真っ赤になってボクサーパンツを擦り下ろした。
「……………お願い、シャワー浴びさせて」
真っ赤になって麻人は言う。
「朝、シャワー浴びてきたでしょ?良い匂いする」
クンクンと真騎士は麻人の首筋の香りを嗅ぐ。
「だけど……………恥ずかしい」
麻人が真騎士に抱きつく。
「もう待てません。ずっとジリジリして待ってました。麻人さんを抱きたくて仕方なかったんですから」
名前を呼ばれて麻人は嬉しかった。
麻人のモノを扱いていた指が、麻人の後ろ孔の入り口を触る。
「ああッ!波山君!」
「俺の下の名前は?覚えてないとか言わないでくださいよ」
「……………真騎士」
「そう。ふたりの時はそう呼んでください」
真騎士はそう言うと、麻人をベッドに押し倒し、うつ伏せにすると四つん這いにした。
「やぁッ!……………真騎士……………嫌だ。こんな」
自分の恥ずかしい体勢に、麻人は羞恥で声を上げる。
「こんな?何が?こんなに濡らして、何が嫌なんです?」
麻人の先端の鈴口に指を当てると、指で擦り始めた。
「ああッ!……………真騎士!……………お願い……………もっと優しくしてッ!」
「無理です。俺を焦らした罰です。もっと早くに俺を誘惑してくれれば良かったのに」
理不尽なことを言われながら責められ、麻人は身体が痺れていた。
「だって……………恋人が、いたんじゃないかッ!……………僕を弄んでるのは真騎士だ」
「そうされたいんでしょ?ここも自分で解していたんでしょう?」
真騎士は麻人の後ろ孔に指を挿れた。
「指一本なら簡単に入る。どんだけ自分で弄っていたんですか?俺を思い浮かべてた?」
真騎士は指を出し入れして、麻人の反応を楽しむ。
「真騎士!……………あんッ!……………欲しかったの。真騎士がッ!……………お願い!挿れてッ!」
「まだダメです。俺を焦らした罰だ。簡単には挿れない」
真騎士はそう言うと、麻人の後ろ孔に舌を這わせた。
「あああッ!……………んんんッ!……………お願い、焦らさないでッ!……………思いっきり奥に挿れてッ!」
真騎士は無視をして、ひたすら舌を孔に挿れる。
舐められる舌の感覚にもどかしさと快感を感じて麻人は背を仰け反らせる。
「真騎士ッ!」
我慢できずに麻人が自分でモノを扱き始めた。
「全く。どれだけ飢えていたんですか?はしたない」
言葉で責めながら、真騎士はネクタイを緩めて外すと、麻人の手を後ろ手に自分のネクタイで縛った。
「ああッ!真騎士!焦らさないで!お願い!ください。真騎士の×××××ください!」
真騎士は麻人を見てゾクゾクが止まらない。
自分の上司で7歳も年上の美しい男が、自分で弄った孔を晒しながら真騎士を求める。
「堪らねぇな。あんたみたいな綺麗な男が、こんなに淫乱だったなんて」
わざと真騎士は言葉で虐める。
とことんまで貶めたくなる。
「真騎士……………。お願い……………なんでもするから……………真騎士の×××××僕に挿れて」
ダラダラと雫を垂らしながら、後ろ手に拘束された美しい男は、まるで性奴隷のように真騎士を求めた。
その扇情的な姿に真騎士は更なる羞恥を与えた。
舌がヌルヌルと絡みつき、お互いの唾液を交換するように艶かしくキスは続いた。
真騎士は麻人のスーツの上着を脱がしベルトをカチャカチャと外す。
麻人は同時進行で自分でネクタイを外しシャツのボタンも外していた。
足元にスラックスが落ち、シャツの前をはだかせ、麻人は恥ずかしそうに真騎士から目をそらした。
真騎士は麻人を抱き抱えるように背に左腕を回して、右手をボクサーパンツの中に入れた。
「あッ!」
「硬くなってます。俺にこうされたくて仕方なかったですか?」
真騎士は麻人を見つめながら、麻人のモノを扱き始めた。
「このまま扱かれるのは窮屈でしょ?自分でパンツおろして」
麻人は真っ赤になってボクサーパンツを擦り下ろした。
「……………お願い、シャワー浴びさせて」
真っ赤になって麻人は言う。
「朝、シャワー浴びてきたでしょ?良い匂いする」
クンクンと真騎士は麻人の首筋の香りを嗅ぐ。
「だけど……………恥ずかしい」
麻人が真騎士に抱きつく。
「もう待てません。ずっとジリジリして待ってました。麻人さんを抱きたくて仕方なかったんですから」
名前を呼ばれて麻人は嬉しかった。
麻人のモノを扱いていた指が、麻人の後ろ孔の入り口を触る。
「ああッ!波山君!」
「俺の下の名前は?覚えてないとか言わないでくださいよ」
「……………真騎士」
「そう。ふたりの時はそう呼んでください」
真騎士はそう言うと、麻人をベッドに押し倒し、うつ伏せにすると四つん這いにした。
「やぁッ!……………真騎士……………嫌だ。こんな」
自分の恥ずかしい体勢に、麻人は羞恥で声を上げる。
「こんな?何が?こんなに濡らして、何が嫌なんです?」
麻人の先端の鈴口に指を当てると、指で擦り始めた。
「ああッ!……………真騎士!……………お願い……………もっと優しくしてッ!」
「無理です。俺を焦らした罰です。もっと早くに俺を誘惑してくれれば良かったのに」
理不尽なことを言われながら責められ、麻人は身体が痺れていた。
「だって……………恋人が、いたんじゃないかッ!……………僕を弄んでるのは真騎士だ」
「そうされたいんでしょ?ここも自分で解していたんでしょう?」
真騎士は麻人の後ろ孔に指を挿れた。
「指一本なら簡単に入る。どんだけ自分で弄っていたんですか?俺を思い浮かべてた?」
真騎士は指を出し入れして、麻人の反応を楽しむ。
「真騎士!……………あんッ!……………欲しかったの。真騎士がッ!……………お願い!挿れてッ!」
「まだダメです。俺を焦らした罰だ。簡単には挿れない」
真騎士はそう言うと、麻人の後ろ孔に舌を這わせた。
「あああッ!……………んんんッ!……………お願い、焦らさないでッ!……………思いっきり奥に挿れてッ!」
真騎士は無視をして、ひたすら舌を孔に挿れる。
舐められる舌の感覚にもどかしさと快感を感じて麻人は背を仰け反らせる。
「真騎士ッ!」
我慢できずに麻人が自分でモノを扱き始めた。
「全く。どれだけ飢えていたんですか?はしたない」
言葉で責めながら、真騎士はネクタイを緩めて外すと、麻人の手を後ろ手に自分のネクタイで縛った。
「ああッ!真騎士!焦らさないで!お願い!ください。真騎士の×××××ください!」
真騎士は麻人を見てゾクゾクが止まらない。
自分の上司で7歳も年上の美しい男が、自分で弄った孔を晒しながら真騎士を求める。
「堪らねぇな。あんたみたいな綺麗な男が、こんなに淫乱だったなんて」
わざと真騎士は言葉で虐める。
とことんまで貶めたくなる。
「真騎士……………。お願い……………なんでもするから……………真騎士の×××××僕に挿れて」
ダラダラと雫を垂らしながら、後ろ手に拘束された美しい男は、まるで性奴隷のように真騎士を求めた。
その扇情的な姿に真騎士は更なる羞恥を与えた。
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