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再会は嘘の始まり
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千秋から連絡を受けたシティホテルの部屋の前に立つと、美奈子は躊躇いながらもチャイムを鳴らした。
直ぐに部屋のドアが開けられ、美奈子の目の前に千秋が立っている。
千秋は美奈子と2人きりで会うために、有給を取って部屋を用意したのだった。
「良かった。LIN既読になったけど、なかなか来ないからダメかと思った」
美奈子が部屋に入ると、千秋はドアを閉めて直ぐに美奈子を抱きしめる。
ダメならダメで良かったと思う反面、やはり来てくれたことが嬉しかった。
「ごめんなさい。私が誘ったくせに不安にさせて」
千秋の胸に顔をうずめて美奈子は言う。
「あ、ファンデーション付いちゃうね」
美奈子はパッと千秋から離れたが、千秋は美奈子の肩を抱き顎を上げると屈んだ。
唇が重なると、美奈子も千秋の舌を受け入れる。
愛おしむように千秋は美奈子の唇を求め続け、美奈子も千秋の舌を吸う。
「……………嬉しい。やっと美奈子とキスできた。ずっとしたくて仕方なかった」
おでこをくっつけて千秋が言うと、美奈子は千秋の瞳を見つめる。
「私も、千秋君と、キスしたかった。こうして触れたかった」
「美奈子の事、中学卒業までずっと好きだった。勝手な片思いだけど。だから今日が来るなんて思ってなかった」
千秋の言葉に美奈子は驚く。
「私ッ!」
「何も言わなくて良い。俺がずっと言いたかっただけだから」
千秋が美奈子の頬に触れると、美奈子はその手に手のひらを重ねた。
「もっとたくさん触れても良い?もっと美奈子を感じさせて欲しい」
「嬉しい。もっと千秋君に、触れて欲しい」
千秋は美奈子を抱き上げると、そのままベッドに運び静かに降ろした。
スーツの上着を脱ぎ捨てネクタイを外すとワイシャツも脱ぎ捨てた。
引き締まった上半身が露わになると、裕介よりも筋肉質で驚く。
千秋は長い指で美奈子のブラウスのボタンを外し始めた。
「待って!まだ、シャワー浴びてない」
ブラウスの前を開けられて美奈子は我に返る。
「ダメ?もう、待てない」
「だって、恥ずかしいもの。お願い」
流されてここまでしてしまったが、美奈子は千秋の上半身を見て一気に羞恥に襲われた。
本当は、ここに来るまで裕介を裏切ることも怖かったのに、千秋の逞しい筋肉美を見て抱かれたいと思ってしまった。
綺麗な体で全てを愛して欲しいと思った。
「分かった。先に浴びてきて良いよ」
美奈子は静かに起き上がると、乱れたブラウスの前を手で掴んでバスルームに入った。
直ぐに部屋のドアが開けられ、美奈子の目の前に千秋が立っている。
千秋は美奈子と2人きりで会うために、有給を取って部屋を用意したのだった。
「良かった。LIN既読になったけど、なかなか来ないからダメかと思った」
美奈子が部屋に入ると、千秋はドアを閉めて直ぐに美奈子を抱きしめる。
ダメならダメで良かったと思う反面、やはり来てくれたことが嬉しかった。
「ごめんなさい。私が誘ったくせに不安にさせて」
千秋の胸に顔をうずめて美奈子は言う。
「あ、ファンデーション付いちゃうね」
美奈子はパッと千秋から離れたが、千秋は美奈子の肩を抱き顎を上げると屈んだ。
唇が重なると、美奈子も千秋の舌を受け入れる。
愛おしむように千秋は美奈子の唇を求め続け、美奈子も千秋の舌を吸う。
「……………嬉しい。やっと美奈子とキスできた。ずっとしたくて仕方なかった」
おでこをくっつけて千秋が言うと、美奈子は千秋の瞳を見つめる。
「私も、千秋君と、キスしたかった。こうして触れたかった」
「美奈子の事、中学卒業までずっと好きだった。勝手な片思いだけど。だから今日が来るなんて思ってなかった」
千秋の言葉に美奈子は驚く。
「私ッ!」
「何も言わなくて良い。俺がずっと言いたかっただけだから」
千秋が美奈子の頬に触れると、美奈子はその手に手のひらを重ねた。
「もっとたくさん触れても良い?もっと美奈子を感じさせて欲しい」
「嬉しい。もっと千秋君に、触れて欲しい」
千秋は美奈子を抱き上げると、そのままベッドに運び静かに降ろした。
スーツの上着を脱ぎ捨てネクタイを外すとワイシャツも脱ぎ捨てた。
引き締まった上半身が露わになると、裕介よりも筋肉質で驚く。
千秋は長い指で美奈子のブラウスのボタンを外し始めた。
「待って!まだ、シャワー浴びてない」
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「ダメ?もう、待てない」
「だって、恥ずかしいもの。お願い」
流されてここまでしてしまったが、美奈子は千秋の上半身を見て一気に羞恥に襲われた。
本当は、ここに来るまで裕介を裏切ることも怖かったのに、千秋の逞しい筋肉美を見て抱かれたいと思ってしまった。
綺麗な体で全てを愛して欲しいと思った。
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美奈子は静かに起き上がると、乱れたブラウスの前を手で掴んでバスルームに入った。
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