あなたの指先で触れられたい

五嶋樒榴

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甘露

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先生の好きな所

誰にでも優しい
頭が良い
笑顔が素敵
頼り甲斐がある
大人で素敵
背が高い
声が低くてセクシー
筋肉質でガッチリしてる
イケメン
手が大きい

僕を甘やかせてくれる
そして、キスが上手い

真冬は頭の中で、蓮見の良いところを思い浮かべて、指を唇に触れさせた。
もう何度も蓮見とキスをしているが、もっともっと蓮見とキスがしたくて堪らない。
真冬の全身がキスの嵐になっても、真冬は嬉しくて仕方ない。
ただ、初めて蓮見が真冬の身体にキスした時に、真冬がモノを触られて嫌がってからは触ってくれなくなり、正直、なぜ恥ずかしがったのかと後悔していた。

本当は先生の指で触れて欲しい。
あの時みたいに感じたいのに。
でも、僕のいやがる事、先生はしない。
僕を傷つける事をしないようにしてくれてる。
だから次はもう抵抗しない。
素直になる。
先生に今すぐ触れて欲しい。

真冬はそう思いながら切なくて胸が苦しかった。

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