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1番大切な人
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郁也とのことが、きちんと収束した事を橋元は礼央に電話で報告した。
『悪い人じゃなくて良かった。本当は少しだけ怖かったんだ。総司のストーカーになったらと』
礼央は本音を吐露する。
「ごめんな、不安にさせて。俺が先回りして礼央に言ってしまったから悪かったんだけどさ」
ホテルでの事を思い出して礼央は真っ赤になった。楽しかった時間を思い出す。
『ううん。あの時ちゃんと話してくれたから、心構えも出来てたんだと思う。今思えば、良いタイミングであの人と会えて良かったって思ってるよ』
偶然とは言え、郁也とコーヒーショップで会えたことは良かったんだと橋元も思った。
「礼央は強いな。もしかしたら、コーヒーショップで最悪の出会いがあったかもしれないのに」
橋元は空を見上げながら言う。
青い空に雲が少しだけ出ていた。
『うん。でも、僕は総司が好きだから。相手がどんな人でも、僕はちゃんと自分の気持ちを言って、総司から離れるつもりもなかったから』
礼央に愛されている実感が橋元に湧く。
失いたくないと本心で思った。
「礼央。愛してる。礼央と出会えて」
『総司。その続きは、会ったときに言って。直接聞きたい』
礼央の言葉に、橋元はフッと笑った。
「分かったよ。耳元でたっぷり告白してあげる」
橋元が言うと礼央は笑う。
『それってなんかエッチに聞こえる。総司ってやっぱりスケベ』
礼央の甘い声に橋元は幸せを感じる。
こんなにも誰かを好きになったのは、本当に久しぶりだし、礼央がやっぱり1番好きだと自覚した。
「そろそろ診察始まるから電話切るよ」
もっと礼央の声が聞きたいがそれは時間的に無理だった。
『はい。午後も頑張ってね。愛してる』
礼央の声が擽ったい。
早く顔が見たい。
抱きしめたい。
キスがしたい。
「愛してる」
橋元もそう言うと、通話を終わらせた。
礼央の声を聞いて、澄んだ青空のように気分も晴れ渡る。
礼央と次に会ったら、いっぱいしたい事を考えながら診察室に向かった。
『悪い人じゃなくて良かった。本当は少しだけ怖かったんだ。総司のストーカーになったらと』
礼央は本音を吐露する。
「ごめんな、不安にさせて。俺が先回りして礼央に言ってしまったから悪かったんだけどさ」
ホテルでの事を思い出して礼央は真っ赤になった。楽しかった時間を思い出す。
『ううん。あの時ちゃんと話してくれたから、心構えも出来てたんだと思う。今思えば、良いタイミングであの人と会えて良かったって思ってるよ』
偶然とは言え、郁也とコーヒーショップで会えたことは良かったんだと橋元も思った。
「礼央は強いな。もしかしたら、コーヒーショップで最悪の出会いがあったかもしれないのに」
橋元は空を見上げながら言う。
青い空に雲が少しだけ出ていた。
『うん。でも、僕は総司が好きだから。相手がどんな人でも、僕はちゃんと自分の気持ちを言って、総司から離れるつもりもなかったから』
礼央に愛されている実感が橋元に湧く。
失いたくないと本心で思った。
「礼央。愛してる。礼央と出会えて」
『総司。その続きは、会ったときに言って。直接聞きたい』
礼央の言葉に、橋元はフッと笑った。
「分かったよ。耳元でたっぷり告白してあげる」
橋元が言うと礼央は笑う。
『それってなんかエッチに聞こえる。総司ってやっぱりスケベ』
礼央の甘い声に橋元は幸せを感じる。
こんなにも誰かを好きになったのは、本当に久しぶりだし、礼央がやっぱり1番好きだと自覚した。
「そろそろ診察始まるから電話切るよ」
もっと礼央の声が聞きたいがそれは時間的に無理だった。
『はい。午後も頑張ってね。愛してる』
礼央の声が擽ったい。
早く顔が見たい。
抱きしめたい。
キスがしたい。
「愛してる」
橋元もそう言うと、通話を終わらせた。
礼央の声を聞いて、澄んだ青空のように気分も晴れ渡る。
礼央と次に会ったら、いっぱいしたい事を考えながら診察室に向かった。
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