長い夜、蒼い月

五嶋樒榴

文字の大きさ
上 下
87 / 149
狂気の嫉妬

87

しおりを挟む
優姫はびっくりしたが、ジェイクの顔があまりにも色っぽくてドキドキした。

「ユーキが気持ちいいことするから、先イっちゃったよ」

照れながら、優姫の腹をティッシュで綺麗にした。

「だって、してみたかったんだもん」

優姫も照れている。ジェイクがイってくれて嬉しい。

「今度はユーキが気持ちよくなる番」

ジェイクは舐めていた部分を再び舐め始める。キツい入り口に舌を当てるとほぐすように舌で攻める。
柔らかいそこに中指を当て、少しだけ中に入れてみた。

「あんッ」

優姫がビクビクする。
ジェイクは優しく広げるように指を少しずつ入れる。少しでも痛がったら抜くつもりだった。
優姫は息を弾ませているが痛がりはしない。

「なんか変。気持ちいい」

中をヒクヒクさせてジェイクの指を時折締め付け、ジェイクが出し入れすると優姫はビクビク身体を震わせる。

「あん、気持ちいいよぉ」

深く入れず入り口よりで激しく出し入れすると、優姫は身体を硬直させた。

「やん、変。気持ちいい。イっちゃう」

優姫の腰がジェイクの指の動きに合わせて動く。ぎゅーっと指を締め付けると優姫は中でイってしまった。

「こんなの初めて」

優姫がジェイクに抱きつく。

「すごく気持ちよかったの」
 
「そのうち、俺のでもっと気持ちよくしてあげる。少し、今挿れてみる?」

ジェイクもまた復活していた。優姫はコクンと頷いた。
ジェイクが先端を優姫の露で濡らすと入り口に当てる。流石に柔らかくほぐれていても指の様には入らない。
ゆっくりゆっくり、先端を入り口に挿れた。

「ああん!」

「キツいな、やっぱり。ユーキ力抜いて」

優姫が力を抜いても、入り口が狭すぎる。慎重に少しずつジェイクは挿れていく。

「あん!ダメッ!痛いよぉ」

締め付けがキツくてジェイクも流石に抜いた。

「とりあえず今で3分の1かな。これから少しずつ挿れような」

ジェイクは優姫を抱き寄せ腕枕をした。内心は前途多難と苦笑した。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

私を犯してください♡ 爽やかイケメンに狂う人妻

花野りら
恋愛
人妻がじわじわと乱れていくのは必読です♡

ミックスド★バス~湯けむりマッサージは至福のとき

taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。 温子の疲れを癒そうと、水川が温泉旅行を提案。温泉地での水川からのマッサージに、温子は身も心も蕩けて……❤︎ ミックスド★バスの第4弾です。

【完結*R-18】あいたいひと。

瑛瑠
恋愛
あのひとの声がすると、ドキドキして、 あのひとの足音、わかるようになって あのひとが来ると、嬉しかった。 すごく好きだった。 でも。なにもできなかった。 あの頃、好きで好きでたまらなかった、ひと。 突然届いた招待状。 10年ぶりの再会。 握りしめたぐしゃぐしゃのレシート。 青いネクタイ。 もう、あの時のような後悔はしたくない。 また会いたい。 それを望むことを許してもらえなくても。 ーーーーー R-18に ※マークつけてますのでご注意ください。

冷酷社長に甘く優しい糖分を。

氷萌
恋愛
センター街に位置する高層オフィスビル。 【リーベンビルズ】 そこは 一般庶民にはわからない 高級クラスの人々が生活する、まさに異世界。 リーベンビルズ経営:冷酷社長 【柴永 サクマ】‐Sakuma Shibanaga- 「やるなら文句・質問は受け付けない。  イヤなら今すぐ辞めろ」 × 社長アシスタント兼雑用 【木瀬 イトカ】-Itoka Kise- 「やります!黙ってやりますよ!  やりゃぁいいんでしょッ」 様々な出来事が起こる毎日に 飛び込んだ彼女に待ち受けるものは 夢か現実か…地獄なのか。

甘い蜜と苦い蜜

五嶋樒榴
恋愛
美しいあの人は、私の心と身体を潤してくれた。 知ってしまった甘い蜜を私は吸い続ける。 夫の浮気を知りながら、私は知らないフリをする。 離婚の言葉もよぎったけど、気がつけば、私も別の快楽の虜になっていた。 夫は生活費をくれる人。 あの人は幸せをくれる人。 私はズルい女ですか? 女性同士の性描写に嫌悪感がある方はご注意ください。

運命的に出会ったエリート弁護士に身も心も甘く深く堕とされました

美並ナナ
恋愛
祖父は大学病院理事、父は病院経営という 医者一族の裕福な家に生まれた香澄。 傍目には幸せに見える家庭は実は冷え切っており、 内心では寂しさを抱えているが、 親の定めたレールに沿って、 これまで品行方正に生きてきた。 最近はお見合いによって婚約者も決まり、 その相手とお付き合いを重ねている。 だが、心も身体も満たされない。 このままこの人と結婚するのかと考えると、 「私も一度くらいハメを外してみたい」と つい思ってしまう始末だった。 そんなある日、 香澄にドラマのような偶然の出会いが訪れ、 見惚れるような眉目秀麗な男性と一夜を共にする。 一夜限りの冒険のつもりで 最高に満たされた夜を過ごした香澄だったが、 数日後にまたしても彼と運命的に再会を果たして――? ※ヒロインは婚約者がいながら他の男性と浮気をする状態となります。清廉潔白なヒロインではないためご了承ください。 ※本作は、エブリスタ・ムーンライトノベルズでも掲載しています(エブリスタでのタイトルは「Blind Destiny 〜秘めたる想いが交わるとき〜」です)。

腹黒上司が実は激甘だった件について。

あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。 彼はヤバいです。 サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。 まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。 本当に厳しいんだから。 ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。 マジで? 意味不明なんだけど。 めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。 素直に甘えたいとさえ思った。 だけど、私はその想いに応えられないよ。 どうしたらいいかわからない…。 ********** この作品は、他のサイトにも掲載しています。

処理中です...