12 / 149
恋も二度目なら
12
しおりを挟む
個人投資家のデイトレーダーのように、自分の資産を増やすだけならまだ気が楽だが、損を出せば即結果に出るプロとしては、株式市場が動いている間は気が休まらない。
だから一夜は睡眠に関して妥協はしない。睡眠が足りないと頭が回らないのだ。
慣れない日本に来てしばらく、時差とホテル住まいのストレスもあり、正直体調がイマイチだった。
もちろんそれで仕事に支障をきたす事はなかった。
でもあの日、栞に出会った。
「人事部の千堂栞です」
可愛い顔をした、子供みたいに小さい女の子だと思ったのが第一印象。
「ホテル住まいで困ったことがありましたら、なんでもいいつけてください。欲しいものがあれば、言っていただければ用意します」
正直栞は、仕事ができそうには見えなかった。
「アンソニーさん?」
一夜が無言でじっと自分を見つめるので、栞は心配になって一夜の本名を呼んだ。
「あ、ごめん。その時はよろしく。それと社内では一夜で通してるので、僕を呼ぶ時はそれでよろしく」
栞は素直に頷いた。
はじめての出会いはこれで終わった。
でも次に会った時、一夜はストレスでさらに睡眠があまり良く取れていなかった。
栞に買ってきてもらったものを運んでもらった時に、ベッドで一緒に寝るように頼んだ。
小さな身体に甘い香り。人肌に飢えていたので、栞は格好の抱き枕になった。
もっと触りたい。
一夜の理性が止まらず、ブラウスの上から栞の胸を揉む。
「い、一夜さん、外国の方なんで、すか?会社から、も、もらった情報は、アンソニーとなっていたので」
胸を揉まれ、でも抵抗できず、名前の事を栞は聞いた。
「僕、クォーターだから」
それだけ言うと、一夜はずっと胸を揉みしだく。
我慢してる栞の身体がこわばっていることも知っている。でも震えてはいなかった。
恐怖を感じているようには一夜は感じず、手を伸ばしスカートの中に手を入れた。
ギュッと脚を閉じていたが、前から手を滑らせ、下着の上から湿っている部分を指で擦った。
さらに甘い香りを放ち、栞がピクピクと動く。
暖かくて気持ちよくて、一夜はそのまま眠ってしまった。
その時、栞の存在が興味に変わった。
小さい身体には少し不釣り合いだった豊満な胸。
下着越しでもあんなに感じる身体。
栞を自分好みに開花させてみたいと、男の欲望が湧き上がってしまった。
これがきっかけとなり、一夜は栞を部屋に呼ぶようになった。
だから一夜は睡眠に関して妥協はしない。睡眠が足りないと頭が回らないのだ。
慣れない日本に来てしばらく、時差とホテル住まいのストレスもあり、正直体調がイマイチだった。
もちろんそれで仕事に支障をきたす事はなかった。
でもあの日、栞に出会った。
「人事部の千堂栞です」
可愛い顔をした、子供みたいに小さい女の子だと思ったのが第一印象。
「ホテル住まいで困ったことがありましたら、なんでもいいつけてください。欲しいものがあれば、言っていただければ用意します」
正直栞は、仕事ができそうには見えなかった。
「アンソニーさん?」
一夜が無言でじっと自分を見つめるので、栞は心配になって一夜の本名を呼んだ。
「あ、ごめん。その時はよろしく。それと社内では一夜で通してるので、僕を呼ぶ時はそれでよろしく」
栞は素直に頷いた。
はじめての出会いはこれで終わった。
でも次に会った時、一夜はストレスでさらに睡眠があまり良く取れていなかった。
栞に買ってきてもらったものを運んでもらった時に、ベッドで一緒に寝るように頼んだ。
小さな身体に甘い香り。人肌に飢えていたので、栞は格好の抱き枕になった。
もっと触りたい。
一夜の理性が止まらず、ブラウスの上から栞の胸を揉む。
「い、一夜さん、外国の方なんで、すか?会社から、も、もらった情報は、アンソニーとなっていたので」
胸を揉まれ、でも抵抗できず、名前の事を栞は聞いた。
「僕、クォーターだから」
それだけ言うと、一夜はずっと胸を揉みしだく。
我慢してる栞の身体がこわばっていることも知っている。でも震えてはいなかった。
恐怖を感じているようには一夜は感じず、手を伸ばしスカートの中に手を入れた。
ギュッと脚を閉じていたが、前から手を滑らせ、下着の上から湿っている部分を指で擦った。
さらに甘い香りを放ち、栞がピクピクと動く。
暖かくて気持ちよくて、一夜はそのまま眠ってしまった。
その時、栞の存在が興味に変わった。
小さい身体には少し不釣り合いだった豊満な胸。
下着越しでもあんなに感じる身体。
栞を自分好みに開花させてみたいと、男の欲望が湧き上がってしまった。
これがきっかけとなり、一夜は栞を部屋に呼ぶようになった。
0
お気に入りに追加
35
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ミックスド★バス~湯けむりマッサージは至福のとき
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
温子の疲れを癒そうと、水川が温泉旅行を提案。温泉地での水川からのマッサージに、温子は身も心も蕩けて……❤︎
ミックスド★バスの第4弾です。
冷徹上司の、甘い秘密。
青花美来
恋愛
うちの冷徹上司は、何故か私にだけ甘い。
「頼む。……この事は誰にも言わないでくれ」
「別に誰も気にしませんよ?」
「いや俺が気にする」
ひょんなことから、課長の秘密を知ってしまいました。
※同作品の全年齢対象のものを他サイト様にて公開、完結しております。
運命的に出会ったエリート弁護士に身も心も甘く深く堕とされました
美並ナナ
恋愛
祖父は大学病院理事、父は病院経営という
医者一族の裕福な家に生まれた香澄。
傍目には幸せに見える家庭は実は冷え切っており、
内心では寂しさを抱えているが、
親の定めたレールに沿って、
これまで品行方正に生きてきた。
最近はお見合いによって婚約者も決まり、
その相手とお付き合いを重ねている。
だが、心も身体も満たされない。
このままこの人と結婚するのかと考えると、
「私も一度くらいハメを外してみたい」と
つい思ってしまう始末だった。
そんなある日、
香澄にドラマのような偶然の出会いが訪れ、
見惚れるような眉目秀麗な男性と一夜を共にする。
一夜限りの冒険のつもりで
最高に満たされた夜を過ごした香澄だったが、
数日後にまたしても彼と運命的に再会を果たして――?
※ヒロインは婚約者がいながら他の男性と浮気をする状態となります。清廉潔白なヒロインではないためご了承ください。
※本作は、エブリスタ・ムーンライトノベルズでも掲載しています(エブリスタでのタイトルは「Blind Destiny 〜秘めたる想いが交わるとき〜」です)。
【完結*R-18】あいたいひと。
瑛瑠
恋愛
あのひとの声がすると、ドキドキして、
あのひとの足音、わかるようになって
あのひとが来ると、嬉しかった。
すごく好きだった。
でも。なにもできなかった。
あの頃、好きで好きでたまらなかった、ひと。
突然届いた招待状。
10年ぶりの再会。
握りしめたぐしゃぐしゃのレシート。
青いネクタイ。
もう、あの時のような後悔はしたくない。
また会いたい。
それを望むことを許してもらえなくても。
ーーーーー
R-18に ※マークつけてますのでご注意ください。
ドSな上司は私の本命
水天使かくと
恋愛
ある会社の面接に遅刻しそうな時1人の男性が助けてくれた!面接に受かりやっと探しあてた男性は…ドSな部長でした!
叱られても怒鳴られても彼が好き…そんな女子社員にピンチが…!
ドS上司と天然一途女子のちょっと不器用だけど思いやりハートフルオフィスラブ!ちょっとHな社長の動向にもご注目!外部サイトでは見れないここだけのドS上司とのHシーンが含まれるのでR-15作品です!
セフレはバツイチ上司
狭山雪菜
恋愛
「浮気というか他の方とSEXするつもりなら、事前に言ってください、ゴムつけてもらいます」
「ぷっくく…分かった、今の所随分と他の人としてないし、したくなったらいうよ」
ベッドで正座をする2人の頓珍漢な確認事項が始まった
町田優奈 普通のOL 28歳
これから、上司の峰崎優太郎みねざきゆうたろう42歳に抱かれる
原因は…私だけど、了承する上司も上司だ
お互い絶倫だと知ったので、ある約束をする
セフレ上司との、恋
こちらの作品は「小説家になろう」にも掲載されてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる