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番外編 Step2・しほな
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私の同級生、鉈賀久利は、クラスの中で人気者。
始めて彼を見たとき、このクラスで一番イケメンって思った。
授業中によくシャーペンを回してるんだけど、その指が長くて綺麗だなーって、つい見入ってしまった。
でも彼はその視線を別の意味に捉えてたようで
「回してんの、そんなに見てて楽しい?」
って、真顔で言われた時は、私の邪な気持ちに気付かれなくてホッとした。
だって久利は、私を友達以上に見てくれないから。
夏休み前に、久利は彼女が出来た。
久利を狙っていた子は、抜け駆けだって騒いでいた。
恋愛って、どれだけ勇気があるかって事でしょ?
抜け駆けしたんじゃなく、彼女は勝者だっただけ。
そんな私にも、告白してきた人がいる。1年上の先輩。同じテニス部。
「良かったら、付き合ってくれないかな」
優しくてカッコ良いけど、もうその時私は久利が好きだった。
「ごめんなさい。私、好きな人います」
その後、変な関係になるのが怖かったけど、先輩はその後も優しく普通に接してくれた。
始めて彼を見たとき、このクラスで一番イケメンって思った。
授業中によくシャーペンを回してるんだけど、その指が長くて綺麗だなーって、つい見入ってしまった。
でも彼はその視線を別の意味に捉えてたようで
「回してんの、そんなに見てて楽しい?」
って、真顔で言われた時は、私の邪な気持ちに気付かれなくてホッとした。
だって久利は、私を友達以上に見てくれないから。
夏休み前に、久利は彼女が出来た。
久利を狙っていた子は、抜け駆けだって騒いでいた。
恋愛って、どれだけ勇気があるかって事でしょ?
抜け駆けしたんじゃなく、彼女は勝者だっただけ。
そんな私にも、告白してきた人がいる。1年上の先輩。同じテニス部。
「良かったら、付き合ってくれないかな」
優しくてカッコ良いけど、もうその時私は久利が好きだった。
「ごめんなさい。私、好きな人います」
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