52 / 127
久利・約束
1
しおりを挟む
朝まで愛し合った俺たちは、すっと深い眠りに落ちてしまった。
満たされた疲労に俺は、隣で眠る茉莉花に安心したのだろう。
また俺の腕の中に戻ってきた天使は、無邪気に俺を虜にした。
頬に温かい掌を感じて、俺は静かに目を開いた。
天使の微笑みが俺を見つめていた。
まだ寝ぼけている俺に、茉莉花は両手を広げ、ふくよかな胸で俺の頭を包む。
すべすべの白い肌が、甘い香りが、優しい温もりが俺を包んでいる。
天使が女神になった。
なんて思いながら、茉莉花が俺の頭を愛おしそうに撫でているのを大人しく受け入れた。
「気持ちいい。安心する」
俺はそう言って、顔を埋めていた茉莉花の膨らみを両手で包んだ。
茉莉花はビクンと反応して、俺の耳元に甘い息を吹きかけた。
焦らすように膨らみを揉み、わざと敏感に突起した場所には触れないように膨らみに舌を這わせた。
「意地悪ぅ」
切なそうな茉莉花の声。
意地悪なのは、茉莉花の方。
寝起きからこんなエロいことされたら、また俺は止まらなくなるのに。
満たされた疲労に俺は、隣で眠る茉莉花に安心したのだろう。
また俺の腕の中に戻ってきた天使は、無邪気に俺を虜にした。
頬に温かい掌を感じて、俺は静かに目を開いた。
天使の微笑みが俺を見つめていた。
まだ寝ぼけている俺に、茉莉花は両手を広げ、ふくよかな胸で俺の頭を包む。
すべすべの白い肌が、甘い香りが、優しい温もりが俺を包んでいる。
天使が女神になった。
なんて思いながら、茉莉花が俺の頭を愛おしそうに撫でているのを大人しく受け入れた。
「気持ちいい。安心する」
俺はそう言って、顔を埋めていた茉莉花の膨らみを両手で包んだ。
茉莉花はビクンと反応して、俺の耳元に甘い息を吹きかけた。
焦らすように膨らみを揉み、わざと敏感に突起した場所には触れないように膨らみに舌を這わせた。
「意地悪ぅ」
切なそうな茉莉花の声。
意地悪なのは、茉莉花の方。
寝起きからこんなエロいことされたら、また俺は止まらなくなるのに。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説


お飾りな妻は何を思う
湖月もか
恋愛
リーリアには二歳歳上の婚約者がいる。
彼は突然父が連れてきた少年で、幼い頃から美しい人だったが歳を重ねるにつれてより美しさが際立つ顔つきに。
次第に婚約者へ惹かれていくリーリア。しかし彼にとっては世間体のための結婚だった。
そんなお飾り妻リーリアとその夫の話。

あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます
おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」
そう書き残してエアリーはいなくなった……
緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。
そう思っていたのに。
エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて……
※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。
(完結)貴方から解放してくださいー私はもう疲れました(全4話)
青空一夏
恋愛
私はローワン伯爵家の一人娘クララ。私には大好きな男性がいるの。それはイーサン・ドミニク。侯爵家の子息である彼と私は相思相愛だと信じていた。
だって、私のお誕生日には私の瞳色のジャボ(今のネクタイのようなもの)をして参加してくれて、別れ際にキスまでしてくれたから。
けれど、翌日「僕の手紙を君の親友ダーシィに渡してくれないか?」と、唐突に言われた。意味がわからない。愛されていると信じていたからだ。
「なぜですか?」
「うん、実のところ私が本当に愛しているのはダーシィなんだ」
イーサン様は私の心をかき乱す。なぜ、私はこれほどにふりまわすの?
これは大好きな男性に心をかき乱された女性が悩んで・・・・・・結果、幸せになったお話しです。(元さやではない)
因果応報的ざまぁ。主人公がなにかを仕掛けるわけではありません。中世ヨーロッパ風世界で、現代的表現や機器がでてくるかもしれない異世界のお話しです。ご都合主義です。タグ修正、追加の可能性あり。

お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。

さあ 離婚しましょう、はじめましょう
美希みなみ
恋愛
約束の日、私は大好きな人と離婚した。
そして始まった新しい関係。
離婚……しましたよね?
なのに、どうしてそんなに私を気にかけてくれるの?
会社の同僚四人の恋物語です。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる