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茉莉花・もう迷わない
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ベッドの中で目が覚めた。
あたしも久利も、裸のまま寝てしまったみたい。
時計は昼12時を過ぎていた。
久利の温もりを感じながら、あたしは幸せに浸っていた。
寝顔もステキな王子様は、もともと毛深くないせいか髭もほとんど生えてない。
でも睫毛が長くてたまに羨ましかった。
精悍な顔の頬に軽く手を添えた。
眠れる王子は、んーって唸って眠そうに目を開けた。
「おはよ」
低い掠れ声。
頬に触れていたあたしの手を軽く握って、寝起き王子様は満足そうな笑顔。
「おはよう」
あたしはそう言って腕を伸ばすと、久利の顔をあたしの胸に埋めて彼の頭を優しく包んで撫でた。
あたしも久利も、裸のまま寝てしまったみたい。
時計は昼12時を過ぎていた。
久利の温もりを感じながら、あたしは幸せに浸っていた。
寝顔もステキな王子様は、もともと毛深くないせいか髭もほとんど生えてない。
でも睫毛が長くてたまに羨ましかった。
精悍な顔の頬に軽く手を添えた。
眠れる王子は、んーって唸って眠そうに目を開けた。
「おはよ」
低い掠れ声。
頬に触れていたあたしの手を軽く握って、寝起き王子様は満足そうな笑顔。
「おはよう」
あたしはそう言って腕を伸ばすと、久利の顔をあたしの胸に埋めて彼の頭を優しく包んで撫でた。
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