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夏休みを満喫してます。
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優星は風呂から上がりウッドデッキで夜空を見ていると、明星を寝かしつけた美峰が隣にやって来た。
「ごめんね、洗い物させて」
美峰は恐縮しながら言う。
「もう慣れた」
笑いながら優星が言うと、ふたりは並んで夜空を見る。
東京とは違う輝きの星たちに、優星と美峰は見惚れる。
「天気が良くて良かった。明日もいい天気だね」
美峰が言うと、優星は美峰を抱きしめたくなる。
ただ、誰に見られるか分からないのでそこはグッと我慢した。
「ねぇ。寝室、2部屋あって良かったね」
優星が美峰に言うと、美峰は真っ赤になる。
「ダメ?」
優星が誘うと美峰は首を振る。
「……ダメじゃない。でも、明日プール大丈夫?疲れない?」
気遣って美峰が聞くと優星は笑う。
「大丈夫だよ。って、もう我慢できない。美峰不足」
優星が言うと美峰はプッと笑う。
「じゃあ、部屋行く?」
美峰が誘うと、優星は嬉しそうに笑う。
「キッチンでビール持っていくか」
優星は冷蔵庫からビールを取ると、それを持って2階の部屋に向かった。
美峰もその後をついて行く。
エアコンを付けていたので部屋は涼しかった。
ふたりはベッドに腰掛けるとビールで乾杯した。
「お疲れ」
「お疲れ様」
ゴクゴクとビールで喉を潤す。
「はぁー!美味い!」
本当に旨そうに優星は半分まで一気に飲んだ。
「うん!美味しいね」
美峰も喉の渇きが癒えた。
「美峰」
優星は美峰に顔を近付けると、優しく唇を重ねた。
「残りは後でね」
優星は美峰からビールを取り上げサイドチェストにビールを置き、美峰をベッドに倒すと再び唇を求める。
チュッチュッと唇を啄み合う音が響く。
その音も舌が絡まり合うと、ネットリとした水音に変わってきた。
優星の手が美峰のTシャツを捲し上げ、現れた乳首をカリッと噛む。ジュッジュッと強く吸われると、小さな乳首は直ぐに固くなり、優星の舌で弄ばれる。舌先で転がされ続けると、美峰の身体は火照ってきた。
「美峰…………どうする?もう挿れる?」
優星は首筋に舌を這わせながら耳元で囁く。
「…………もっと弄って。優星に弄って欲しい」
美峰のおねだりに優星はフッと微笑む。
「我慢できないのは、美峰も一緒だね」
「だからッ!今夜はシちゃいけないって思ったのぉ」
美峰は硬くなった優星の熱の塊を握った。
「…………最近、大胆だよね。美峰はベッドに入るとズルい。俺を激しく惑わすのは美峰だよ」
優星がプルプル震えるのを感じながら美峰は優星のモノを上下に扱く。
「あッ…………くッ!…………気持ちいい」
優星は震えながら美峰の孔に指を当てる。
「あッ!…………やぁッ!」
美峰も悶えて声が上がる。声を出さないように、優星のモノを頬張った。
ジュポジュポと優星の指が激しく美峰を責め続ける。
美峰は感じながらも優星のモノを咥えて舌を絡ませる。
「…………美峰…………ダメだ。出るッ!美峰の中に挿れたいよ」
優星のこのセリフが美峰にとっては嬉しい。自分を欲しがる艶のある声に感じてしまう。
「来て、優星」
優星は美峰の脚を広げて身体を滑り込ませる。グッと美峰の中に優星は押し込む。
「あッ!んんッ!……あんッ!……あんあん!」
ガクガクと美峰は震える。
優星と一つになれただけで呆気なく美峰はイってしまう。
優星も擦れる熱に、感じ過ぎてしまう自分をコントロールしながらも、美峰がイく度にキツく締め付けられて、敏感な部分が悲鳴を上げそうなほど我慢の限界が近づいてきた。
「美峰…………気持ち良すぎッ!美峰!」
優星は美峰にキスをしながら達してしまった。
ドクドクといつもと違う感覚で、美峰の中に熱いものが感じられる。
「…………ごめん。中に……出しちゃった」
美峰にぴったりくっついて優星は言う。
「…………だよね?着けてなかったよね?」
優星は、初めて生で美峰の中に放出してしまった。
萎んでくると、ズルッと美峰の中から優星は抜け出て行った。
「気持ち良すぎてそのまましてみたかった」
恥ずかしそうに優星が言うと、美峰は中に出されたものが出てくる感触にびっくりして孔を締める。
「やだッ!出てくるぅ」
真っ赤になって悶える美峰に、優星は慌てて何枚もティッシュを渡す。
「もうッ!ばかぁ」
恥ずかしくて美峰は怒るが、その目が潤んでいて、色っぽい美峰に優星は微笑む。
「ごめん、ごめん。でも、ちょっと……だいぶ嬉しいかな」
優星は悪戯っ子の顔で言う。
その顔を見て美峰は優星にチュッとキスをした。
「…………また、無しでしても良いよ」
小さな声で、恥ずかしそうに美峰が言うと優星は美峰を抱きしめる。
「うん。なるべく着けるようにするけど、たまには無しで美峰と繋がりたい。美峰は俺だけのものだし、俺も美峰だけのものだから」
優星の言葉が嬉しすぎて美峰は優星に再びキスをする。
「うん。優星を愛してる」
美峰の言葉に優星は微笑む。
「愛してるよ。一生俺のそばにいてね」
電話では言いたくなかった言葉を言えて、優星は心が満たされた。
いつか、朝まで一緒に抱きしめ合って過ごしたいとも思った。
「ごめんね、洗い物させて」
美峰は恐縮しながら言う。
「もう慣れた」
笑いながら優星が言うと、ふたりは並んで夜空を見る。
東京とは違う輝きの星たちに、優星と美峰は見惚れる。
「天気が良くて良かった。明日もいい天気だね」
美峰が言うと、優星は美峰を抱きしめたくなる。
ただ、誰に見られるか分からないのでそこはグッと我慢した。
「ねぇ。寝室、2部屋あって良かったね」
優星が美峰に言うと、美峰は真っ赤になる。
「ダメ?」
優星が誘うと美峰は首を振る。
「……ダメじゃない。でも、明日プール大丈夫?疲れない?」
気遣って美峰が聞くと優星は笑う。
「大丈夫だよ。って、もう我慢できない。美峰不足」
優星が言うと美峰はプッと笑う。
「じゃあ、部屋行く?」
美峰が誘うと、優星は嬉しそうに笑う。
「キッチンでビール持っていくか」
優星は冷蔵庫からビールを取ると、それを持って2階の部屋に向かった。
美峰もその後をついて行く。
エアコンを付けていたので部屋は涼しかった。
ふたりはベッドに腰掛けるとビールで乾杯した。
「お疲れ」
「お疲れ様」
ゴクゴクとビールで喉を潤す。
「はぁー!美味い!」
本当に旨そうに優星は半分まで一気に飲んだ。
「うん!美味しいね」
美峰も喉の渇きが癒えた。
「美峰」
優星は美峰に顔を近付けると、優しく唇を重ねた。
「残りは後でね」
優星は美峰からビールを取り上げサイドチェストにビールを置き、美峰をベッドに倒すと再び唇を求める。
チュッチュッと唇を啄み合う音が響く。
その音も舌が絡まり合うと、ネットリとした水音に変わってきた。
優星の手が美峰のTシャツを捲し上げ、現れた乳首をカリッと噛む。ジュッジュッと強く吸われると、小さな乳首は直ぐに固くなり、優星の舌で弄ばれる。舌先で転がされ続けると、美峰の身体は火照ってきた。
「美峰…………どうする?もう挿れる?」
優星は首筋に舌を這わせながら耳元で囁く。
「…………もっと弄って。優星に弄って欲しい」
美峰のおねだりに優星はフッと微笑む。
「我慢できないのは、美峰も一緒だね」
「だからッ!今夜はシちゃいけないって思ったのぉ」
美峰は硬くなった優星の熱の塊を握った。
「…………最近、大胆だよね。美峰はベッドに入るとズルい。俺を激しく惑わすのは美峰だよ」
優星がプルプル震えるのを感じながら美峰は優星のモノを上下に扱く。
「あッ…………くッ!…………気持ちいい」
優星は震えながら美峰の孔に指を当てる。
「あッ!…………やぁッ!」
美峰も悶えて声が上がる。声を出さないように、優星のモノを頬張った。
ジュポジュポと優星の指が激しく美峰を責め続ける。
美峰は感じながらも優星のモノを咥えて舌を絡ませる。
「…………美峰…………ダメだ。出るッ!美峰の中に挿れたいよ」
優星のこのセリフが美峰にとっては嬉しい。自分を欲しがる艶のある声に感じてしまう。
「来て、優星」
優星は美峰の脚を広げて身体を滑り込ませる。グッと美峰の中に優星は押し込む。
「あッ!んんッ!……あんッ!……あんあん!」
ガクガクと美峰は震える。
優星と一つになれただけで呆気なく美峰はイってしまう。
優星も擦れる熱に、感じ過ぎてしまう自分をコントロールしながらも、美峰がイく度にキツく締め付けられて、敏感な部分が悲鳴を上げそうなほど我慢の限界が近づいてきた。
「美峰…………気持ち良すぎッ!美峰!」
優星は美峰にキスをしながら達してしまった。
ドクドクといつもと違う感覚で、美峰の中に熱いものが感じられる。
「…………ごめん。中に……出しちゃった」
美峰にぴったりくっついて優星は言う。
「…………だよね?着けてなかったよね?」
優星は、初めて生で美峰の中に放出してしまった。
萎んでくると、ズルッと美峰の中から優星は抜け出て行った。
「気持ち良すぎてそのまましてみたかった」
恥ずかしそうに優星が言うと、美峰は中に出されたものが出てくる感触にびっくりして孔を締める。
「やだッ!出てくるぅ」
真っ赤になって悶える美峰に、優星は慌てて何枚もティッシュを渡す。
「もうッ!ばかぁ」
恥ずかしくて美峰は怒るが、その目が潤んでいて、色っぽい美峰に優星は微笑む。
「ごめん、ごめん。でも、ちょっと……だいぶ嬉しいかな」
優星は悪戯っ子の顔で言う。
その顔を見て美峰は優星にチュッとキスをした。
「…………また、無しでしても良いよ」
小さな声で、恥ずかしそうに美峰が言うと優星は美峰を抱きしめる。
「うん。なるべく着けるようにするけど、たまには無しで美峰と繋がりたい。美峰は俺だけのものだし、俺も美峰だけのものだから」
優星の言葉が嬉しすぎて美峰は優星に再びキスをする。
「うん。優星を愛してる」
美峰の言葉に優星は微笑む。
「愛してるよ。一生俺のそばにいてね」
電話では言いたくなかった言葉を言えて、優星は心が満たされた。
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