120 / 130
夏休みを満喫してます。
5
しおりを挟む
優星は風呂から上がりウッドデッキで夜空を見ていると、明星を寝かしつけた美峰が隣にやって来た。
「ごめんね、洗い物させて」
美峰は恐縮しながら言う。
「もう慣れた」
笑いながら優星が言うと、ふたりは並んで夜空を見る。
東京とは違う輝きの星たちに、優星と美峰は見惚れる。
「天気が良くて良かった。明日もいい天気だね」
美峰が言うと、優星は美峰を抱きしめたくなる。
ただ、誰に見られるか分からないのでそこはグッと我慢した。
「ねぇ。寝室、2部屋あって良かったね」
優星が美峰に言うと、美峰は真っ赤になる。
「ダメ?」
優星が誘うと美峰は首を振る。
「……ダメじゃない。でも、明日プール大丈夫?疲れない?」
気遣って美峰が聞くと優星は笑う。
「大丈夫だよ。って、もう我慢できない。美峰不足」
優星が言うと美峰はプッと笑う。
「じゃあ、部屋行く?」
美峰が誘うと、優星は嬉しそうに笑う。
「キッチンでビール持っていくか」
優星は冷蔵庫からビールを取ると、それを持って2階の部屋に向かった。
美峰もその後をついて行く。
エアコンを付けていたので部屋は涼しかった。
ふたりはベッドに腰掛けるとビールで乾杯した。
「お疲れ」
「お疲れ様」
ゴクゴクとビールで喉を潤す。
「はぁー!美味い!」
本当に旨そうに優星は半分まで一気に飲んだ。
「うん!美味しいね」
美峰も喉の渇きが癒えた。
「美峰」
優星は美峰に顔を近付けると、優しく唇を重ねた。
「残りは後でね」
優星は美峰からビールを取り上げサイドチェストにビールを置き、美峰をベッドに倒すと再び唇を求める。
チュッチュッと唇を啄み合う音が響く。
その音も舌が絡まり合うと、ネットリとした水音に変わってきた。
優星の手が美峰のTシャツを捲し上げ、現れた乳首をカリッと噛む。ジュッジュッと強く吸われると、小さな乳首は直ぐに固くなり、優星の舌で弄ばれる。舌先で転がされ続けると、美峰の身体は火照ってきた。
「美峰…………どうする?もう挿れる?」
優星は首筋に舌を這わせながら耳元で囁く。
「…………もっと弄って。優星に弄って欲しい」
美峰のおねだりに優星はフッと微笑む。
「我慢できないのは、美峰も一緒だね」
「だからッ!今夜はシちゃいけないって思ったのぉ」
美峰は硬くなった優星の熱の塊を握った。
「…………最近、大胆だよね。美峰はベッドに入るとズルい。俺を激しく惑わすのは美峰だよ」
優星がプルプル震えるのを感じながら美峰は優星のモノを上下に扱く。
「あッ…………くッ!…………気持ちいい」
優星は震えながら美峰の孔に指を当てる。
「あッ!…………やぁッ!」
美峰も悶えて声が上がる。声を出さないように、優星のモノを頬張った。
ジュポジュポと優星の指が激しく美峰を責め続ける。
美峰は感じながらも優星のモノを咥えて舌を絡ませる。
「…………美峰…………ダメだ。出るッ!美峰の中に挿れたいよ」
優星のこのセリフが美峰にとっては嬉しい。自分を欲しがる艶のある声に感じてしまう。
「来て、優星」
優星は美峰の脚を広げて身体を滑り込ませる。グッと美峰の中に優星は押し込む。
「あッ!んんッ!……あんッ!……あんあん!」
ガクガクと美峰は震える。
優星と一つになれただけで呆気なく美峰はイってしまう。
優星も擦れる熱に、感じ過ぎてしまう自分をコントロールしながらも、美峰がイく度にキツく締め付けられて、敏感な部分が悲鳴を上げそうなほど我慢の限界が近づいてきた。
「美峰…………気持ち良すぎッ!美峰!」
優星は美峰にキスをしながら達してしまった。
ドクドクといつもと違う感覚で、美峰の中に熱いものが感じられる。
「…………ごめん。中に……出しちゃった」
美峰にぴったりくっついて優星は言う。
「…………だよね?着けてなかったよね?」
優星は、初めて生で美峰の中に放出してしまった。
萎んでくると、ズルッと美峰の中から優星は抜け出て行った。
「気持ち良すぎてそのまましてみたかった」
恥ずかしそうに優星が言うと、美峰は中に出されたものが出てくる感触にびっくりして孔を締める。
「やだッ!出てくるぅ」
真っ赤になって悶える美峰に、優星は慌てて何枚もティッシュを渡す。
「もうッ!ばかぁ」
恥ずかしくて美峰は怒るが、その目が潤んでいて、色っぽい美峰に優星は微笑む。
「ごめん、ごめん。でも、ちょっと……だいぶ嬉しいかな」
優星は悪戯っ子の顔で言う。
その顔を見て美峰は優星にチュッとキスをした。
「…………また、無しでしても良いよ」
小さな声で、恥ずかしそうに美峰が言うと優星は美峰を抱きしめる。
「うん。なるべく着けるようにするけど、たまには無しで美峰と繋がりたい。美峰は俺だけのものだし、俺も美峰だけのものだから」
優星の言葉が嬉しすぎて美峰は優星に再びキスをする。
「うん。優星を愛してる」
美峰の言葉に優星は微笑む。
「愛してるよ。一生俺のそばにいてね」
電話では言いたくなかった言葉を言えて、優星は心が満たされた。
いつか、朝まで一緒に抱きしめ合って過ごしたいとも思った。
「ごめんね、洗い物させて」
美峰は恐縮しながら言う。
「もう慣れた」
笑いながら優星が言うと、ふたりは並んで夜空を見る。
東京とは違う輝きの星たちに、優星と美峰は見惚れる。
「天気が良くて良かった。明日もいい天気だね」
美峰が言うと、優星は美峰を抱きしめたくなる。
ただ、誰に見られるか分からないのでそこはグッと我慢した。
「ねぇ。寝室、2部屋あって良かったね」
優星が美峰に言うと、美峰は真っ赤になる。
「ダメ?」
優星が誘うと美峰は首を振る。
「……ダメじゃない。でも、明日プール大丈夫?疲れない?」
気遣って美峰が聞くと優星は笑う。
「大丈夫だよ。って、もう我慢できない。美峰不足」
優星が言うと美峰はプッと笑う。
「じゃあ、部屋行く?」
美峰が誘うと、優星は嬉しそうに笑う。
「キッチンでビール持っていくか」
優星は冷蔵庫からビールを取ると、それを持って2階の部屋に向かった。
美峰もその後をついて行く。
エアコンを付けていたので部屋は涼しかった。
ふたりはベッドに腰掛けるとビールで乾杯した。
「お疲れ」
「お疲れ様」
ゴクゴクとビールで喉を潤す。
「はぁー!美味い!」
本当に旨そうに優星は半分まで一気に飲んだ。
「うん!美味しいね」
美峰も喉の渇きが癒えた。
「美峰」
優星は美峰に顔を近付けると、優しく唇を重ねた。
「残りは後でね」
優星は美峰からビールを取り上げサイドチェストにビールを置き、美峰をベッドに倒すと再び唇を求める。
チュッチュッと唇を啄み合う音が響く。
その音も舌が絡まり合うと、ネットリとした水音に変わってきた。
優星の手が美峰のTシャツを捲し上げ、現れた乳首をカリッと噛む。ジュッジュッと強く吸われると、小さな乳首は直ぐに固くなり、優星の舌で弄ばれる。舌先で転がされ続けると、美峰の身体は火照ってきた。
「美峰…………どうする?もう挿れる?」
優星は首筋に舌を這わせながら耳元で囁く。
「…………もっと弄って。優星に弄って欲しい」
美峰のおねだりに優星はフッと微笑む。
「我慢できないのは、美峰も一緒だね」
「だからッ!今夜はシちゃいけないって思ったのぉ」
美峰は硬くなった優星の熱の塊を握った。
「…………最近、大胆だよね。美峰はベッドに入るとズルい。俺を激しく惑わすのは美峰だよ」
優星がプルプル震えるのを感じながら美峰は優星のモノを上下に扱く。
「あッ…………くッ!…………気持ちいい」
優星は震えながら美峰の孔に指を当てる。
「あッ!…………やぁッ!」
美峰も悶えて声が上がる。声を出さないように、優星のモノを頬張った。
ジュポジュポと優星の指が激しく美峰を責め続ける。
美峰は感じながらも優星のモノを咥えて舌を絡ませる。
「…………美峰…………ダメだ。出るッ!美峰の中に挿れたいよ」
優星のこのセリフが美峰にとっては嬉しい。自分を欲しがる艶のある声に感じてしまう。
「来て、優星」
優星は美峰の脚を広げて身体を滑り込ませる。グッと美峰の中に優星は押し込む。
「あッ!んんッ!……あんッ!……あんあん!」
ガクガクと美峰は震える。
優星と一つになれただけで呆気なく美峰はイってしまう。
優星も擦れる熱に、感じ過ぎてしまう自分をコントロールしながらも、美峰がイく度にキツく締め付けられて、敏感な部分が悲鳴を上げそうなほど我慢の限界が近づいてきた。
「美峰…………気持ち良すぎッ!美峰!」
優星は美峰にキスをしながら達してしまった。
ドクドクといつもと違う感覚で、美峰の中に熱いものが感じられる。
「…………ごめん。中に……出しちゃった」
美峰にぴったりくっついて優星は言う。
「…………だよね?着けてなかったよね?」
優星は、初めて生で美峰の中に放出してしまった。
萎んでくると、ズルッと美峰の中から優星は抜け出て行った。
「気持ち良すぎてそのまましてみたかった」
恥ずかしそうに優星が言うと、美峰は中に出されたものが出てくる感触にびっくりして孔を締める。
「やだッ!出てくるぅ」
真っ赤になって悶える美峰に、優星は慌てて何枚もティッシュを渡す。
「もうッ!ばかぁ」
恥ずかしくて美峰は怒るが、その目が潤んでいて、色っぽい美峰に優星は微笑む。
「ごめん、ごめん。でも、ちょっと……だいぶ嬉しいかな」
優星は悪戯っ子の顔で言う。
その顔を見て美峰は優星にチュッとキスをした。
「…………また、無しでしても良いよ」
小さな声で、恥ずかしそうに美峰が言うと優星は美峰を抱きしめる。
「うん。なるべく着けるようにするけど、たまには無しで美峰と繋がりたい。美峰は俺だけのものだし、俺も美峰だけのものだから」
優星の言葉が嬉しすぎて美峰は優星に再びキスをする。
「うん。優星を愛してる」
美峰の言葉に優星は微笑む。
「愛してるよ。一生俺のそばにいてね」
電話では言いたくなかった言葉を言えて、優星は心が満たされた。
いつか、朝まで一緒に抱きしめ合って過ごしたいとも思った。
0
お気に入りに追加
60
あなたにおすすめの小説
悩める文官のひとりごと
きりか
BL
幼い頃から憧れていた騎士団に入りたくても、小柄でひ弱なリュカ・アルマンは、学校を卒業と同時に、文官として騎士団に入団する。方向音痴なリュカは、マルーン副団長の部屋と間違え、イザーク団長の部屋に入り込む。
そこでは、惚れ薬を口にした団長がいて…。
エチシーンが書けなくて、朝チュンとなりました。
ムーンライト様にも掲載しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
今日も、俺の彼氏がかっこいい。
春音優月
BL
中野良典《なかのよしのり》は、可もなく不可もない、どこにでもいる普通の男子高校生。特技もないし、部活もやってないし、夢中になれるものも特にない。
そんな自分と退屈な日常を変えたくて、良典はカースト上位で学年で一番の美人に告白することを決意する。
しかし、良典は告白する相手を間違えてしまい、これまたカースト上位でクラスの人気者のさわやかイケメンに告白してしまう。
あっさりフラれるかと思いきや、告白をOKされてしまって……。良典も今さら間違えて告白したとは言い出しづらくなり、そのまま付き合うことに。
どうやって別れようか悩んでいた良典だけど、彼氏(?)の圧倒的顔の良さとさわやかさと性格の良さにきゅんとする毎日。男同士だけど、楽しいし幸せだしあいつのこと大好きだし、まあいっか……なちょろくてゆるい感じで付き合っているうちに、どんどん相手のことが大好きになっていく。
間違いから始まった二人のほのぼの平和な胸キュンお付き合いライフ。
2021.07.15〜2021.07.16
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
元体操のお兄さんとキャンプ場で過ごし、筋肉と優しさに包まれた日――。
立坂雪花
恋愛
夏休み、小日向美和(35歳)は
小学一年生の娘、碧に
キャンプに連れて行ってほしいと
お願いされる。
キャンプなんて、したことないし……
と思いながらもネットで安心快適な
キャンプ場を調べ、必要なものをチェックしながら娘のために準備をし、出発する。
だが、当日簡単に立てられると思っていた
テントに四苦八苦していた。
そんな時に現れたのが、
元子育て番組の体操のお兄さんであり
全国のキャンプ場を巡り、
筋トレしている動画を撮るのが趣味の
加賀谷大地さん(32)で――。
次男は愛される
那野ユーリ
BL
ゴージャス美形の長男×自称平凡な次男
佐奈が小学三年の時に父親の再婚で出来た二人の兄弟。美しすぎる兄弟に挟まれながらも、佐奈は家族に愛され育つ。そんな佐奈が禁断の恋に悩む。
素敵すぎる表紙は〝fum☆様〟から頂きました♡
無断転載は厳禁です。
【タイトル横の※印は性描写が入ります。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。】
12月末にこちらの作品は非公開といたします。ご了承くださいませ。
近況ボードをご覧下さい。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる