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オオカミ?大型犬?

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ナオカズは優しい。
付き合って半年経つけど、まだ私達は最後の一線を超えてない。
初めてちゅーしたのは、付き合って三ヶ月経った時。
ねちっこーいスキンシップは、まだ最近。
だから、相当我慢はしてるみたいだけどね。

「ヒナキ、ちゅーしよ」

ナオカズはキス魔だ。

「したけりゃしろよ」

こう言うの、本当に恥ずかしいんですけどッ!

「はーい。じゃあ、こっち向いてー」

ナオカズは私の頭を優しく引き寄せて唇を欲する。

「ヒナキ……口、開けて」

んーッ!て唇閉じてる私に、ナオカズはおねだりする。

「……ほら、舌も出す」

慣れないッ!
こんなキス、マジ慣れないッ!
って、キスしたのも、ナオカズが初めてで。

「……な、長い……」

唇をずらして私は抗議する。

「ダメだよ。足りない。いっぱいシよ」

こいつ!
キスだけで終わりにしないつもりだなッ!

「ヒナキ。好き」

ちょッ!
耳元で囁くなー!
耳たぶ、舐められてるぅ。

「ここも、キスして良い?」

ほらぁ!
始まったッ!
ヤダッ……首筋、ダメッ。

「待って!まだ昼だよッ!ナオカズ!ストップ!」

「やだ。いっぱいキスしたい。全身にキスしたい。ヒナキに早く受け入れて貰いたい」

うッ!
その目はずりぃ。
すぐショボンとなる。

「ダメッ!ハウスッ!」

「俺、犬じゃねーし」

分かってるよッ!

「夜まで待ってよ!昼間からヤダ!」

マジ勘弁してくれー!
毎晩トロトロに蕩かされてるのに、昼間もなんてヤバいってばッ!
だから休日なんて嫌いー!
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