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2章 夏〜秋
僕はパーティに行きます②
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注;後半少し閲覧注意です。
父さんがスマートフォンで地図を確認しながら、駅から東ノ院くんの家まで向かっていると、高級車が僕らの横を何台も過ぎ去っていく。
東ノ院くんの家に着いて分かった事だけど、その車は招待客を乗せていた。
その東ノ院くんの家は迎賓館なのか!?と言いたくなるような広くて豪奢な洋館だった。そして、個人宅なのに土足で上がる家も初めてだ。
パーティ会場は中庭に面した広間で、立食パーティ形式だ。
昼のパーティだからカジュアルでって東ノ院くんから直接言われたけど、カジュアルの意味が違いすぎる。スーツ買って良かった。
はぁ、やっぱり場違いだ…。
父さんも取引先の社長さんしか知らないから、居心地が悪そうだ。
そこへ、笑顔の東ノ院くんがやって来た。
「和倉さん、春人くん、お忙しいのに来てくださってありがとうございます。」
「こちらこそ、招待ありがとうございます。」
父さんが挨拶を返す。
「和倉さん、藤井社長が会場の奥においでですよ。美味しいお酒と食べ物を用意していますので、どうかお寛ぎください。その間少し春人くんをお借りしても?」
え?父さんと離されるの?
「春人くん、人が多い所が苦手って言ってましたので、庭のガゼボでゆっくり過ごしてもらおうかと思っています。暑くないように屋外用のクーラーも稼働してますよ。」
「そうか。おじさんの輪にいるよりそちらの方が良さそうだな。春人、具合が悪くなったら連絡しなさい。」
「でも、社長さんとか東ノ院くんのご両親とかに僕が挨拶しなくていいの?」
僕が聞くと父さんが答えるより早く、東ノ院くんが結論を出していた。
「さすが、春人くんですね。一緒に挨拶してから、ガゼボに行きましょう。」
そうして、父さんの取引先の藤井社長と東ノ院くんの両親に挨拶した後、結局東ノ院くんと二人でガゼボに行くことになった。
ガゼボは、室内ほど涼しくはないけど、暑くなくて過ごしやすい。
屋外をこれだけ涼しくするってすごいなあ。
そして、テーブルには、色とりどりのオードブルやメインの料理が並んでいた。
冷えた飲み物も何種類も用意されている。
「それ、暑くないですか?」
向かい側に座る東ノ院くんは、僕の首に巻かれたスカーフを指さした。
今日は念の為、普段は使わないネックガードをしている。それをあからさまに見せるのは嫌だったので、おしゃれに見えるスカーフを巻いていた。
「ネックガードをしてるんだ。」
「そうですか。ここは、私しかいませんし、外してはどうです?」
僕は、鬱陶しかったので、また後で付ければいいかと、スカーフとその下のネックガードを外した。
「今日は来てくれて嬉しいです。」
「東ノ院くんがそう仕向けたんじゃないの?」
「ふふ、そう思われましたか。さあ、お昼にしましょう。」
なんだが誤魔化された気がするけど、聞いたところで、答えてはくれなさそうだ。
仕方なく時間潰しに食事に取り掛かる。
「美味しそうに食べるんですね。」
「そう?だって本当に美味しいよ。」
僕が目線を上げて答えると東ノ院くんは、ジッと僕を見ていた。
「何?」
「いえ、やはりあなたは可愛い方だと再認識しました。」
「ども。」
「『可愛い』なんて言われ慣れてますよね。でも他の美辞麗句以外であなたを表現出来そうもないぐらい可愛いです。」
「そう。」
「はい。」
僕はジッと見られているのが居心地悪くて、再び目線を料理に向けた。
するとガゼボに、僕らと同じ歳ぐらいの青年がやってくる。
「よお、正孝!姿見えないと思ったら、こんなところで、すっげえ可愛い子独り占めしてんの?」
「こんにちは。今年も我が家の集まりに来てくださってありがとうございます。ですが、彼は賑やかしいのは苦手ですので、この場は遠慮してください。」
「えー少しぐらいいいじゃんかよー。あ、俺、正孝の従兄弟の正臣。よろしく!」
「あ、よろしくお願いします。」
僕は出された右手をおずおずと握る。
「うへっ!手柔らかいね。君って、正孝と付き合ってるの?」
「ち、違います!」
僕は慌てて否定する。
「彼は高校の同級生ですよ。」
「あー、オメガ特別枠の生徒かあ。こんな可愛い子がいるなら、正孝と同じ高校入れば良かったな。」
「何を言ってるんですか。そもそもあなたは、成績が足りなかったでしょ。」
「わっ、辛辣。」
結局、正臣くんも席に座って食事をし始める。すると、どこかの社長の息子だの政治家の息子だの、どんどん人が集まってくる。
見た目だけでもアルファと分かる人たちに囲まれ始めて僕は困惑する。
しかも、学園の生徒じゃないから、無遠慮に僕の肩や髪に触れてきて不快だった。
東ノ院くんは嗜めてくれるけど、収まる気配がない。
「ネックガード付けてないんだあ。」
大学生ぐらいの男がそう言って僕のうなじに触れた。
さすがに我慢できなくて、お手洗いに行くと言ってカバンを持って席を立った。
室内に入り、お手洗いを探そうとキョロキョロする。
「こちらですよ。」
東ノ院くんが後ろからついて来ていたらしい。
「うまく追い払えなくて、すみません。」
「いいんだ。明らかに歳上の人もいたし、お偉いさんの息子さん達だと色々あるんでしょ?」
「いえ。私の立ち回りが悪いだけです。」
東ノ院くんは、少し気落ちしているようだ。
彼は、僕をからかったりはしたけど、ベタベタと僕に触れたりはしてこなかった。
「こちらのお手洗いは、お客様用ですので、奥のプライベート用を使ってください。ここなら誰も来ませんから。私がいるとゆっくりできないでしょうから、先に戻っています。」
ホテルにあるような洗面所に案内され、一人になって、大きく溜息をついた。
カバンからネックガードを取り出し、装着する。スカーフをどうしようかと迷ったが、ネックガードを付けようが付けまいが、明らかに僕は、オメガと分かる。なら、スカーフはいらない気がした。
そろそろ帰ると父さんに連絡しよう。
そのために携帯電話を取り出すと、ちょうどナオくんから電話が来る。
「ナオくん!」
「今大丈夫か?」
「うん、ちょうど一人だよ。」
「なら、パーティは終わったのか?」
「ううん、洗面所にいるよ。」
「そうか。少し時間が出来たから、それならやはり、東ノ院のパーティに顔を出すことにするよ。」
「え!?ナオくんも来るの?」
「ああ。招待状は毎年もらってるんだ。小学生の頃までは、参加してたけど、ここ最近は行ってない。でも春人がいるなら、顔出すのも悪くない。」
「ほんと!会えるの嬉しい!」
「もうすぐ着くよ。」
そんな会話していると、洗面所の扉が開く。
「あ、すみません。今出ます。」
誰も来ないと聞いていたので、つい電話をしてしまった。
「いや、そのままでいいよ。君に用事があるんだ。」
そう言って嫌な笑いを浮かべたのは、先ほどガゼボで僕のうなじを触った人だ。
「僕には、用事ないので、戻ります。」
構わず出ようとすると、そいつは僕の腕を掴んだ。かなりキツく掴まれたので、携帯電話が落ちる。
ナオくんなら、僕の異常事態って気づいてるはず。もうすぐ着くって言ってたし、来てくれるまでうまく躱さなきゃ。
「君みたいな可愛い子、生まれて初めて見たよ。」
「そ、そうですか。」
「是非、自分のものにしたい。」
何言ってるの、この人。
掴まれた腕を強く引っ張られそいつの胸に倒れ込んでしまう。
そしてそのまま抱きしめられて、頭てっぺんから匂いを嗅がれる。
「ああ、匂いも最高だ。こんなオメガに後にも先にも出会うことないだろうなあ。」
気持ち悪い!!腕の中でもがくがビクともしない。
「こんなに僕を反応させるなんて、君って僕の『運命の番』なんじゃないかな。」
「そんなわけないでしょ。」
つい言ってしまった。
「何!?」
あーしまった。こういう変態タイプは逆らわずに、穏便に事を運ばないと逆上するのに。
「ふん!番にしてしまえば、そんなこと言えなくなるだろう。」
そう言ってそいつは、僕のうなじに触れる。先ほどはしてなかったネックガードの存在に気づいて、無理に外そうとするが、僕の指紋認証なので、当然外せない。
「んぐっ!」
引っ張られて苦しい。
あまりにも引っ張るから僕の足は、宙に浮きそうになる。
「クソッ!とりあえずヤってやる。」
その言葉に僕はぞっとして体が震えてくる。
助けて!ナオくん!!
父さんがスマートフォンで地図を確認しながら、駅から東ノ院くんの家まで向かっていると、高級車が僕らの横を何台も過ぎ去っていく。
東ノ院くんの家に着いて分かった事だけど、その車は招待客を乗せていた。
その東ノ院くんの家は迎賓館なのか!?と言いたくなるような広くて豪奢な洋館だった。そして、個人宅なのに土足で上がる家も初めてだ。
パーティ会場は中庭に面した広間で、立食パーティ形式だ。
昼のパーティだからカジュアルでって東ノ院くんから直接言われたけど、カジュアルの意味が違いすぎる。スーツ買って良かった。
はぁ、やっぱり場違いだ…。
父さんも取引先の社長さんしか知らないから、居心地が悪そうだ。
そこへ、笑顔の東ノ院くんがやって来た。
「和倉さん、春人くん、お忙しいのに来てくださってありがとうございます。」
「こちらこそ、招待ありがとうございます。」
父さんが挨拶を返す。
「和倉さん、藤井社長が会場の奥においでですよ。美味しいお酒と食べ物を用意していますので、どうかお寛ぎください。その間少し春人くんをお借りしても?」
え?父さんと離されるの?
「春人くん、人が多い所が苦手って言ってましたので、庭のガゼボでゆっくり過ごしてもらおうかと思っています。暑くないように屋外用のクーラーも稼働してますよ。」
「そうか。おじさんの輪にいるよりそちらの方が良さそうだな。春人、具合が悪くなったら連絡しなさい。」
「でも、社長さんとか東ノ院くんのご両親とかに僕が挨拶しなくていいの?」
僕が聞くと父さんが答えるより早く、東ノ院くんが結論を出していた。
「さすが、春人くんですね。一緒に挨拶してから、ガゼボに行きましょう。」
そうして、父さんの取引先の藤井社長と東ノ院くんの両親に挨拶した後、結局東ノ院くんと二人でガゼボに行くことになった。
ガゼボは、室内ほど涼しくはないけど、暑くなくて過ごしやすい。
屋外をこれだけ涼しくするってすごいなあ。
そして、テーブルには、色とりどりのオードブルやメインの料理が並んでいた。
冷えた飲み物も何種類も用意されている。
「それ、暑くないですか?」
向かい側に座る東ノ院くんは、僕の首に巻かれたスカーフを指さした。
今日は念の為、普段は使わないネックガードをしている。それをあからさまに見せるのは嫌だったので、おしゃれに見えるスカーフを巻いていた。
「ネックガードをしてるんだ。」
「そうですか。ここは、私しかいませんし、外してはどうです?」
僕は、鬱陶しかったので、また後で付ければいいかと、スカーフとその下のネックガードを外した。
「今日は来てくれて嬉しいです。」
「東ノ院くんがそう仕向けたんじゃないの?」
「ふふ、そう思われましたか。さあ、お昼にしましょう。」
なんだが誤魔化された気がするけど、聞いたところで、答えてはくれなさそうだ。
仕方なく時間潰しに食事に取り掛かる。
「美味しそうに食べるんですね。」
「そう?だって本当に美味しいよ。」
僕が目線を上げて答えると東ノ院くんは、ジッと僕を見ていた。
「何?」
「いえ、やはりあなたは可愛い方だと再認識しました。」
「ども。」
「『可愛い』なんて言われ慣れてますよね。でも他の美辞麗句以外であなたを表現出来そうもないぐらい可愛いです。」
「そう。」
「はい。」
僕はジッと見られているのが居心地悪くて、再び目線を料理に向けた。
するとガゼボに、僕らと同じ歳ぐらいの青年がやってくる。
「よお、正孝!姿見えないと思ったら、こんなところで、すっげえ可愛い子独り占めしてんの?」
「こんにちは。今年も我が家の集まりに来てくださってありがとうございます。ですが、彼は賑やかしいのは苦手ですので、この場は遠慮してください。」
「えー少しぐらいいいじゃんかよー。あ、俺、正孝の従兄弟の正臣。よろしく!」
「あ、よろしくお願いします。」
僕は出された右手をおずおずと握る。
「うへっ!手柔らかいね。君って、正孝と付き合ってるの?」
「ち、違います!」
僕は慌てて否定する。
「彼は高校の同級生ですよ。」
「あー、オメガ特別枠の生徒かあ。こんな可愛い子がいるなら、正孝と同じ高校入れば良かったな。」
「何を言ってるんですか。そもそもあなたは、成績が足りなかったでしょ。」
「わっ、辛辣。」
結局、正臣くんも席に座って食事をし始める。すると、どこかの社長の息子だの政治家の息子だの、どんどん人が集まってくる。
見た目だけでもアルファと分かる人たちに囲まれ始めて僕は困惑する。
しかも、学園の生徒じゃないから、無遠慮に僕の肩や髪に触れてきて不快だった。
東ノ院くんは嗜めてくれるけど、収まる気配がない。
「ネックガード付けてないんだあ。」
大学生ぐらいの男がそう言って僕のうなじに触れた。
さすがに我慢できなくて、お手洗いに行くと言ってカバンを持って席を立った。
室内に入り、お手洗いを探そうとキョロキョロする。
「こちらですよ。」
東ノ院くんが後ろからついて来ていたらしい。
「うまく追い払えなくて、すみません。」
「いいんだ。明らかに歳上の人もいたし、お偉いさんの息子さん達だと色々あるんでしょ?」
「いえ。私の立ち回りが悪いだけです。」
東ノ院くんは、少し気落ちしているようだ。
彼は、僕をからかったりはしたけど、ベタベタと僕に触れたりはしてこなかった。
「こちらのお手洗いは、お客様用ですので、奥のプライベート用を使ってください。ここなら誰も来ませんから。私がいるとゆっくりできないでしょうから、先に戻っています。」
ホテルにあるような洗面所に案内され、一人になって、大きく溜息をついた。
カバンからネックガードを取り出し、装着する。スカーフをどうしようかと迷ったが、ネックガードを付けようが付けまいが、明らかに僕は、オメガと分かる。なら、スカーフはいらない気がした。
そろそろ帰ると父さんに連絡しよう。
そのために携帯電話を取り出すと、ちょうどナオくんから電話が来る。
「ナオくん!」
「今大丈夫か?」
「うん、ちょうど一人だよ。」
「なら、パーティは終わったのか?」
「ううん、洗面所にいるよ。」
「そうか。少し時間が出来たから、それならやはり、東ノ院のパーティに顔を出すことにするよ。」
「え!?ナオくんも来るの?」
「ああ。招待状は毎年もらってるんだ。小学生の頃までは、参加してたけど、ここ最近は行ってない。でも春人がいるなら、顔出すのも悪くない。」
「ほんと!会えるの嬉しい!」
「もうすぐ着くよ。」
そんな会話していると、洗面所の扉が開く。
「あ、すみません。今出ます。」
誰も来ないと聞いていたので、つい電話をしてしまった。
「いや、そのままでいいよ。君に用事があるんだ。」
そう言って嫌な笑いを浮かべたのは、先ほどガゼボで僕のうなじを触った人だ。
「僕には、用事ないので、戻ります。」
構わず出ようとすると、そいつは僕の腕を掴んだ。かなりキツく掴まれたので、携帯電話が落ちる。
ナオくんなら、僕の異常事態って気づいてるはず。もうすぐ着くって言ってたし、来てくれるまでうまく躱さなきゃ。
「君みたいな可愛い子、生まれて初めて見たよ。」
「そ、そうですか。」
「是非、自分のものにしたい。」
何言ってるの、この人。
掴まれた腕を強く引っ張られそいつの胸に倒れ込んでしまう。
そしてそのまま抱きしめられて、頭てっぺんから匂いを嗅がれる。
「ああ、匂いも最高だ。こんなオメガに後にも先にも出会うことないだろうなあ。」
気持ち悪い!!腕の中でもがくがビクともしない。
「こんなに僕を反応させるなんて、君って僕の『運命の番』なんじゃないかな。」
「そんなわけないでしょ。」
つい言ってしまった。
「何!?」
あーしまった。こういう変態タイプは逆らわずに、穏便に事を運ばないと逆上するのに。
「ふん!番にしてしまえば、そんなこと言えなくなるだろう。」
そう言ってそいつは、僕のうなじに触れる。先ほどはしてなかったネックガードの存在に気づいて、無理に外そうとするが、僕の指紋認証なので、当然外せない。
「んぐっ!」
引っ張られて苦しい。
あまりにも引っ張るから僕の足は、宙に浮きそうになる。
「クソッ!とりあえずヤってやる。」
その言葉に僕はぞっとして体が震えてくる。
助けて!ナオくん!!
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