The Dead Crisis‐デスゲームに巻き込まれたけど生き残る!

Bastion

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一章「GAME START」

18話「死の棺桶」

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 FIELD3 『Deserted city』

 転送開始、と言う言葉が耳に響いた瞬間。
 Defender達の意識は一瞬だけ、消える。まるで睡眠薬でも飲まされたかの様に、ほんの刹那。
 痛みすら感じずに死ぬ様にして、途絶えた意識。

 しかし、数秒もしない内にDefender達は再び目を覚ます。
 瞼を開き、仮面越しに無限に広がっていく世界。意識が戻った時、彼らはあの部屋とはまた違う場所へといた。
 感じるのは、圧倒的な虚空が広がり、人気を一切感じさせない世界。
 人の声、車が走る音、人が歩く音、ガヤガヤと賑わう様な声は一切聞こえてこない。

 耳の鼓膜が破れてしまって耳が聞こえなくなる様に、何も音は聞こえてこない。
 人の声どころか、化け物の声すらも聞こえてこない。

 唯一聞こえるのは、生肌に当たれば凍えてしまう様な冷たい風が吹く音だけだった。冷たく吹く風は、まるでこの世界には自分達以外の人間や生命体は存在していない様に吹き続けていた。
 空は夜のなのか、もしくは曇っているのかよく分からない天気だった。
 しかし色はくすんで汚れている。少なくとも、いい天気だと言える様な空では無い事だけは確かだった。
 そのせいもあってか、薄暗い事で周囲の視認性が僅かながらに悪くなってしまっていた。


「まるで、ゴーストタウンだな」


 Defenderが不意に呟く。
 人気が一切無く、荒んで錆れ果てた街。
 一度形成された都市や集落が廃墟化してまって、居住していたことを示す建物や痕跡のみが残されている場所。それがゴーストタウン。

 Defenderは、今まで幾度か荒んで錆れたゴーストタウンをその目で見てきた。
 昔からずっと誰もいなかった街もあれば、つい数日前までは多くの人が住んでいた街もある。
 しかし今まで見てきたどのゴーストタウンも、見ていて良い気分にはなれなかった。

 単純な人口の減少、原発事故によって人の立ち入りが出来なくなってしまった、抗争でボロボロになって壊れてしまった。
 賑わっていた街がゴーストタウンになってしまう理由は様々ではあるが、この街もかつては賑わっていたのだろうか。

 外観は、遠くから見れば近代の都市と言って間違いは無い。
 今は廃れてしまっているが、それなりに高い高層ビルの様な建物や、朽ち果てて地面に落ちてしまっている何かの広告看板。
 乗り捨てられたのか、フロントガラスが破損し、ドアが開いたまま放置された車等、人が住んでいた形跡はあちらこちらに見られた。
 しかし、そのどれもが非常に古びており、最近と言うよりは半年ぐらい前までは住んでいたと言う印象を与えられる。


「こんなデカイ街まで、私らの貸し切りって訳?」


 そう少し嘲笑うかの様に言って、Killerはその場にしゃがみ込み、地面に無造作に捨てられていた飲み物の缶を手に取る。
 地面は一応車や他の乗り物が走れる様に舗装されてはいる様だが、Killerが拾った炭酸飲料水の缶には土や汚れ、更には錆が付着していた。

 開封されており、中身は空。誰かが既に飲み干してしまっている様であった。
 しかし興味がなくなったのか、Killerはすぐに立ち上がると、手に握っていた缶をあっさり捨ててしまった。


「Detects biometric responses.(生体反応を検出)」


「…ほぅ…」


 ハデスが周囲にあまり聞こえないぐらいの声で呟く。
 その方向は、Defenderから見れば背後の方向。振り向いても、立ち込める霧と薄暗い闇によって視界は遮られ、まだ何も見えないがハデスは生体反応を検出したと言った。


「Let me ask you something. You're not lying, are you?(一応聞く、嘘じゃないよな?)」


「My sensors can't be wrong.(私のセンサーに間違いは有り得ない)」


 最新鋭な見た目をしているロボットは間違いは絶対に無いと言っている。
 人間ではないので、ハデスの言葉が嘘か本当かどうかは分からない。もしかしたら、ハデスの言葉は単なる虚言に過ぎないかもしれない。
 人間が大嫌いなので、人間であるDefenderやKillerを貶める為に言った言葉かもしれない。

 しかし、Defenderはハデスの言葉を疑わなかった。
 その無機質で合成音声の様な声で発したハデスの言葉を彼は疑わず、敵がいると言う方向をDefenderは向く。


「退屈しないで済みそうだな…」


「Defender、私は…」


 私は、とだけ言って二人は目を合わせる。互いに目が合ったと感じた時、二人は互い黙ったまま軽く頷いた。

 そう告げて、Killerは敵が来るだろう方向とは全く違う方向へと走り出す。
 正面から敵が来るとしたら、Killerは横方向に突然と走り出す。そして、隣に建てられた廃墟と化した高層ビルの様な場所に突っ走っていったのだった。

 急に方向転換して、ビルの中へと駆けていったKiller。
 あまりに突然過ぎる行動に、思わずハデスがエラーでも起こしたかの様にして、Defenderに言葉を投げる。


「Hey, what are you doing? Who is that human being?(おい、何をしているんだ。あの人間は?)」


「Don't worry, that was just another formation.(心配するな。あれもフォーメーションの一つだ)」


「(唸る様な声)」


 多少疑問は残る様ではあるが、ハデスは何とか納得した様であった。
 人間の手によって、超高性能の人工知能を搭載して作られたロボットだ。それぐらいの納得はしてくれるのだろう。
 自分自身作った人間は嫌いの様ではあるが…。


「さて、始めよう…」


 刹那、Defenderはやや足を広げてその場に立ち、右腕をやや前に突き出した。
 ハデスは突然足をやや広げて、踏ん張りながら立ち、右腕を突き出すと言う行為に走ったDefenderが何をやっているのか、一瞬だけ分からなくなってしまう。
 思わず首を傾げそうになるも、ハデスはすぐに彼が何をしているのかを理解する。


「『ベルフェゴール』を使って殲滅する…」


「Moderately interesting...(中々に興味深い…)」


 刹那、闇を引き裂き、次元すら裂く勢いで彼の右腕辺りに何かが現れる。体には鎖が巻き付き、体の動きを制限しない様にして、固定される。
 そして、装着される様な形で現れたのは死者が最後に行き着き、永遠に眠る場所であるだった。
 [147321907/1692799327.png]
 しかし、彼は死し果てた者が眠る棺桶をまるで武器の様にして取り出した。


「か、棺桶!?」


「嘘、あれを武器に?」


 唐突過ぎる棺桶と言う道具の登場。棺桶なんて、葬式の時ぐらいにか拝めない物だ。私生活で棺桶を目にする機会はあまりないであろう。
 そのせいか、Defenderとハデスの少し後ろから様子を伺っていたヴィラスとペアスティーネはDefenderが取り出した棺桶に思わず驚きの声を漏らした。


「見えた…!」


 そして、遂に薄暗い闇と僅かに現れる霧の先から、今回の敵が姿を現し、Defender達はその敵と対面する。


「おい、ロボット。正面から射撃で撹乱する。そっちはどうする?」


「Electroshock blasts to block movement. In the meantime, exterminate them.(感電爆破で動きを封じる。その間に殲滅しろ)」


 感電爆破、聞いた事はあまりなかったが、恐らく電撃による攻撃だとDefenderは予測する。
 そして、ハデスは左腕部のハッチを開き、中から何かを取り出す。

 ハデスは右手で取り出された長方形型の箱の様な物を握り締める。
 Defenderは棺桶を腕部に装着したまま、ハデスが長方形の箱の様な物を取り出した事を確認すると、そのまま前へと突撃する。

 目の前に現れるのは、血に飢える様にして口から涎を垂らしながら、鋭い眼光でこちらを睨み付ける狼の軍勢。
 明らかに、普通の狼や野犬とは全く違う姿だ。体毛は黒色に染まり、真っ赤な瞳で自分達を睨んでいる。

 そして狼達が、Defenderの存在に気が付くと狼は殺意を剥き出しにする。
 噛まれれば致命傷は免れない程の、鋭い牙を剥き出しにして、Defenderの肉を食い散らかそうとDefenderに真っ直ぐ突撃してくる。

 大地を踏み付けて迫る狼。しかしあまりに無謀な正面突破にハデスは呟く。


「Resistance is futile... embrace it.(抵抗は無意味だ。受け入れろ)」


 刹那、野球選手顔負けの勢いで、ハデスは長方形の箱の様な物を狼の群れに向かって投げる。

 地面に長方形型の箱が着弾した時、それが狼達の最後となる。
 箱は突如として、轟音を立てて爆発の様な眩い光を放出する。
 至近距離で見れば、目が焼き切れてしまいそうなぐらいの強過ぎる光。それと同時に地面に走る稲妻の様な線と光。
 まるで落雷が落下して、光の線が走ったかの様にして、箱が着弾した地点にはバチバチと音を立てて、落雷が落ちた様な空間となる。
 仮にもあんなのに当たってしまったら、感電どころの話ではなさそうだった。下手をすれば即死するかもしれない。

 しかし、ハデスの攻撃によって狼達が感電して動けなくなっているのもまた事実。
 Defenderはこの隙を見逃す事はなく、そのまま勢いをつけて、空中に飛び上がる。

 腕部に装着した棺桶の下部を狼達に向け、Defenderは棺桶内部に保持用として設置されているグリップを強く握る。
 そして、躊躇いなく内部で握られたグリップ上部に取り付けられた引き金を引いた。


「サンダーバードだ!」


 武装名を叫んだ瞬間、棺桶下部が展開され、内部からは六つの銃口を装備した機関砲が現れる。
 無骨で黒く塗装された銃口は真っ直ぐと感電によって身動きが取れない狼達に向けられている。
 そして、既にDefenderは引き金を引いていた。

 刹那、六つの銃口が一瞬でフル回転し、雨の如く銃弾が縦横無尽に狼達に向かって降り注ぐ。
 鼓膜を突き破る勢いで、連続して銃声が静寂の街に響き渡る。
 鳴り止まない銃声の嵐は、耳を引き裂く勢いで無作法な音色を奏でている。

 ヴィラスとペアスティーネは思わず、僅かにしゃがみ込んでしまい、強く耳を塞ぐ。
 先程まで異常な程に静かだったからか、いつも以上に音に過敏になってしまっている。そのせいもあって、鳴り止まぬ銃声の音は非常に強く、大きく聞こえてくる。


「……これで狼は全部か?」


「Not yet, behind you... fragile robots.(まだだ、背後…脆弱なロボット共だ)」


 狼達の掃討を確認して、上空で攻撃していたDefenderは勢い良く地面に着地した。
 そして、ハデスの言葉を聞いて、すぐさま背後に向き直る。

 今度の相手は多数のロボット軍団だった。デザインは重役の警備ロボットの様なデザインだ。
 普通の人型を保っており、腕部にはビーム砲か機関銃の様な物が取り付けられている。


「Are you sure? Your own people dying in front of you?(いいのか?同族が目の前で死ぬぞ?)」


 一応、Defenderはハデスに確認を取る。仮にも目の前にはハデスと同族であるがいる。
 もし、Defenderがこのまま迫り来るロボット達を撃破すれば、ハデスの目の前で同胞を殺すと言う事を犯してしまう。

 念の為、Defenderは一度止まってハデスの横に立って、そのまま目を合わせる。


「That kind of imitation is a disgrace to us all. Turn it off...(あんな紛い物になど、我々の面汚しだ。消せ…)」


「Okay...」


 ハデスの言葉を聞くと同時に、Defenderはロボット軍団に向けて、猪突猛進に突っ込んでいく。


「Do you need backup?(援護は必要か?)」


「…俺がやる!」


 今のDefenderに援護など、必要ではなかった。
 ハデスはロボットながら所謂、のつもりで今の言葉を投げたが、本当に援護は不要の様であった。


「ジーナフォイロで片付ける!」


 先程は機関砲と言う名のガトリングガンで狼共を殲滅したが、次は鋼鉄のロボット軍団だ。
 ならば、銃弾で全員捩じ伏せるのではなく、爆撃で薙ぎ払ってしまえば良い話だ。

 刹那、Defenderは再び腕部に装着した棺桶を構えると同時に、今度は下部を展開するのではなく、棺桶左右側部を同時に展開する。
 側部内部から現れるのは、多数のミサイルを装填したミサイルランチャー。

 再びトリガーを引き、今度は六つの銃口を装備した機関砲ではなく、無数の格納されたミサイルが現れる。
 展開されると同時に、現れるミサイル群はすぐにミサイルランチャーから発射され、煙を吹き出しながら、軌道を描いてロボット軍団へと向かって一直線に向かっていく。

 搭載しているミサイルは軌道を描いてそのまま目標へと向かい、爆発すると同時に内部に仕込まれた小型のミサイルが更に分裂して、連続で大きな爆発を起こすマイクロミサイルと自動追尾機能を持ち、敵に向かって自動誘導するホーミングミサイルの二つがある。

 無論、それはロボット等に対しても誘導はする。
 即ち、誘導ミサイルを搭載している為、ロボット軍団は…。

 全部粉々に爆殺だ。

 ミサイルの着弾と同時に、機関砲を乱射した時と同様な程の轟音が響く。
 先程は銃声だけだったが、今度はミサイルによる爆撃であった為、更に大きな音が周囲に鳴り響いた。

 そして、無数に放たれたミサイル郡によって、Defender達を制圧しようとしていたロボット群は一体残らず、全員火の海の中に沈められる事となった。

 バチバチと薄暗い街に燃え盛る炎が、周囲に広がって埋め尽くされ、ミサイルと機関砲の爆音が周囲の雰囲気を簡単に変えてしまう。


「まさか、俺に勝てると思っていたのか?」


 Defenderは損壊し、バラバラとなったロボット達を見下ろしながら言い、各部を展開していた棺桶型武装コンテナを元の状態へと戻す。

 そしてシューっと音が鳴り、武装コンテナは冷却される。


「さて、後は理性がない奴…」


 残る敵は、だけになった。
 Defenderは一度、周囲を見渡す。理性のない奴と言う事もあって、狼やロボット達と一緒に攻撃してくるとDefenderは予想していたが、この場所に転送されてから、その様な奴を見た記憶はない。

 まだ何処かに隠れているのだろうか?

 しかし、理性のない奴が自分達に怯えて隠れているなんて事が有り得るだろうか。
 理性のない奴は、薬漬けにされた薬物中毒者と変わりない。
 恐れや道徳心等ありはしない。敵を見つければ、そのまま目を血走らせて襲いかかっくるのが普通だ。

 だが、それでも敵は姿を見せようとしない。
 Defenderは周囲を見渡し、取り敢えずは前の方向を監視する事にした。
 背後はヴィラス達二人が監視している様だったので、Defenderは背後の監視を彼らに任せる事とした。


 ◇◇


 刹那、Defenderの全身が突如としてとてつもなく重くなってしまった。
 最早、立っていられなくなる程にだ。明らかに異常と言える程の現象。
 まるで、重力が何十倍にも増加したした様だ。下に強く引っ張られる様な感覚に陥りながら、Defenderは膝を着き、そのまま四つん這いになりかけてしまう。


「ぐぁぁ!?な、何だ!?」


 突然の現象に、思わずDefenderは戸惑いの声と疑問の言葉が口から漏れる。
 彼はすぐに、周囲を見渡す。

 そしてDefenderが状況確認の為に周囲を見渡すと、そこには……。


「やっとだ……」


 ヴィラスが狂気と愉悦の表情を見せながら、Defenderの前に立っていた…。



◇◇



ミニ解説

「棺桶型武装コンテナ:ベルフェゴール」
Defenderが装備する武装コンテナ。機関砲、ミサイルランチャー、レーザーガン等と言った多くの武装を集約させている。
名前の由来は七つの大罪に比肩する悪魔の一人で「怠惰」「好色」を司る悪魔とされる。

「バルカン砲:サンダーバード」
棺桶下部に内蔵された六連装の機関砲。ガトリングガンとも呼べる。非常に高い発射レートを持つ。一番良く使われる。

「ミサイルランチャー:ジーナフォイロ」
棺桶左右側部に内蔵されたミサイルランチャー。ホーミングミサイルやマイクロミサイルを内蔵している。

「試作型高距離攻撃レーザーガン:ユーディキウム」
敵性存在ノ完全殲滅ヲ強制スル
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