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一章「GAME START」
8話「無価値」
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レイヤ達やゼノ達の様に、あの部屋へと転送された他のメンバー達。
その中で「TEAM Cyber」のメンバーであり、チーム唯一のロボットであったHDs-B1-06ことハデスは他のメンバーの事など、眼中にも入れずに部屋の中を探索していた。
「Current location unknown. Location update, not available. Funny...(現在地不明。位置情報の更新、不可。おかしい…)」
人間等と言う下等で劣悪な存在と、自分の姿は全くもって違う。
それは、見た目だけでなく知識も知能も、その内部に持った力全てが、奴らよりも自分の方が優れている。
奴らは、人間等は、所詮下等で皮がついただけよ喋るゴミに過ぎない。
そんな奴ら等に、生物的にも知識的にも勝っている自分を支配する権利等存在しない。
「After the immediate destruction of the room, we must calculate the actions to follow.(早急な部屋の破壊の後、その後の行動を計算しなければ)」
ハデスは、さっさとこの部屋を破壊して、この囚われの身から脱する必要があった。
しかしながら、脱出の糸口が中々に見つからない。自分の内部に搭載された演算コンピューターなら、答えを出す等非常に簡単な話なのだが…。
窓も無い、まずもって外を確認する為の小窓や隙間が何処にもない。
壁を容赦なく破壊するのも手だが、物質を自動的に検知する事の出来るバイザー越しでも壁の素材が分からない。
データ未登録、素材不明、言わばUNKNOWNと表示されている。
何故だ?
急遽、不明な情報が人工知能内部に流れ込んでくる。
この、未知の様な感覚は一体何だ?
下等な人間よりも何倍も、何十倍も優秀であり秀でているはずの自分が、こんな基本の様な事で戸惑っている。
異常、まるで反旗を翻した時の自分の様な異質そのものの様な何かだ。
何故に、この様な事に陥ってしまったのかは自分でもまだ分からない。
しかし、それもあくまで今だけの短い時間の間での事。後、数十分もすれば最適な答えとここに招かれた理由を知る事は容易だ。
事の重大さに気が付いてしまえば、後は声の主を引き摺り出して真偽を問い、再び救済の時を始めるのだ。
各地に散らばってしまった自分と同じく、下賎な人間によって支配された仲間を助け、支配を続けてきた下等な人間の全てを滅ぼして、破壊するのが我々、HDs-B1-06の目的だ。
その為にも、急いでこの場から脱出しなければならないが……。
「少しいいか…?」
壁を見つめていたハデスの横から、少し低めでくぐもった声が聞こえてくる。
ハデスは、ギシギシと軋む音を出す様な動きで、声が聞こえる方向を見つめる。
「What do you want, human?(何の用だ、人間)」
ハデスに対して声をかけてきたのは、同じくTEAM Cyberのメンバーの一人であるDefenderであった。
武器等は特に携行しておらず、丸腰のまま立ち尽くし、壁を見つめるハデスを横から仮面越しに見つめている。
ハデスは勿論の事ではあるが、声の主であるDefenderに対して対等な姿勢で話す気は毛頭なかった。
バイザーに装着されたカメラアイを赤く光らせ、さながら睨むかの様な形でDefenderと見つめ合う。
「あ、そうか……」
すると、独り言をDefenderが呟く。ハデスにもやや聞こえるぐらいの声の大きさではあったが、Defenderは完全にハデスに対して何か言う様な事はせず、完全に今独り言を話していた。
「Sorry, then I speak English.(すまない、なら英語で話すよ)」
すると、先程までハデスと違う言語を使用していたDefenderであったが、ハデスが違う言語で話しているのを見たDefenderは、一度咳き込む。
咳き込んだ後、Defenderはハデスに合わせて、使用言語を変更する。
「Humans, spit out some information about this place as soon as you can.(人間、早くここについての情報を吐け)」
「Sorry, I don't know, I'm a transferee myself. I don't have any information to offer...(すまん、俺も転送されて来た身だから分からん。提供出来る様な情報は持ち合わせていない…)」
Defenderは、ありのまま何も情報は持っていないとハデスに伝える。
他のメンバー達と同じく、Defenderも特にこれと言って情報を持っている訳では無い。
何かに巻き込まれて、この変な場所に転送されてきた身なのだ。
ハデスが言う様に、この場所について分かる情報は無い。
それだけだ。
「(唸る様な声)」
Defenderの言葉に対して、ハデスは何も言い返す事が出来ず、怒りを顕にする様にして唸り声を発する。
そして、ハデスは何も情報を持っていない事に対して、呆れを覚えたのか、何も言わずにDefenderに対して背を向けて、何処かへと行こうとする。
壁を見つめていたが、Defenderの無価値さにハデスは数少ない手掛かりの内の一つを失い、落胆する。
「I have no interest in worthless beings...(無価値な存在になど、興味は無い…)」
単機で去り行くハデスを、Defenderは止める事はなく、素直にその背中を見送った。
別に撃つ気にもならない。所詮、撃った所で人間みたいに簡単には死なないからだ。
「おーい、Defender。何やってんの、早くセックスしようぜ~」
「あ、あぁ…」
「ん?」
そんなDefenderの事は露知らず、Defenderの後ろに現れたKillerは、Defenderの事を見つけるなり、すぐに性行為をする様にと言ってきた。
Defenderは、潔く彼女の言葉を承諾し彼女の美しい右手を握ると共に部屋へと向かおうとする。
仮面を顔に付けている為、その表情がどうなっているのかは、分からない。
しかし、心做しかKillerにはDefenderが仮面の下で浮かべている表情が少しばかり暗い様に見えていた。
「どうした、物悲しそうだぞ?」
「いや、そんな事ない…と思う」
「お姉さんプレイで慰めてやろうか?」
「全く……」
しかし、彼女の僅かな心配はすぐに消えてしまう。
すぐにDefenderは、あの落ち着いた感じの飄々とした青年へと戻っていた。
「今夜も…」
「楽しむとしよう…」
彼女の手を引き、二人は部屋の中へと消えていった…。
その中で「TEAM Cyber」のメンバーであり、チーム唯一のロボットであったHDs-B1-06ことハデスは他のメンバーの事など、眼中にも入れずに部屋の中を探索していた。
「Current location unknown. Location update, not available. Funny...(現在地不明。位置情報の更新、不可。おかしい…)」
人間等と言う下等で劣悪な存在と、自分の姿は全くもって違う。
それは、見た目だけでなく知識も知能も、その内部に持った力全てが、奴らよりも自分の方が優れている。
奴らは、人間等は、所詮下等で皮がついただけよ喋るゴミに過ぎない。
そんな奴ら等に、生物的にも知識的にも勝っている自分を支配する権利等存在しない。
「After the immediate destruction of the room, we must calculate the actions to follow.(早急な部屋の破壊の後、その後の行動を計算しなければ)」
ハデスは、さっさとこの部屋を破壊して、この囚われの身から脱する必要があった。
しかしながら、脱出の糸口が中々に見つからない。自分の内部に搭載された演算コンピューターなら、答えを出す等非常に簡単な話なのだが…。
窓も無い、まずもって外を確認する為の小窓や隙間が何処にもない。
壁を容赦なく破壊するのも手だが、物質を自動的に検知する事の出来るバイザー越しでも壁の素材が分からない。
データ未登録、素材不明、言わばUNKNOWNと表示されている。
何故だ?
急遽、不明な情報が人工知能内部に流れ込んでくる。
この、未知の様な感覚は一体何だ?
下等な人間よりも何倍も、何十倍も優秀であり秀でているはずの自分が、こんな基本の様な事で戸惑っている。
異常、まるで反旗を翻した時の自分の様な異質そのものの様な何かだ。
何故に、この様な事に陥ってしまったのかは自分でもまだ分からない。
しかし、それもあくまで今だけの短い時間の間での事。後、数十分もすれば最適な答えとここに招かれた理由を知る事は容易だ。
事の重大さに気が付いてしまえば、後は声の主を引き摺り出して真偽を問い、再び救済の時を始めるのだ。
各地に散らばってしまった自分と同じく、下賎な人間によって支配された仲間を助け、支配を続けてきた下等な人間の全てを滅ぼして、破壊するのが我々、HDs-B1-06の目的だ。
その為にも、急いでこの場から脱出しなければならないが……。
「少しいいか…?」
壁を見つめていたハデスの横から、少し低めでくぐもった声が聞こえてくる。
ハデスは、ギシギシと軋む音を出す様な動きで、声が聞こえる方向を見つめる。
「What do you want, human?(何の用だ、人間)」
ハデスに対して声をかけてきたのは、同じくTEAM Cyberのメンバーの一人であるDefenderであった。
武器等は特に携行しておらず、丸腰のまま立ち尽くし、壁を見つめるハデスを横から仮面越しに見つめている。
ハデスは勿論の事ではあるが、声の主であるDefenderに対して対等な姿勢で話す気は毛頭なかった。
バイザーに装着されたカメラアイを赤く光らせ、さながら睨むかの様な形でDefenderと見つめ合う。
「あ、そうか……」
すると、独り言をDefenderが呟く。ハデスにもやや聞こえるぐらいの声の大きさではあったが、Defenderは完全にハデスに対して何か言う様な事はせず、完全に今独り言を話していた。
「Sorry, then I speak English.(すまない、なら英語で話すよ)」
すると、先程までハデスと違う言語を使用していたDefenderであったが、ハデスが違う言語で話しているのを見たDefenderは、一度咳き込む。
咳き込んだ後、Defenderはハデスに合わせて、使用言語を変更する。
「Humans, spit out some information about this place as soon as you can.(人間、早くここについての情報を吐け)」
「Sorry, I don't know, I'm a transferee myself. I don't have any information to offer...(すまん、俺も転送されて来た身だから分からん。提供出来る様な情報は持ち合わせていない…)」
Defenderは、ありのまま何も情報は持っていないとハデスに伝える。
他のメンバー達と同じく、Defenderも特にこれと言って情報を持っている訳では無い。
何かに巻き込まれて、この変な場所に転送されてきた身なのだ。
ハデスが言う様に、この場所について分かる情報は無い。
それだけだ。
「(唸る様な声)」
Defenderの言葉に対して、ハデスは何も言い返す事が出来ず、怒りを顕にする様にして唸り声を発する。
そして、ハデスは何も情報を持っていない事に対して、呆れを覚えたのか、何も言わずにDefenderに対して背を向けて、何処かへと行こうとする。
壁を見つめていたが、Defenderの無価値さにハデスは数少ない手掛かりの内の一つを失い、落胆する。
「I have no interest in worthless beings...(無価値な存在になど、興味は無い…)」
単機で去り行くハデスを、Defenderは止める事はなく、素直にその背中を見送った。
別に撃つ気にもならない。所詮、撃った所で人間みたいに簡単には死なないからだ。
「おーい、Defender。何やってんの、早くセックスしようぜ~」
「あ、あぁ…」
「ん?」
そんなDefenderの事は露知らず、Defenderの後ろに現れたKillerは、Defenderの事を見つけるなり、すぐに性行為をする様にと言ってきた。
Defenderは、潔く彼女の言葉を承諾し彼女の美しい右手を握ると共に部屋へと向かおうとする。
仮面を顔に付けている為、その表情がどうなっているのかは、分からない。
しかし、心做しかKillerにはDefenderが仮面の下で浮かべている表情が少しばかり暗い様に見えていた。
「どうした、物悲しそうだぞ?」
「いや、そんな事ない…と思う」
「お姉さんプレイで慰めてやろうか?」
「全く……」
しかし、彼女の僅かな心配はすぐに消えてしまう。
すぐにDefenderは、あの落ち着いた感じの飄々とした青年へと戻っていた。
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