The Dead Crisis‐デスゲームに巻き込まれたけど生き残る！

序章「運命の時」

主要人物紹介その2

『TEAM Cyber』

「HDs-B1-06」

　人工の災厄
　多種多様な任務を遂行する事の出来るエイクスヘブンマーセナリー社製のロボットの一機。人間に従順なプログラムが施されていたが、突如発生したバグか何かでその全てが凶変。人を助けるべきはずが下等な人間を滅ぼす存在へと変貌した。正に人の手が生み出した災厄。


「Defender」

　理想を抱く暗殺者
　困窮した世界を駆け、無法の世界を生きる闇に呑まれた暗殺者。軽く人間をやめている身体能力とガトリングタイプの機関砲やミサイルランチャー、レーザー砲を搭載した大型の棺桶型武装コンテナを使用し、敵を翻弄する。サイバー風バイザーとマスクにより素顔は不明、国籍は日本らしい。
　長い付き合いのKillerとは深い友情で結ばれている。


「Killer」

　可憐たる狙撃手
　Defenderと共に困窮する世界を駆ける暗殺者であり狙撃手。愛用するスナイパーライフルからは誰も逃げられない。眩しく光る程の銀髪と美しい肉体が特徴的。Defenderとは大の仲良し、本人曰くセフレの様な仲らしい。
 

「ヴィラス・ハウンデロッド

　無名の復讐者
　罪なき多くの仲間達を、差別意識と偏見に塗れた人間に殺された過去を持つ魔族の青年。人間に対して並々ならぬ憎悪を抱いており、人間全てが悪だと認識している。重力をキューブ状にして操る力を持つ。


「ペアスティーネ・アングネスド」

　影の復讐者
　ヴィラス同様に、大切な仲間達を人間に奪われた過去を持つ魔族の女性。彼女は出来る限り和平的な解決を望んでいたが、人間の愚かさを目の当たりにしてヴィラスと共に人間に対する復讐を決意する。



『TEAM Irregular』


「MasterMind」

　人類掌握を担う救世主
　全てを掌握し、己の目的を叶える為に暗躍する最高にして最悪の矛盾した救世主。弛まぬ努力と決して冷めなかった決意を胸に、代償を払いながらも全てを救い、掌握する力を手に入れる。
　彼における救いとはある人から見れば救済であり、ある人から見れば侵略でもある。


「Castor」

　姿無き残忍たる参謀
　救世主であるMasterMindの参謀にして自称彼女。妖艶な色気と肉体を持つ女性で、彼女もまた魔族の一人。MasterMindに双子の妹と共に救われて以降、年上の女性としてからかいながらも彼に対して深い忠誠心を持っている。


「Witch」

　惑わせの幻術師
　掌握者であるMasterMindに命を救われた双子の妹。姉程ではないものの、彼女も強くMasterMindの事を敬愛している。自身の容姿がCastorに比べると幼いが、肉体の方は明らかに見た目相応では無い。


「サイファー」

　全知の目を持つ監視者
　濡れ衣を着せられ、冤罪の罪を被せられた理由を追い求め、各地を彷徨うハッカー。コンピューターシステムのハッキングや愛用の小型無人偵察機の操縦を得意としている。本名は隠しているが韓国人で、時折韓国語で話してしまう。皮肉屋であまり優しく出来ない性格だが、根は非常に優しい人物。


「クジョウ・シズル」

　戦場の巫女
　誰にでも優しく、おっとりとした性格の女の子。巫女服でケモ耳&尻尾と言う刺さる人には刺さりそうな属性を持っている。暗い所は苦手、あまり争い事を好む性格ではなく平和が訪れる事を常に願い続けている。十七歳だが最近になって好きな人が欲しいと思っている。