プリンセスは殺し屋


彼女との初体験を間近に控えていた葛城ユウトは、ついに、1つのベットの上で女子の体と交わろうとしていた。

下着に手を伸ばした、その時だった。

「貴様、私に触れようなどとは…」

キスまで交わし、同意を得たはずだった相手が、突然豹変したように顔を顰める。

手には「銃」が。


…ここ、日本ですよ?


学生兼殺し屋を営んでいる魔王の娘、——ブーニベルゼ。

日本の女子高生の魂に“憑依した”彼女とのドタバタ冒険活劇が、今、始まる。
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