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704ブローチ販売
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イルミネーションも無事に終わり、
浩司、レムと一緒にサリナ姫とヨハン王子の所へ食事を運ぼうとするが
「申し訳ありませんが、この先は立ち入り禁止です。食事は我々が運ばせて頂きます。」
部屋の手前で警護をしていた兵士に止められてしまった。
確かこの人は、籠城していた時に秘薬を飲んだベータさんだったか。
『ほう、サリナ姫の警護をしておるのか。』
オーラも綺麗だ。良かった。
食事を渡して戻ろうとすると
「ベータ様、その方々は通して頂いて問題ありません。
サリナ姫とヨハン王子が料理を楽しみにしていますので、こちらにどうぞ。」
クリスティーヌさんが出てきて、ベータさん達も道を開けて俺達を通してくれた。
「拓ちゃんのドレスのお陰で、パーティが成功したわ。ありがとう。
でも、お腹がペコペコよ。」
「本当にドレスを着たサリナさんは綺麗だったからな。
さて、俺も食事をさせてもらおうかな。」
サリナ姫とヨハン王子はそう言うと、俺達が持ってきた料理を食べ始めた。
俺達はクリスティーヌさんが入れてくれた紅茶を飲んでいた。
「あれは、2人のダンスの素晴らしさがあっての事ですよ。
それにしても、サリナお姉さんは本当に綺麗でした。」
「サリナお姉さん、まるで妖精が踊っているのかと思った。」
俺とレムが今日の踊りを思い出していると
「本当に綺麗だったよな。なぁ、拓ちゃん、光るスーツの方が華やかになったんじゃないか。」
浩司に言われて、サリナ姫に比べてヨハン王子が地味な事に気が付いた。
確かに、2人そろって輝いた方が華やかになりそうだ。
「いや、光るのはドレスだけの方が良い。
その方がサリナさんが綺麗に見えるからな。」
直ぐにヨハン王子が否定するが、さりげなくサリナ姫の事を褒めている。
褒められたサリナ姫も満更でも無い様子。
もしかして、この2人 恋人として進展したのではないだろうか。
浩司も同じ事を考えたのか、少し顔が微笑んでいた。
世話焼きおばちゃんとして頑張った成果が出て良かった。
「そう言えば、今回は剣君と斧ちゃんのブローチの販売をするらしいな。」
食事を終わったヨハン王子が話しかけてきた。
「情報が早いですね。今回、これだけ有名になれば、売れると思っています。
そうしたら、皆で美味しいものを食べに行きましょう。」
「期待しているわね。1つ相談なんだけど、先に1セットを売って貰うわけにはいかないかしら。
できれば、ドレーヌ夫人にプレゼントをしたいの。」
「そういう事ですか。それならこちらをどうぞ。
サリナお姉さんが正義の味方とドレーヌ夫人に伝えてくれていたんですよね。
ドレーヌ夫人に渡してくれるようにサリナお姉さんにお願いしようとと思っていたんですよ。」
俺はアイテムボックスからガラスの小箱に入れた剣君、斧ちゃんのブローチを取り出した。
「綺麗ね。きっとドレーヌ夫人も気に入ると思うわ。」
「それにしても、拓はガラス細工が得意だな。この小箱だけでも十分な商品になりそうだ。」
2人に褒められて少し得意になってしまう。
浩司、レムと一緒にサリナ姫とヨハン王子の所へ食事を運ぼうとするが
「申し訳ありませんが、この先は立ち入り禁止です。食事は我々が運ばせて頂きます。」
部屋の手前で警護をしていた兵士に止められてしまった。
確かこの人は、籠城していた時に秘薬を飲んだベータさんだったか。
『ほう、サリナ姫の警護をしておるのか。』
オーラも綺麗だ。良かった。
食事を渡して戻ろうとすると
「ベータ様、その方々は通して頂いて問題ありません。
サリナ姫とヨハン王子が料理を楽しみにしていますので、こちらにどうぞ。」
クリスティーヌさんが出てきて、ベータさん達も道を開けて俺達を通してくれた。
「拓ちゃんのドレスのお陰で、パーティが成功したわ。ありがとう。
でも、お腹がペコペコよ。」
「本当にドレスを着たサリナさんは綺麗だったからな。
さて、俺も食事をさせてもらおうかな。」
サリナ姫とヨハン王子はそう言うと、俺達が持ってきた料理を食べ始めた。
俺達はクリスティーヌさんが入れてくれた紅茶を飲んでいた。
「あれは、2人のダンスの素晴らしさがあっての事ですよ。
それにしても、サリナお姉さんは本当に綺麗でした。」
「サリナお姉さん、まるで妖精が踊っているのかと思った。」
俺とレムが今日の踊りを思い出していると
「本当に綺麗だったよな。なぁ、拓ちゃん、光るスーツの方が華やかになったんじゃないか。」
浩司に言われて、サリナ姫に比べてヨハン王子が地味な事に気が付いた。
確かに、2人そろって輝いた方が華やかになりそうだ。
「いや、光るのはドレスだけの方が良い。
その方がサリナさんが綺麗に見えるからな。」
直ぐにヨハン王子が否定するが、さりげなくサリナ姫の事を褒めている。
褒められたサリナ姫も満更でも無い様子。
もしかして、この2人 恋人として進展したのではないだろうか。
浩司も同じ事を考えたのか、少し顔が微笑んでいた。
世話焼きおばちゃんとして頑張った成果が出て良かった。
「そう言えば、今回は剣君と斧ちゃんのブローチの販売をするらしいな。」
食事を終わったヨハン王子が話しかけてきた。
「情報が早いですね。今回、これだけ有名になれば、売れると思っています。
そうしたら、皆で美味しいものを食べに行きましょう。」
「期待しているわね。1つ相談なんだけど、先に1セットを売って貰うわけにはいかないかしら。
できれば、ドレーヌ夫人にプレゼントをしたいの。」
「そういう事ですか。それならこちらをどうぞ。
サリナお姉さんが正義の味方とドレーヌ夫人に伝えてくれていたんですよね。
ドレーヌ夫人に渡してくれるようにサリナお姉さんにお願いしようとと思っていたんですよ。」
俺はアイテムボックスからガラスの小箱に入れた剣君、斧ちゃんのブローチを取り出した。
「綺麗ね。きっとドレーヌ夫人も気に入ると思うわ。」
「それにしても、拓はガラス細工が得意だな。この小箱だけでも十分な商品になりそうだ。」
2人に褒められて少し得意になってしまう。
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