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551女子力
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******(サリナ姫)
「あれがOZやクリームの皆が住んでいる所。
話では聞いていたけど、本当に倉庫なのね。
如何にも、拓ちゃんが秘密基地と言って喜んでそうな感じがするわ。」
「しかし、倉庫を改造して住むなんて面白そうだな。
後で、ガラに尋ねても良いか聞いてみようか。」
ヨハン王子も気になるようだ。
ここに2ヶ月程滞在するなら、遊びに寄らせてもらえるかしら。
時間になり皆でカレー専門店に伺うと、内装が綺麗なタイルで装飾された店。
今日は特別という事で、カレーと関係ない料理も並んでいる。
孤児院の子供達や果樹園や工場の人達も集まっての立食パーティ。
流石にブルネリ公爵は無理だが、ロダン侯爵は商人で私やヨハン王子はロダン侯爵の知人の商人の子息という設定にしている。
王家という肩書が無く、皆と話せるのは本当に楽しい。
「ジャンさんの料理の腕は知っていましたが、ルミナスさんも凄いですね。
所で、2人は結婚されるのですか。」
2人は、この店の2階で生活をするという事は、そういう事なのだろう。
お似合いの2人だと思っていたのに
「・・・サリナさん、言い難いですが、私は心は女ですが、体は男なんです。」
「えっ」
「ジャンとは昔からの親友なんです。」
「そうなの。言われるまで全く分からなかったわ。
凄く色気が有るわね。その上、料理のプロなんて女子力が高過ぎるでしょ。」
思わず口にしてしまったけど、良かったかしら。
ルミナスさんを見ると、喜んでいるので大丈夫かしら。
男と聞いたヨハン王子も驚いていると
「素であんなに可愛らしいのは、何故か。
そして、自分とかけ離れた女子力。
サリナお姉さんは、色々と学ぶ必要が有りそうですね。」
何時の間にか料理を盛った皿を持った拓ちゃんが横に立っていた。
「余計なお世話よ。拓ちゃんだって子供としての可愛げなんて全く無いじゃない。
私の女子力はこれからよ、大器晩成って言葉を知らないの。」
思いっきり拓ちゃんのほっぺたを引っ張ると。
今回付いて来た侍女のクリスティーヌに
「楽しいのは宜しいですが、さすがに子供達の前で今の行為は如何かと。
それに大器晩成とは、何の積み重ねも無く一夜にしてなるものでは有りませんので、行動と言葉が合っていないかと。」
しっかりと釘を刺された。
そうよね。子供達が居る前ではしたない行為は止めた方が良いわよね。
直ぐに王女スマイルをしてみたが、子供達の困っている反応が痛い。
「サリナさん、ありがとう。
今日の料理は、腕によりを掛けて作ったから一杯食べてね。」
そう言って、ルミナスさんは厨房へと戻っていった。
普通に動いているだけで、何でこんなに可愛らしいのかしら。
拓ちゃんに言われたのは悔しいけど、本当に色々と学んだ方が良いかもしれない。
食事会の最後に、拓ちゃんが
「この店のオープン記念に、2人にプレゼントです。
店を宜しくお願いします。」
そう言って、取り出したのはジャンさんとルミナスさんのガラスで出来たフィギュアを渡していた。
私の分も作ってもらったけど、本当に凄い器用よね。
2人共そっと受け取って喜んでいるけど、ルミナスさんのが私のより胸が大きくウェストが細くなっているのは腑に落ちないわ。
食事会が終わり、帰り道の途中で
「今度、家に遊びに行っても良いだろうか。」
ヨハン王子がガラさんにたずねると
「勿論だ。どうせならこの後、遊びに来ないか。
風呂も有るから、ゆっくり浸かって旅の疲れを取ってくれ。」
と言ってくれた。
「来ても良いなら、サリナもお風呂に入りにおいでよ。
こっちにはヨーコさんを入れても女性は3人しか居ないから、ゆっくり出来るわよ。
拓ちゃんの趣味全開で、本当に凄いお風呂なのよ。
ヨーコさんも、お風呂に入る時間が無かったから丁度良いし。」
ジェニファーが楽しそうに声を掛けてくれる。
「ガラさんの許可が出たなら、入った方が良いわね。
絶対に入る価値は有ると思うわ。」
ロビンもお勧めのお風呂。拓ちゃんの趣味全開ってどんな感じなのかしら。
「あれがOZやクリームの皆が住んでいる所。
話では聞いていたけど、本当に倉庫なのね。
如何にも、拓ちゃんが秘密基地と言って喜んでそうな感じがするわ。」
「しかし、倉庫を改造して住むなんて面白そうだな。
後で、ガラに尋ねても良いか聞いてみようか。」
ヨハン王子も気になるようだ。
ここに2ヶ月程滞在するなら、遊びに寄らせてもらえるかしら。
時間になり皆でカレー専門店に伺うと、内装が綺麗なタイルで装飾された店。
今日は特別という事で、カレーと関係ない料理も並んでいる。
孤児院の子供達や果樹園や工場の人達も集まっての立食パーティ。
流石にブルネリ公爵は無理だが、ロダン侯爵は商人で私やヨハン王子はロダン侯爵の知人の商人の子息という設定にしている。
王家という肩書が無く、皆と話せるのは本当に楽しい。
「ジャンさんの料理の腕は知っていましたが、ルミナスさんも凄いですね。
所で、2人は結婚されるのですか。」
2人は、この店の2階で生活をするという事は、そういう事なのだろう。
お似合いの2人だと思っていたのに
「・・・サリナさん、言い難いですが、私は心は女ですが、体は男なんです。」
「えっ」
「ジャンとは昔からの親友なんです。」
「そうなの。言われるまで全く分からなかったわ。
凄く色気が有るわね。その上、料理のプロなんて女子力が高過ぎるでしょ。」
思わず口にしてしまったけど、良かったかしら。
ルミナスさんを見ると、喜んでいるので大丈夫かしら。
男と聞いたヨハン王子も驚いていると
「素であんなに可愛らしいのは、何故か。
そして、自分とかけ離れた女子力。
サリナお姉さんは、色々と学ぶ必要が有りそうですね。」
何時の間にか料理を盛った皿を持った拓ちゃんが横に立っていた。
「余計なお世話よ。拓ちゃんだって子供としての可愛げなんて全く無いじゃない。
私の女子力はこれからよ、大器晩成って言葉を知らないの。」
思いっきり拓ちゃんのほっぺたを引っ張ると。
今回付いて来た侍女のクリスティーヌに
「楽しいのは宜しいですが、さすがに子供達の前で今の行為は如何かと。
それに大器晩成とは、何の積み重ねも無く一夜にしてなるものでは有りませんので、行動と言葉が合っていないかと。」
しっかりと釘を刺された。
そうよね。子供達が居る前ではしたない行為は止めた方が良いわよね。
直ぐに王女スマイルをしてみたが、子供達の困っている反応が痛い。
「サリナさん、ありがとう。
今日の料理は、腕によりを掛けて作ったから一杯食べてね。」
そう言って、ルミナスさんは厨房へと戻っていった。
普通に動いているだけで、何でこんなに可愛らしいのかしら。
拓ちゃんに言われたのは悔しいけど、本当に色々と学んだ方が良いかもしれない。
食事会の最後に、拓ちゃんが
「この店のオープン記念に、2人にプレゼントです。
店を宜しくお願いします。」
そう言って、取り出したのはジャンさんとルミナスさんのガラスで出来たフィギュアを渡していた。
私の分も作ってもらったけど、本当に凄い器用よね。
2人共そっと受け取って喜んでいるけど、ルミナスさんのが私のより胸が大きくウェストが細くなっているのは腑に落ちないわ。
食事会が終わり、帰り道の途中で
「今度、家に遊びに行っても良いだろうか。」
ヨハン王子がガラさんにたずねると
「勿論だ。どうせならこの後、遊びに来ないか。
風呂も有るから、ゆっくり浸かって旅の疲れを取ってくれ。」
と言ってくれた。
「来ても良いなら、サリナもお風呂に入りにおいでよ。
こっちにはヨーコさんを入れても女性は3人しか居ないから、ゆっくり出来るわよ。
拓ちゃんの趣味全開で、本当に凄いお風呂なのよ。
ヨーコさんも、お風呂に入る時間が無かったから丁度良いし。」
ジェニファーが楽しそうに声を掛けてくれる。
「ガラさんの許可が出たなら、入った方が良いわね。
絶対に入る価値は有ると思うわ。」
ロビンもお勧めのお風呂。拓ちゃんの趣味全開ってどんな感じなのかしら。
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