473 / 761
473理想
しおりを挟む******(ルドルフ料理長)
「これが、タコの料理か。」
テーブルにはタコの刺身、カルパッチョ、酢の物、唐揚げ、甘辛煮、パエリアとタコを使った料理が並んでいる。
拓殿にレシピを教わりながら作った料理だ。
レオ殿は魔力の訓練で疲れ切って部屋で横になっている。
初めて調理をしてみたが、さすがに食べるのは躊躇する。
他の料理人も興味深そうに見ているが、誰も手を出さない。
ヤマトが泣き声を上げると拓殿が取り分けるので
「待つんだヤマト。大丈夫だ、先ずは俺が食べる。」
思わず、止めてしまった。流石にヤマトに食べさせるのは可哀想だ。
「ルドルフ料理長、まるでヤマトが自分の子供みたいですよ。」
拓殿には、そんな風に見えるのか。しかし
「何を言っている。本当の子よりヤマトの方が可愛いぞ。
あのバカ息子どもは結婚したら家に帰っても来ない。
たまに帰って来たと思えば、金の無心だ。」
あのバカ息子と義理の娘の顔が浮かんで頭にくる。
何時までも、かみさんが甘やかすのがいけないのだろう。
思わず愚痴をこぼしてしまったが、今はタコ料理だ。
拓殿が好きな食材なら、食べる価値がある。
勇気を持って、タコの刺身を一口食べてみる。
「これがタコなのか。面白い歯ごたえで美味い。大丈夫だな。ほら、お前達も食べてみろ。」
見ていた料理人に進めながら、他の料理も食べてみる。
面白い食材だ。新しい食材に刺激を受け、頭に浮かんだアイディアを書き残す。
しかし、海の食材を入手するのは難しい。
生は無理だろう。また港町に行く事は出来ないだろうか。
******(ジャン料理人)
俺は拓殿がオーナーとなるカレー工場に付属する料理店で料理長として働く。
OZの皆さんやブルネリ公爵、ルドルフ料理長が集まった所で店の内装の説明を聞いている。
「こちらで考えていたのは、こんな感じです。
簡単な図面と、雰囲気が伝わる様に絵を描いてみました。」
浩司殿が見せてくれたのは50人は入れそうな間取り図とタイル張りの店内の絵だった。
さらに調理場には巨大な冷蔵庫、冷凍庫まで装備されている。
ルドルフ料理長も意見を出してくれ、動線も考えられた配置だ。
他にも数種類の案を提示してくれた。
俺が、これだけの場所で働けるとは夢の様だ。
しかし、図面から顔を上げた俺の目に入って来たのは、拓殿の考えている様な表情だった。
俺の実力では過ぎた場所だと思っているのだろうか。
俺と拓殿の様子を見たルドルフ料理長が
「拓殿、何か気になる事でも有るのか。」
と問いかけると、拓殿は
「気になると言うか、ジャンさんはこの店でも大丈夫ですか。」
これは俺の実力と店のレベルが合っていると思うかとの質問だろうか。
「確かに、これだけの店で働く実力とは思っていませんが、今以上に努力をします。」
俺の答えに、拓殿が困った様な顔をする。
やはり、実力に不相応な店なのだろう。そう思っていると
「ジャンさんの実力を考えれば、来てもらう方が勿体ないと思っています。
そういう事では無く、この店だと広過ぎませんか。
料理を作る場所が裏になるので、食べるお客様の顔が見えませんし。」
どういう事だ。これだけの素晴らしい店なのに、拓殿は気に入らないのか。
「拓殿は、どんな店が理想だと思っているんだ。」
ルドルフ料理長の問いかけの答えが
15人位座れるカウンターが有り、その目の前で料理人が調理を行う。
裏にも調理場を用意するが、カウンターの前での料理が基本となる。
後ろにテーブル席や、用意するが調理場から店全体が見える規模が丁度いいと考えていた。
もう少し凝って、小上がりという靴を脱いで座る場所も作りたいらしい。
「拓殿の理想は少し大きめの小料理屋って感じか。
ジャンはどう思う。お前が仕切る店だ。」
ルドルフ料理長の言う様に、俺が店を仕切る。
俺もしっかりと店の事を考えないといけない。
店の中を一望できるサイズか、人を多く入れられるサイズのどちらが良いのか。
拓殿が理想とする、自分が作った料理を食べる客の顔が直接見れる店にも凄く引かれる。しかし
「個人の店としては、拓殿の考えは魅力的ですが、
今回の1番の目的は多くの人にカレー料理を食べて頂く事です。
店としては、広い店の方が良いと考えています。」
俺の意見に、拓殿も頷いてくれた。
店は、浩司殿が初めに提示してくれた案が採用となった。
只のたたき台なので、全く違う内装でも構わないと言ってくれたが、これ以上の内装は考えられない。
住む場所を店の2階、もしくは店の側に用意して欲しいという俺の要望も受け入れてくれるそうだ。
話が終わった後、ルドルフ料理長に断り人の居ない庭に移動すると
「凄過ぎる。俺があれだけの店で働く事が出来るなんて。
やった―。」
大声で叫び、そのまま土の上に倒れ大声で笑った。
空に伸ばした手を見ながら、まだ改善できる事を考えた。
もう一人、俺と一緒に働いてくれる友人にも話を通しておこう。
基本的に、経営者の1人である商人のヨーゼフ殿が料理人候補を集めてくれるが、
初心者相手に俺一人では対応出来ないので、料理人の友人を誘った。
一緒に新人料理人に教えていかなければならない。
それに、これだけの店となると、接客業務にも力を入れなければならないだろう。
やらなければいけない事ばかりだが、嬉しくてどうしようもなかった。
「これが、タコの料理か。」
テーブルにはタコの刺身、カルパッチョ、酢の物、唐揚げ、甘辛煮、パエリアとタコを使った料理が並んでいる。
拓殿にレシピを教わりながら作った料理だ。
レオ殿は魔力の訓練で疲れ切って部屋で横になっている。
初めて調理をしてみたが、さすがに食べるのは躊躇する。
他の料理人も興味深そうに見ているが、誰も手を出さない。
ヤマトが泣き声を上げると拓殿が取り分けるので
「待つんだヤマト。大丈夫だ、先ずは俺が食べる。」
思わず、止めてしまった。流石にヤマトに食べさせるのは可哀想だ。
「ルドルフ料理長、まるでヤマトが自分の子供みたいですよ。」
拓殿には、そんな風に見えるのか。しかし
「何を言っている。本当の子よりヤマトの方が可愛いぞ。
あのバカ息子どもは結婚したら家に帰っても来ない。
たまに帰って来たと思えば、金の無心だ。」
あのバカ息子と義理の娘の顔が浮かんで頭にくる。
何時までも、かみさんが甘やかすのがいけないのだろう。
思わず愚痴をこぼしてしまったが、今はタコ料理だ。
拓殿が好きな食材なら、食べる価値がある。
勇気を持って、タコの刺身を一口食べてみる。
「これがタコなのか。面白い歯ごたえで美味い。大丈夫だな。ほら、お前達も食べてみろ。」
見ていた料理人に進めながら、他の料理も食べてみる。
面白い食材だ。新しい食材に刺激を受け、頭に浮かんだアイディアを書き残す。
しかし、海の食材を入手するのは難しい。
生は無理だろう。また港町に行く事は出来ないだろうか。
******(ジャン料理人)
俺は拓殿がオーナーとなるカレー工場に付属する料理店で料理長として働く。
OZの皆さんやブルネリ公爵、ルドルフ料理長が集まった所で店の内装の説明を聞いている。
「こちらで考えていたのは、こんな感じです。
簡単な図面と、雰囲気が伝わる様に絵を描いてみました。」
浩司殿が見せてくれたのは50人は入れそうな間取り図とタイル張りの店内の絵だった。
さらに調理場には巨大な冷蔵庫、冷凍庫まで装備されている。
ルドルフ料理長も意見を出してくれ、動線も考えられた配置だ。
他にも数種類の案を提示してくれた。
俺が、これだけの場所で働けるとは夢の様だ。
しかし、図面から顔を上げた俺の目に入って来たのは、拓殿の考えている様な表情だった。
俺の実力では過ぎた場所だと思っているのだろうか。
俺と拓殿の様子を見たルドルフ料理長が
「拓殿、何か気になる事でも有るのか。」
と問いかけると、拓殿は
「気になると言うか、ジャンさんはこの店でも大丈夫ですか。」
これは俺の実力と店のレベルが合っていると思うかとの質問だろうか。
「確かに、これだけの店で働く実力とは思っていませんが、今以上に努力をします。」
俺の答えに、拓殿が困った様な顔をする。
やはり、実力に不相応な店なのだろう。そう思っていると
「ジャンさんの実力を考えれば、来てもらう方が勿体ないと思っています。
そういう事では無く、この店だと広過ぎませんか。
料理を作る場所が裏になるので、食べるお客様の顔が見えませんし。」
どういう事だ。これだけの素晴らしい店なのに、拓殿は気に入らないのか。
「拓殿は、どんな店が理想だと思っているんだ。」
ルドルフ料理長の問いかけの答えが
15人位座れるカウンターが有り、その目の前で料理人が調理を行う。
裏にも調理場を用意するが、カウンターの前での料理が基本となる。
後ろにテーブル席や、用意するが調理場から店全体が見える規模が丁度いいと考えていた。
もう少し凝って、小上がりという靴を脱いで座る場所も作りたいらしい。
「拓殿の理想は少し大きめの小料理屋って感じか。
ジャンはどう思う。お前が仕切る店だ。」
ルドルフ料理長の言う様に、俺が店を仕切る。
俺もしっかりと店の事を考えないといけない。
店の中を一望できるサイズか、人を多く入れられるサイズのどちらが良いのか。
拓殿が理想とする、自分が作った料理を食べる客の顔が直接見れる店にも凄く引かれる。しかし
「個人の店としては、拓殿の考えは魅力的ですが、
今回の1番の目的は多くの人にカレー料理を食べて頂く事です。
店としては、広い店の方が良いと考えています。」
俺の意見に、拓殿も頷いてくれた。
店は、浩司殿が初めに提示してくれた案が採用となった。
只のたたき台なので、全く違う内装でも構わないと言ってくれたが、これ以上の内装は考えられない。
住む場所を店の2階、もしくは店の側に用意して欲しいという俺の要望も受け入れてくれるそうだ。
話が終わった後、ルドルフ料理長に断り人の居ない庭に移動すると
「凄過ぎる。俺があれだけの店で働く事が出来るなんて。
やった―。」
大声で叫び、そのまま土の上に倒れ大声で笑った。
空に伸ばした手を見ながら、まだ改善できる事を考えた。
もう一人、俺と一緒に働いてくれる友人にも話を通しておこう。
基本的に、経営者の1人である商人のヨーゼフ殿が料理人候補を集めてくれるが、
初心者相手に俺一人では対応出来ないので、料理人の友人を誘った。
一緒に新人料理人に教えていかなければならない。
それに、これだけの店となると、接客業務にも力を入れなければならないだろう。
やらなければいけない事ばかりだが、嬉しくてどうしようもなかった。
13
お気に入りに追加
223
あなたにおすすめの小説

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します
mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。
中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。
私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。
そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。
自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。
目の前に女神が現れて言う。
「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」
そう言われて私は首を傾げる。
「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」
そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。
神は書類を提示させてきて言う。
「これに書いてくれ」と言われて私は書く。
「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。
「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」
私は頷くと神は笑顔で言う。
「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。
ーーーーーーーーー
毎話1500文字程度目安に書きます。
たまに2000文字が出るかもです。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!!
僕は異世界転生してしまう
大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった
仕事とゲームで過労になってしまったようだ
とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた
転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった
住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる
◇
HOTランキング一位獲得!
皆さま本当にありがとうございます!
無事に書籍化となり絶賛発売中です
よかったら手に取っていただけると嬉しいです
これからも日々勉強していきたいと思います
◇
僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました
毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる