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161ゼリークッション
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昼は、焼うどんを作ることにした。香ばしい匂いが食欲をそそる。
焼きそばで無いのが残念だが、浜辺はこうでないと。
ついでに、作っておいた薬を使ってみようか。
「浩司、水魔法で浜辺に海水の塊を用意してもらえないか。」
浩司が用意した海水の塊に薬を混ぜると
「出来たかな。良い弾力だ。」
海水がゼリーの様な弾力で固まった。
少し練成術で形を整えて出来上がったのは海水のプニプニチェア。全員分を用意すると
「きゃー、何この弾力。気持ち良い。」
「冷たくて良いわ。体にフィットして良い感じね。」
ジェニファーさんとロビンさんが早速横になって喜んでいた。
他のメンバーも弾力を楽しんでいる。
「材料が水なら、家でも簡単に作る事が出来るよな。」
ジークさんがそう言うが
「明日の今頃には、只の水に戻ってしまいますよ。
面白そうなので作りましたが、家では使えないですね。」
心地良い弾力だが、効果は約24時間。使い勝手は余り良くない。
海水のチェアてノンビリした後は、海に潜ったり、土魔法でサンドアートを作ったりと、久しぶりの海を大満喫。
夕食はバーベキュー。
用意したタレや柚子胡椒が異常な速さで減っていく。
アイテムボックスに未だ入っているが、このメンバーの前では追加を出すのは危険だ。
食後は浜辺でキャンプファイヤーしているが、クリームのメンバーが暗い。
「明日には町に着いて、旅も終わりか。」
ぼそっと呟くジークさんに何故かクリームのメンバーが溜息をついている。
「何を言っているんです。目的は遺跡調査で、本当の旅は町についてから始まるんですよ。」
「いや、そうなんだが、町に着いたら軍と合流するだろ。
そうしたら、こんな食事は出来ないじゃないか。」
「それはそうでしょう。クリームの皆さんは軍の方で食事の用意をしてくれる事になっているんですよね。」
「なんだ、OZは違うのか。」
「OZは同行させて頂く立場なので、自分達の食事くらいは自分達で用意します。」
「って事は、OZは遺跡調査の時も、今までと同じ様な食事をするのか。」
「そうなりますね。さすがに、食事まで世話になるほど図々しくは無いですよ。」
軍の食事は美味しくないので、辞退したかったというのが本音だ。
クリームのメンバーにため息をつかれてしまった。いや、オリバーさんもか。
皆の食欲は、異常なほど凄いからな。
毎日3食食べた上に、おやつとしてケーキを食べている。
「何で、ジークは契約に食事を入れたのよ。」
ジェニファーさんの言葉に、トムさんとニコラスさん、ロビンさんまで大きく頷いている。
「俺の所為なのか。全員、納得していたじゃないか。
大体、これ以上OZに迷惑をかけてどうする。
この旅の間に食べてきた料理がどれだけ凄いか分かっているだろ。」
この言葉に、全員がため息。レオが苦笑して提案
「デザートに、この旅で、それぞれが一番気に入ったケーキを食べるか。」
「「「お~~~。」」」
それぞれが希望するケーキを、レオが通常の2倍位のサイズにカットしていく。
バーベキューであれだけ食べた後に、このケーキの量は多過ぎると思ったが、じっくり味わいながら全員完食。
トムさんが、食べ終わった皿をあまりにも寂しそうに見ていたので、レオが追加をあげると全員お代わりを貰っていた。
焼きそばで無いのが残念だが、浜辺はこうでないと。
ついでに、作っておいた薬を使ってみようか。
「浩司、水魔法で浜辺に海水の塊を用意してもらえないか。」
浩司が用意した海水の塊に薬を混ぜると
「出来たかな。良い弾力だ。」
海水がゼリーの様な弾力で固まった。
少し練成術で形を整えて出来上がったのは海水のプニプニチェア。全員分を用意すると
「きゃー、何この弾力。気持ち良い。」
「冷たくて良いわ。体にフィットして良い感じね。」
ジェニファーさんとロビンさんが早速横になって喜んでいた。
他のメンバーも弾力を楽しんでいる。
「材料が水なら、家でも簡単に作る事が出来るよな。」
ジークさんがそう言うが
「明日の今頃には、只の水に戻ってしまいますよ。
面白そうなので作りましたが、家では使えないですね。」
心地良い弾力だが、効果は約24時間。使い勝手は余り良くない。
海水のチェアてノンビリした後は、海に潜ったり、土魔法でサンドアートを作ったりと、久しぶりの海を大満喫。
夕食はバーベキュー。
用意したタレや柚子胡椒が異常な速さで減っていく。
アイテムボックスに未だ入っているが、このメンバーの前では追加を出すのは危険だ。
食後は浜辺でキャンプファイヤーしているが、クリームのメンバーが暗い。
「明日には町に着いて、旅も終わりか。」
ぼそっと呟くジークさんに何故かクリームのメンバーが溜息をついている。
「何を言っているんです。目的は遺跡調査で、本当の旅は町についてから始まるんですよ。」
「いや、そうなんだが、町に着いたら軍と合流するだろ。
そうしたら、こんな食事は出来ないじゃないか。」
「それはそうでしょう。クリームの皆さんは軍の方で食事の用意をしてくれる事になっているんですよね。」
「なんだ、OZは違うのか。」
「OZは同行させて頂く立場なので、自分達の食事くらいは自分達で用意します。」
「って事は、OZは遺跡調査の時も、今までと同じ様な食事をするのか。」
「そうなりますね。さすがに、食事まで世話になるほど図々しくは無いですよ。」
軍の食事は美味しくないので、辞退したかったというのが本音だ。
クリームのメンバーにため息をつかれてしまった。いや、オリバーさんもか。
皆の食欲は、異常なほど凄いからな。
毎日3食食べた上に、おやつとしてケーキを食べている。
「何で、ジークは契約に食事を入れたのよ。」
ジェニファーさんの言葉に、トムさんとニコラスさん、ロビンさんまで大きく頷いている。
「俺の所為なのか。全員、納得していたじゃないか。
大体、これ以上OZに迷惑をかけてどうする。
この旅の間に食べてきた料理がどれだけ凄いか分かっているだろ。」
この言葉に、全員がため息。レオが苦笑して提案
「デザートに、この旅で、それぞれが一番気に入ったケーキを食べるか。」
「「「お~~~。」」」
それぞれが希望するケーキを、レオが通常の2倍位のサイズにカットしていく。
バーベキューであれだけ食べた後に、このケーキの量は多過ぎると思ったが、じっくり味わいながら全員完食。
トムさんが、食べ終わった皿をあまりにも寂しそうに見ていたので、レオが追加をあげると全員お代わりを貰っていた。
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