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451休憩所作り
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「拓さん。王都に戻ったら戦闘訓練をお願いします。」
「そうね。数日間でも徹底的に鍛えたいわ。」
「魔導士団だと接近戦の訓練は出来ないし、チョー助かる。お願いします。」
拓は勇者3人にと約束し、途中で別れることになった。
クロイツ公爵の治癒魔導士もピース神官、トリス神官と一緒に先に王都へ戻ることになり治癒魔法についての資料をまとめるらしい。
「拓殿、宜しくな。しっかりと護衛を務めさせてもらう。」
パウロとヨーゼフが改めて拓に挨拶をする。
ゴツゴツした大きな手でしっかりと握手をすると、拓は2人の逞しい身体に攻められている事を考えてしまう。
そんな拓のスケベ心を知らずか、2人はガラとレオにも挨拶をしていた。
バラキエ公爵が行っている開拓地を通る事にしたのだが、既に開拓が終わり村人達の生活が行われていた。
金狼やロウガの仲間の冒険者も王都に戻り、代わりに他の冒険者達の姿が見える。
「子爵側の開拓地より冒険者の数が少ないですね。」
「向こうは移動も安全に出来るし、素材を購入する商人達も多い。
こっちは、途中に休憩所が無いからな。活動拠点としては人気が出ない。」
拓の疑問にクロイツ公爵が説明してくれる。
そして、子爵達の開拓地では冒険者が集まり過ぎ、あぶれたバラキエ公爵の開拓地へと移動してきていた。
それでも、冒険者の需要をまかない切れていない。
「商人はこちらの村に来ているのですか?」
「ある程度は来ている。しかし、距離が有るので向こうほど活発ではない。」
「王都までの土地の管轄はバラキエ公爵の派閥になるのでしょうか?」
「国の直轄地だ・・・私の方から国に対して働きかけをしておく。王都との間に2カ所有れば冒険者も問題なく移動できるだろう。
トイレの数は確認するが、トイレと門の設置は国が対応するように話を通す。」
拓の考えを汲み取りクロイツ公爵が通信の魔道具で王都と話をしている間、拓はガラとレオと休憩所を作る場所を選んでいた。
「拓殿、後追いになるが国から依頼が出ることになった。
休憩所を拠点とする冒険者や商人を想定して一般的な休憩所のサイズで依頼したいそうだ。大丈夫か?」
拓が問題ない事を伝えると、門とトイレの設置は後で国が行うことになり話がまとまった。
拓はOZだけ別行で休憩所を作るつもりだったが、クロイツ公爵やパウロ、ヨーゼフ達も同行してくれる。
「しかし、バラキエ公爵の開拓地だろ。そこまでする必要は有るのか?」
「貴族は関係ない。王都の冒険者と商人の為の休憩所だよ。特に商人が安全に動ければ多くの人が助かるから。」
ヨーゼフが少し不満そうに話すが、拓の言葉に自分の発言に対し「余計な事を言った。」と考えを改めていた。
「カッコいいこと言っているけど、俺がやっているのは商人の手助けでしかないから。
本当にすごいのは商人。俺はあんな風には成れないからね。」
「成れないって・・・エチゴ殿と村を回っているだろ。多くの人を治療しているだろ。」
「それは、ただ出来る力が有ったからだよ。まぁ、この力には感謝しているけどね。
そんな事より、護衛を宜しく。兵士には身体を綺麗に洗えるように湯の球を出すから期待していてよ。」
拓は笑うと、パウロとヨーゼフと握手をして皆の所へ戻って行った。
拓は問題なく休憩所を作り上げ、夜は女性陣には簡易的な風呂、男性陣には湯の球を作り目の保養。
パウロがサービスとばかりに他の兵士には分からない様に、拓に逞しい身体、肉棒を見せつけていた。
流石に拓も手を出す訳にも行かず、更に護衛の兵士も減ったためガラとレオにしっかりと休むようにと言われ悶々とした夜を過ごしていた。
「そうね。数日間でも徹底的に鍛えたいわ。」
「魔導士団だと接近戦の訓練は出来ないし、チョー助かる。お願いします。」
拓は勇者3人にと約束し、途中で別れることになった。
クロイツ公爵の治癒魔導士もピース神官、トリス神官と一緒に先に王都へ戻ることになり治癒魔法についての資料をまとめるらしい。
「拓殿、宜しくな。しっかりと護衛を務めさせてもらう。」
パウロとヨーゼフが改めて拓に挨拶をする。
ゴツゴツした大きな手でしっかりと握手をすると、拓は2人の逞しい身体に攻められている事を考えてしまう。
そんな拓のスケベ心を知らずか、2人はガラとレオにも挨拶をしていた。
バラキエ公爵が行っている開拓地を通る事にしたのだが、既に開拓が終わり村人達の生活が行われていた。
金狼やロウガの仲間の冒険者も王都に戻り、代わりに他の冒険者達の姿が見える。
「子爵側の開拓地より冒険者の数が少ないですね。」
「向こうは移動も安全に出来るし、素材を購入する商人達も多い。
こっちは、途中に休憩所が無いからな。活動拠点としては人気が出ない。」
拓の疑問にクロイツ公爵が説明してくれる。
そして、子爵達の開拓地では冒険者が集まり過ぎ、あぶれたバラキエ公爵の開拓地へと移動してきていた。
それでも、冒険者の需要をまかない切れていない。
「商人はこちらの村に来ているのですか?」
「ある程度は来ている。しかし、距離が有るので向こうほど活発ではない。」
「王都までの土地の管轄はバラキエ公爵の派閥になるのでしょうか?」
「国の直轄地だ・・・私の方から国に対して働きかけをしておく。王都との間に2カ所有れば冒険者も問題なく移動できるだろう。
トイレの数は確認するが、トイレと門の設置は国が対応するように話を通す。」
拓の考えを汲み取りクロイツ公爵が通信の魔道具で王都と話をしている間、拓はガラとレオと休憩所を作る場所を選んでいた。
「拓殿、後追いになるが国から依頼が出ることになった。
休憩所を拠点とする冒険者や商人を想定して一般的な休憩所のサイズで依頼したいそうだ。大丈夫か?」
拓が問題ない事を伝えると、門とトイレの設置は後で国が行うことになり話がまとまった。
拓はOZだけ別行で休憩所を作るつもりだったが、クロイツ公爵やパウロ、ヨーゼフ達も同行してくれる。
「しかし、バラキエ公爵の開拓地だろ。そこまでする必要は有るのか?」
「貴族は関係ない。王都の冒険者と商人の為の休憩所だよ。特に商人が安全に動ければ多くの人が助かるから。」
ヨーゼフが少し不満そうに話すが、拓の言葉に自分の発言に対し「余計な事を言った。」と考えを改めていた。
「カッコいいこと言っているけど、俺がやっているのは商人の手助けでしかないから。
本当にすごいのは商人。俺はあんな風には成れないからね。」
「成れないって・・・エチゴ殿と村を回っているだろ。多くの人を治療しているだろ。」
「それは、ただ出来る力が有ったからだよ。まぁ、この力には感謝しているけどね。
そんな事より、護衛を宜しく。兵士には身体を綺麗に洗えるように湯の球を出すから期待していてよ。」
拓は笑うと、パウロとヨーゼフと握手をして皆の所へ戻って行った。
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パウロがサービスとばかりに他の兵士には分からない様に、拓に逞しい身体、肉棒を見せつけていた。
流石に拓も手を出す訳にも行かず、更に護衛の兵士も減ったためガラとレオにしっかりと休むようにと言われ悶々とした夜を過ごしていた。
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