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398試合2
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次に、ズゲベ侯爵の私兵とOZとの戦いになったが、拓はガラとレオの攻撃に会わせて
魔法を放つだけで防御魔法の必要は無かった。
ガラとレオの実力の方が上で、相手が限界の状態で戦い続け最後はガラとレオが兵士の剣を弾いて試合は終わった。
のだが、横で何故かストレッチをしているバラン将軍とオリバー隊長。
「では、次は我々と試合をしてもらえないだろうか?」
バラン将軍の素敵な笑顔と、ろくでもない提案。
正直、2人が防具を付けていた時点で、OZもこの成り行きは想定していたのだが・・・
「仕方がない。やるか。」
「リベンジだな。今回は勝ってやるぞ。」
ガラとレオがやる気になり、拓も中級魔法縛りがあるが本気で戦う。
バラン将軍と、オリバー隊長は大人気も無く本気で戦いを挑み、初めは何とか持ちこたえていたが初めにレオが倒されてしまうと後は一気に崩れてしまた。
しかし、その試合は素晴らしく、私兵だけでなく国王も立ち上がって拍手を送っていた。
「前回よりも腕を上げたな。」
バラン将軍が褒めるが、レオは自分の実力が足らずにOZが負けることになり残念がっている。
「ガラ殿とレオ殿は光波は使えないのか?」
オリバー隊長に言われるが、2人とも訓練をしているが武技の光波を使う事が出来ていない。
「正直、あれだけの剣技、武技の技術が有れば光波が使えても良さそうなんだが。
どうだ、エチゴ殿との村周りが始まるまで、2人とも第3騎士団で鍛えてみないか?」
ガラとレオが拓を見ると、拓もバラン将軍の提案に賛成する。
特にガラは自分の剣技を鍛えようと努力していたので、良い機会だと思っていた。
レオもガラと拓の足を引っ張らない様に、もっと強くなりたいと考えていたので丁度良かった。
2人は拓も第3騎士団での特訓に参加すると思っていたが
「そうしたら、俺はハックの治癒魔法の勉強に付き合わせてもらおうかな。ここ最近、忙しくて会う事も出来なかったし。」
ドS軍団の地獄の特訓から逃げることにした。
実際にハックの相手が出来ていなかったことを拓が気にしていたので、ガラとレオも受け入れてくれた。
その後は、皆で楽しいシャワータイムかと思いきや、バラン将軍とオリバー隊長はそのまま国王の護衛として城に戻り、
ダリウスとズゲベ侯爵の私兵は、余計な気を使いOZの後でシャワーを浴びることになってしまった。
「残念だったな拓。」
ガラが笑いながら拓の背中を叩くと、レオが拓の尻を揉んでいた。
シャワーを浴びて戻ると茶会が始まっていて、サリナ姫、勇者の3人、ブルネリ公爵、クロイツ公爵、ズゲベ侯爵、カーラがテーブルを囲んでいた。
OZの3人もテーブルに座ったのだが、話はカーラの結婚話。
殆ど、由美、里香、カーラの3人で話して他は聞き役に徹していた。
ダリウスが戻って来てカーラの隣にすわると、由美と里香のテンションは更に上がる。
「OZの皆さんって2人の結婚式に出席するんでしょ。」
「その予定だよ。」
「素敵よね。魔獣討伐が無ければ見てみたいわ。」
由美が夢見る少女の様に思いを馳せる。
拓は里香もの方がこうなると思っていたが、里香は興味は有るがここまでのめり込んでいない。
「王都でも貴族の結婚式が有るんじゃないの?勇者なら参加できるのでは?」
「拓様、勇者様が参加されると派閥的な問題になりますので。」
サリナ姫が拓に説明する。
拓にとって王女の仮面を被ったサリナ姫は違和感しか感じないが、笑うのを我慢して話を続ける。
「勇者って大変だね。そうすると、こうしてブルネリ公爵や、ズゲベ侯爵と茶会をしているのも問題とか?」
「これは拓様を通して会っているので問題ありません。
本来なら、拓様も気軽に貴族と付き合うと色々と思われてしまうのでしょうが
貴族と距離を取りたがっているのは有名ですし、エチゴ様が派閥に偏らない様に町や村を回っていますので
貴族の派閥としては牽制し合っていますから。」
「・・・そうだったの?」
サリナ姫に言われるまで、拓はエチゴがその様な事まで考えてくれていたとは思いもしなかった。
ガラやレオを見るが2人も気付いていなかった様で、ブルネリ公爵とクロイツ公爵、ズゲベ侯爵を見ると頷いていた。
さらにズゲベ侯爵には権力を使った取り込みは出来ないので、色仕掛けで取り込もうとするので気を付ける様にと・・・
カーラが少し気まずそうな顔をするが、突っ込む者は誰も居ない。
魔法を放つだけで防御魔法の必要は無かった。
ガラとレオの実力の方が上で、相手が限界の状態で戦い続け最後はガラとレオが兵士の剣を弾いて試合は終わった。
のだが、横で何故かストレッチをしているバラン将軍とオリバー隊長。
「では、次は我々と試合をしてもらえないだろうか?」
バラン将軍の素敵な笑顔と、ろくでもない提案。
正直、2人が防具を付けていた時点で、OZもこの成り行きは想定していたのだが・・・
「仕方がない。やるか。」
「リベンジだな。今回は勝ってやるぞ。」
ガラとレオがやる気になり、拓も中級魔法縛りがあるが本気で戦う。
バラン将軍と、オリバー隊長は大人気も無く本気で戦いを挑み、初めは何とか持ちこたえていたが初めにレオが倒されてしまうと後は一気に崩れてしまた。
しかし、その試合は素晴らしく、私兵だけでなく国王も立ち上がって拍手を送っていた。
「前回よりも腕を上げたな。」
バラン将軍が褒めるが、レオは自分の実力が足らずにOZが負けることになり残念がっている。
「ガラ殿とレオ殿は光波は使えないのか?」
オリバー隊長に言われるが、2人とも訓練をしているが武技の光波を使う事が出来ていない。
「正直、あれだけの剣技、武技の技術が有れば光波が使えても良さそうなんだが。
どうだ、エチゴ殿との村周りが始まるまで、2人とも第3騎士団で鍛えてみないか?」
ガラとレオが拓を見ると、拓もバラン将軍の提案に賛成する。
特にガラは自分の剣技を鍛えようと努力していたので、良い機会だと思っていた。
レオもガラと拓の足を引っ張らない様に、もっと強くなりたいと考えていたので丁度良かった。
2人は拓も第3騎士団での特訓に参加すると思っていたが
「そうしたら、俺はハックの治癒魔法の勉強に付き合わせてもらおうかな。ここ最近、忙しくて会う事も出来なかったし。」
ドS軍団の地獄の特訓から逃げることにした。
実際にハックの相手が出来ていなかったことを拓が気にしていたので、ガラとレオも受け入れてくれた。
その後は、皆で楽しいシャワータイムかと思いきや、バラン将軍とオリバー隊長はそのまま国王の護衛として城に戻り、
ダリウスとズゲベ侯爵の私兵は、余計な気を使いOZの後でシャワーを浴びることになってしまった。
「残念だったな拓。」
ガラが笑いながら拓の背中を叩くと、レオが拓の尻を揉んでいた。
シャワーを浴びて戻ると茶会が始まっていて、サリナ姫、勇者の3人、ブルネリ公爵、クロイツ公爵、ズゲベ侯爵、カーラがテーブルを囲んでいた。
OZの3人もテーブルに座ったのだが、話はカーラの結婚話。
殆ど、由美、里香、カーラの3人で話して他は聞き役に徹していた。
ダリウスが戻って来てカーラの隣にすわると、由美と里香のテンションは更に上がる。
「OZの皆さんって2人の結婚式に出席するんでしょ。」
「その予定だよ。」
「素敵よね。魔獣討伐が無ければ見てみたいわ。」
由美が夢見る少女の様に思いを馳せる。
拓は里香もの方がこうなると思っていたが、里香は興味は有るがここまでのめり込んでいない。
「王都でも貴族の結婚式が有るんじゃないの?勇者なら参加できるのでは?」
「拓様、勇者様が参加されると派閥的な問題になりますので。」
サリナ姫が拓に説明する。
拓にとって王女の仮面を被ったサリナ姫は違和感しか感じないが、笑うのを我慢して話を続ける。
「勇者って大変だね。そうすると、こうしてブルネリ公爵や、ズゲベ侯爵と茶会をしているのも問題とか?」
「これは拓様を通して会っているので問題ありません。
本来なら、拓様も気軽に貴族と付き合うと色々と思われてしまうのでしょうが
貴族と距離を取りたがっているのは有名ですし、エチゴ様が派閥に偏らない様に町や村を回っていますので
貴族の派閥としては牽制し合っていますから。」
「・・・そうだったの?」
サリナ姫に言われるまで、拓はエチゴがその様な事まで考えてくれていたとは思いもしなかった。
ガラやレオを見るが2人も気付いていなかった様で、ブルネリ公爵とクロイツ公爵、ズゲベ侯爵を見ると頷いていた。
さらにズゲベ侯爵には権力を使った取り込みは出来ないので、色仕掛けで取り込もうとするので気を付ける様にと・・・
カーラが少し気まずそうな顔をするが、突っ込む者は誰も居ない。
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