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336水上ボード
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午後は、何時もの通りに第3騎士団の特訓に参加するつもりだったが
昼食を食べていると、ヨギ魔導士がやって来た。
「拓殿、面白い魔道具を作ったみたいじゃな。良かったら午後にでも乗せてもらえないか?」
「水上ボードなら国王様に渡してしまいましたし、今は冬ですよ?」
「もう拓殿に戻せるし、防寒用の服なら有る。」
それならと拓は了承し、午後は魔導士団と行動することになった。
場所は城にある池で行う事になり、何故か池の周りには魔導士団だけでなく、他の騎士団までが集まっていた。
それだけでなく、国王と王子、サリナ姫まで・・・
城の方で用意してくれていた防水服を着て拓が現れると、拍手で迎えられる。
拓も何度も乗ってコツが掴めていたので、魔力を流して池の上を縦横無尽に走り回り、波を立てて派手に演出すると喝さいを受けていた。
次に魔導士が初めはゆっくりと進んで試していたが、徐々にスピードを上げ楽しんでいた。
何度も冷たい池に落ちていたが、それでも楽しそうだ。
拓の場合、初めて乗った時は靴をボードに張り付け魔法で肉体強化まで行って対応したのだが、魔導士団の人達は普通に乗りこなしている。
勇者の3人も乗っていたのだが、この辺の運動神経は拓と同レベルと言った所だった。
「拓殿、魔力が無くても乗れるのも考えていると聞いていますが、何時ごろできるのですか?」
「年明けのパーティの時には受け取れると思いますが、氷も張っていますし乗れるのは暖かくなってからですね。」
オリバー隊長には珍しく、拓の答えにとても残念そうにしていた。
水上ボードは1つしかないというのに、魔導士達が全員乗りたがり終わりが見えなくなってきた。
魔導士団以外は通常の仕事に戻り、拓も第3騎士団との訓練に参加することにした。
3騎士団の訓練も終わり、シャワーを浴びた拓はそのまま食堂へと連れていかれた。
拓が顔を出すと、既に集まっていた兵士達に拍手で迎えられ、
「祝、休憩所完成!」
壁に貼られた紙に大きな文字が書かれている。
拓を前に立つと、兵士達から歓声が上がった。
第3騎士団は魔獣討伐のために遠出をする事も有るが、拓が作った休憩所のお陰で安全に精神的な負担もなく野営が出来るようになっていた。
今日の為に、兵士達が金を出し合って豪華な食事を用意していた。
拓はそのまま前に立たされ一言・・・
「えっと、今回の旅を持ちまして、無事に休憩所作りを終える事が出来ました。
ぜひ有効に使って頂き、安全に移動が出来ればと思っています。
今日は、この様な場を設けて頂きありがとうございます。」
拓が頭を下げると、兵士達から大きな拍手が上がった。
バラン将軍の音頭で乾杯が行われたが、残念ながらジュースで乾杯。
ただ、拓には酒が振舞われ皆が注ぎに来たので、オリバー隊長が止めてくれなければ潰れていただろう。
兵士達から聞かれるのは、休憩所を作っていた時の一番の思い出。
護衛に付いてくれた貴族の私兵の裸、裸、裸ばかりが頭に浮かぶがのだが・・・
「やはり、最後の移動で盗賊退治を行った事ですかね。」
「「「お~~」」」
拓が妥当な事を答えると、兵士達から歓声が上がる。
どうやって盗賊を倒したのかという話になり、兵士達が怪我人の変装をして盗賊を油断させた事の話をすると更に盛り上がり
アルコールは無くても楽しい食事会だった・・・が
「拓殿、大丈夫か?」
「ほら、水を飲め。」
酒を飲み過ぎて、パウロとヨーゼフに介助される拓。
祝いの場で、酒を断り続けるのも悪いと思い飲み過ぎた。
せっかくの寄宿舎泊りなのに、パウロとヨーゼフが居るのに、ねっとりと濃い絡みが・・・
拓は自分に治癒魔法を使う元気もなく、大人しく横になるしか出来なかった。
昼食を食べていると、ヨギ魔導士がやって来た。
「拓殿、面白い魔道具を作ったみたいじゃな。良かったら午後にでも乗せてもらえないか?」
「水上ボードなら国王様に渡してしまいましたし、今は冬ですよ?」
「もう拓殿に戻せるし、防寒用の服なら有る。」
それならと拓は了承し、午後は魔導士団と行動することになった。
場所は城にある池で行う事になり、何故か池の周りには魔導士団だけでなく、他の騎士団までが集まっていた。
それだけでなく、国王と王子、サリナ姫まで・・・
城の方で用意してくれていた防水服を着て拓が現れると、拍手で迎えられる。
拓も何度も乗ってコツが掴めていたので、魔力を流して池の上を縦横無尽に走り回り、波を立てて派手に演出すると喝さいを受けていた。
次に魔導士が初めはゆっくりと進んで試していたが、徐々にスピードを上げ楽しんでいた。
何度も冷たい池に落ちていたが、それでも楽しそうだ。
拓の場合、初めて乗った時は靴をボードに張り付け魔法で肉体強化まで行って対応したのだが、魔導士団の人達は普通に乗りこなしている。
勇者の3人も乗っていたのだが、この辺の運動神経は拓と同レベルと言った所だった。
「拓殿、魔力が無くても乗れるのも考えていると聞いていますが、何時ごろできるのですか?」
「年明けのパーティの時には受け取れると思いますが、氷も張っていますし乗れるのは暖かくなってからですね。」
オリバー隊長には珍しく、拓の答えにとても残念そうにしていた。
水上ボードは1つしかないというのに、魔導士達が全員乗りたがり終わりが見えなくなってきた。
魔導士団以外は通常の仕事に戻り、拓も第3騎士団との訓練に参加することにした。
3騎士団の訓練も終わり、シャワーを浴びた拓はそのまま食堂へと連れていかれた。
拓が顔を出すと、既に集まっていた兵士達に拍手で迎えられ、
「祝、休憩所完成!」
壁に貼られた紙に大きな文字が書かれている。
拓を前に立つと、兵士達から歓声が上がった。
第3騎士団は魔獣討伐のために遠出をする事も有るが、拓が作った休憩所のお陰で安全に精神的な負担もなく野営が出来るようになっていた。
今日の為に、兵士達が金を出し合って豪華な食事を用意していた。
拓はそのまま前に立たされ一言・・・
「えっと、今回の旅を持ちまして、無事に休憩所作りを終える事が出来ました。
ぜひ有効に使って頂き、安全に移動が出来ればと思っています。
今日は、この様な場を設けて頂きありがとうございます。」
拓が頭を下げると、兵士達から大きな拍手が上がった。
バラン将軍の音頭で乾杯が行われたが、残念ながらジュースで乾杯。
ただ、拓には酒が振舞われ皆が注ぎに来たので、オリバー隊長が止めてくれなければ潰れていただろう。
兵士達から聞かれるのは、休憩所を作っていた時の一番の思い出。
護衛に付いてくれた貴族の私兵の裸、裸、裸ばかりが頭に浮かぶがのだが・・・
「やはり、最後の移動で盗賊退治を行った事ですかね。」
「「「お~~」」」
拓が妥当な事を答えると、兵士達から歓声が上がる。
どうやって盗賊を倒したのかという話になり、兵士達が怪我人の変装をして盗賊を油断させた事の話をすると更に盛り上がり
アルコールは無くても楽しい食事会だった・・・が
「拓殿、大丈夫か?」
「ほら、水を飲め。」
酒を飲み過ぎて、パウロとヨーゼフに介助される拓。
祝いの場で、酒を断り続けるのも悪いと思い飲み過ぎた。
せっかくの寄宿舎泊りなのに、パウロとヨーゼフが居るのに、ねっとりと濃い絡みが・・・
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