欲にまみれた楽しい冒険者生活

小狸日

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322地底湖

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次の日、拓は男性陣の二日酔いを治し地底湖へ向かう。
青白い光を放つ巨大な岩のトンネルを抜けると、更に巨大な洞窟が現れた。
周囲の岩も水も青白く光っている。
何よりも驚いたのは、その巨大さだ。
拓達が立っているのは地底湖から見ると崖の上になり、高さは20mは有るだろうか。
そして目の前の湖は、奥が何処まで広がっているのかが見えない程広い。
そのスケールに圧倒され、暫くの間 全員が呆然と眺めていた。

崖から舌を見下ろすと砂浜になっていて、端の方にはボートが置いてあるのが見える。
後の壁には下へと続くトンネルがあり、皆で下ってみると巨大な門で塞がれていた。

「この先が砂浜になっているのでしょう。
 強力な魔獣がいるので村長の許可が無いと門を開けられないそうです。」

門には強力な魔法で鍵が掛けられ、魔獣の侵入を拒んでいた。
再び崖の上に戻り、神秘的な地底湖を眺めていた。

エチゴが聞いた話では、この地底湖を調べようとして何人もの冒険者や研究者が魔獣に襲われ、その広さは解明できていない。。
そして、王都で瘴気の吹き溜まりが発生し、大量の魔獣が現れる様になった時、この地底湖でも強力な魔獣が現れる様になった。
調査を冒険者に依頼したが、真っ白な巨大な魔獣に襲われて命からがら逃げて原因は分からず。
仕方なく門を作り、村長の許可なく開けられない様にしたとの事。

「ここの魔獣の肉は美味しいらしいですね。
 明日、冒険者が魔獣狩りに来るらしいので、大量に捕れたら売ってもらいましょう。」
「良いですね。交渉は私がさせて頂きます。」

拓の話しに、エチゴが乗って来る。
エチゴは以前に食べた事が有るらしく、その記憶の味を話してくれた。


その後は、村の市場に寄って地元の山菜などを購入しながら、地底湖の魔獣の話や料理に付いて色々と話を伺っていた。
そして、地底湖の魔獣について一番詳しかったのは、昨夜のオヤジだった。
元々は魔獣狩りをしていたのだが、立ち入りを制限されてからは池で魚の養殖をしている。

「ニイさん、地底湖はどうだった?すげぇだろ。
 この村には温泉と、地底湖しか無いけどな。」

そう言って、拓の頭を軽く叩いていた。
皆も一緒のため変な事は無いが、昨夜の事を思い出すと拓の尻穴が疼いて来る。

養殖場を案内してくれながら、魔獣の狩り方や解体の仕方、どんな調理法が有るかなど色々と教えてくれた。
最後に礼を言って養殖場を後にしようとすると、出口まで見送ってくれる。
そして別れ際、こっそりと拓の尻を揉んでウィンクをしていた。


温泉に入ってから夕食を楽しみ部屋に戻ったのだが、拓がガラとレオに声を掛けて温泉に誘う。

「さっき入ったじゃないか。」
「入り過ぎも良くないらしいぞ。」

2人は部屋でくつろぎたいらしく、拓が1人で温泉に行く事に。
温泉の回りには明かりの魔道具が設置されていて、困らない程度の明るさが有った。
拓の他にも温泉に浸かっている人達が居て、妙に体格の良い20人程の集団が居た。
地底湖の魔獣に付いて話をしているので、討伐に来た冒険者達みたいだ。
拓は彼等の逞しい身体で目の保養をしながら、心の中で大量を祈っていると

「おっ、ニイさんも温泉に入っていたのか。」

養殖場のオヤジが声を掛けてきた。それも素っ裸で・・・
肉棒を拓の目の前に来る様に見せつける。
拓は昨夜の事を思い出し、尻穴が疼いてしまう。

「裸で大丈夫なんですか?」

そう言いながらも、拓はオヤジの逞しい身体やふてぶてしい肉棒に見入ってしまう。

「こんな時間に入りに来る女なんて居ねぇよ。それに暗いからタオルで隠せば問題ないだろ。
 ほら、ニイさんも脱いじゃえよ。気持ちいぞ。」

拓としても温泉は裸で入りたかったので、海パンを脱いでしまった。

「ニイさんは1人か?仲間はどうした。」
「皆、宿で寛いでますよ。俺一人で浸かりに来ました。」
「そうか。隣に座っても良いか?もう一度ニイさんと2人で話をしたかったんだ。」

拓が頷くと、オヤジは隣で湯に浸かった。
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