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番外編 Merry Cristmas!
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「クリスマスですか?」
「元の世界では、クリスマスの日は皆でパーティをして楽しみます。」
「面白そうですね。分かりました。クリームの皆さんにも声を掛けておきます。」
拓は元の世界から持ってきた料理本を見て、七面鳥の丸焼きやローストビーフに近い料理を作ってみた。
上手く出来上がったのでガラとレオにも手伝ってもらい大量に作っていた。
「しかし良い肉を貯め込んでいるよな。」
「そうなんだよな。これでも結構売っているんだけどね。」
「しかし、厳しい生活をしている中で良い肉は買えないんじゃねぇか?」
「そうだ、新年のパーティで貴族に対して肉の販売を始めましたと宣伝しようか?」
「勿論、冗談だよな?」
勿論、拓は冗談として言ったのだが、2人からは本気で疑われていた。
「始まる前には帰って来いよ。」
「言い出した奴が遅刻したら、示しがつかないかなら。」
「任せろ。いざとなったら裏技を使っても帰って来るよ。」
ガラとレオに見送られてサンタの格好をした拓は城に向かって走っていく。
事前に連絡していたので、登城するとオリバー隊長が待っていてくれた。
「拓殿、その恰好は?」
「お遊びです。せっかくなので、オリバーさんの分も用意しています。」
拓はアイテムボックスからサンタの帽子を赤い上着を取り出すと、オリバー隊長にも着てもらい城内を移動した。
オリバー隊長は何を着ても似合うと拓が褒めまくるが、本人は違和感しかない。
城内を歩くとやたらと目立つが問題ない。
何と言っても、今日はクリスマスだからだ。
「メリークリスマス」
拓が部屋に入り魔法で「パーン」という音と光の粒を放つと、
「メリークリスマス」
国王、サリナ姫、勇者の3人が応えてくれる
勇者3人から聞いていたのか、国王とサリナ姫も一緒だ。
テーブルに七面鳥とローストビーフを置く。
「凄い、拓さんの手作りですか?」「私七面鳥なんて初めて。」「クリスマスを祝えるなんて思わなかった。」
勇者3人が嬉しそうに拍手をし、国王とサリナ姫も感嘆の声を上げていた。
「サンタクロースからのプレゼントです。」
サンタ帽子をプレゼントすると、国王まで被ってくれる。
そして、皆がグラスを持つと、拓の音頭で「メリークリスマス!」
次は第3騎士団の食堂。
既に全員が席に着いていて、メインディッシュ以外の料理が並んでいた。
そこに拓とオリバー隊長がサンタの格好で入ってくると、一斉に拍手で迎えられた。
「パンパンパンパン」音と光の粒子で部屋を飾ると、指笛などが鳴り盛り上がる。
七面鳥とローストビーフが並ぶと「おー」兵士達から感嘆の声が上がる。
メインディッシュの分をそれ以外に回したので、物凄く豪華な食事になっている。
ただ、残念ながら酒を飲むわけにはいかず、皆がジュースを持って拓の音頭で「カンパ~イ」
その後ブルネリ公爵家、ロダン侯爵家と回り、最後にゴルゴの家に。
「こんなのを貰って良いのか?」
「何時も世話になっているお礼です。」
「兄貴、今夜はとっておきの酒を飲みませんか。」
「そうだな、せっかくだからな。拓、本当にありがとう。」
ベットの横にはしっかりと巨大な姿見が置いてあったので、サブにこっそりと小瓶を渡す。
「何時もの媚薬。せっかくの夜なんだから、張り切らないと。」
「こんなのまで良いのか。」
「2人へのサンタクロースからのプレゼント。」
ダイフクの粘液を薄めて作った興奮剤。エチゴの伝手で紹介してもらった薬剤師に確認済みの性能保証品だ。
拓が皆の元に食のプレゼントをしてエチゴの店に戻って来ると、全員揃っていた。
「メリークリスマス。」
「「「メリークリスマス」」」
皆でサンタの帽子を被ってパーティの始まり。
拓が落ち人だと知っているメンバーの集まりなのでOZとクリームの他にはエチゴとアルだけのパーティ。
「拓、この肉料理、凄く美味しい。独りで全部食べたいくらいだよ。」
「トム、こっちのも美味いぞ。全部食べないと勿体ない。」
「酒も良いのが揃っているな。エチゴさん、奮発したな。」
乾杯直後からトムとニコラスが料理を食べまくり、ガラは料理を摘まみながらガラ、レオ、そしてジークは酒を飲みまくる。
クリームも色々なデザートを持って来ていた。
皆が寝静まった時間。
拓は王都の中央・・・城の上に降り立つと、アイテムボックスから3本の呪いのロッドを取り出した。
ロッドに蓄えられた魔力に自分の魔力を乗せる。
今夜幸せな夢が見れる様にと願いを込めて全力で魔法を発動させる。
「Merry Cristmas!」
「元の世界では、クリスマスの日は皆でパーティをして楽しみます。」
「面白そうですね。分かりました。クリームの皆さんにも声を掛けておきます。」
拓は元の世界から持ってきた料理本を見て、七面鳥の丸焼きやローストビーフに近い料理を作ってみた。
上手く出来上がったのでガラとレオにも手伝ってもらい大量に作っていた。
「しかし良い肉を貯め込んでいるよな。」
「そうなんだよな。これでも結構売っているんだけどね。」
「しかし、厳しい生活をしている中で良い肉は買えないんじゃねぇか?」
「そうだ、新年のパーティで貴族に対して肉の販売を始めましたと宣伝しようか?」
「勿論、冗談だよな?」
勿論、拓は冗談として言ったのだが、2人からは本気で疑われていた。
「始まる前には帰って来いよ。」
「言い出した奴が遅刻したら、示しがつかないかなら。」
「任せろ。いざとなったら裏技を使っても帰って来るよ。」
ガラとレオに見送られてサンタの格好をした拓は城に向かって走っていく。
事前に連絡していたので、登城するとオリバー隊長が待っていてくれた。
「拓殿、その恰好は?」
「お遊びです。せっかくなので、オリバーさんの分も用意しています。」
拓はアイテムボックスからサンタの帽子を赤い上着を取り出すと、オリバー隊長にも着てもらい城内を移動した。
オリバー隊長は何を着ても似合うと拓が褒めまくるが、本人は違和感しかない。
城内を歩くとやたらと目立つが問題ない。
何と言っても、今日はクリスマスだからだ。
「メリークリスマス」
拓が部屋に入り魔法で「パーン」という音と光の粒を放つと、
「メリークリスマス」
国王、サリナ姫、勇者の3人が応えてくれる
勇者3人から聞いていたのか、国王とサリナ姫も一緒だ。
テーブルに七面鳥とローストビーフを置く。
「凄い、拓さんの手作りですか?」「私七面鳥なんて初めて。」「クリスマスを祝えるなんて思わなかった。」
勇者3人が嬉しそうに拍手をし、国王とサリナ姫も感嘆の声を上げていた。
「サンタクロースからのプレゼントです。」
サンタ帽子をプレゼントすると、国王まで被ってくれる。
そして、皆がグラスを持つと、拓の音頭で「メリークリスマス!」
次は第3騎士団の食堂。
既に全員が席に着いていて、メインディッシュ以外の料理が並んでいた。
そこに拓とオリバー隊長がサンタの格好で入ってくると、一斉に拍手で迎えられた。
「パンパンパンパン」音と光の粒子で部屋を飾ると、指笛などが鳴り盛り上がる。
七面鳥とローストビーフが並ぶと「おー」兵士達から感嘆の声が上がる。
メインディッシュの分をそれ以外に回したので、物凄く豪華な食事になっている。
ただ、残念ながら酒を飲むわけにはいかず、皆がジュースを持って拓の音頭で「カンパ~イ」
その後ブルネリ公爵家、ロダン侯爵家と回り、最後にゴルゴの家に。
「こんなのを貰って良いのか?」
「何時も世話になっているお礼です。」
「兄貴、今夜はとっておきの酒を飲みませんか。」
「そうだな、せっかくだからな。拓、本当にありがとう。」
ベットの横にはしっかりと巨大な姿見が置いてあったので、サブにこっそりと小瓶を渡す。
「何時もの媚薬。せっかくの夜なんだから、張り切らないと。」
「こんなのまで良いのか。」
「2人へのサンタクロースからのプレゼント。」
ダイフクの粘液を薄めて作った興奮剤。エチゴの伝手で紹介してもらった薬剤師に確認済みの性能保証品だ。
拓が皆の元に食のプレゼントをしてエチゴの店に戻って来ると、全員揃っていた。
「メリークリスマス。」
「「「メリークリスマス」」」
皆でサンタの帽子を被ってパーティの始まり。
拓が落ち人だと知っているメンバーの集まりなのでOZとクリームの他にはエチゴとアルだけのパーティ。
「拓、この肉料理、凄く美味しい。独りで全部食べたいくらいだよ。」
「トム、こっちのも美味いぞ。全部食べないと勿体ない。」
「酒も良いのが揃っているな。エチゴさん、奮発したな。」
乾杯直後からトムとニコラスが料理を食べまくり、ガラは料理を摘まみながらガラ、レオ、そしてジークは酒を飲みまくる。
クリームも色々なデザートを持って来ていた。
皆が寝静まった時間。
拓は王都の中央・・・城の上に降り立つと、アイテムボックスから3本の呪いのロッドを取り出した。
ロッドに蓄えられた魔力に自分の魔力を乗せる。
今夜幸せな夢が見れる様にと願いを込めて全力で魔法を発動させる。
「Merry Cristmas!」
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