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282タイミングの悪さ

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流石に、拓も貴族の屋敷でガラやレオといちゃつく訳にもいかず
廊下で待機していた兵士の方に断りを入れて敷地内にある塔に登ってみる事にした。
可能で有れば姿を消して空を飛ぶつもりだったが、案内として兵士が付いて来る。

「あれは見張塔ですか?」
「そうです。昔の名残で今では使っておりません。ですが、町の夜景を一望する事が出来ます。」

階段を登っていくと、上の方から呻き声が聞こえてくる。
拓は誰かが気分を悪くしているのかと思い強化魔法を掛けて駆け出す。
兵士が止めようとしたが、拓の動きが早く腕を掴み損ねてしまった。

拓が塔の上まで登ると天井の灯りの下、ズゲベ侯爵と美形の兵士の姿が有った。
それもズゲベ侯爵も兵士もズボンを脱ぎ捨て、ズゲベ侯爵は服の前を完全にはだけている。
そして、窓際に手を付き尻を突きだしている兵士に対し、ズゲベ侯爵は兵士の腰を掴み後ろから攻めていた。

「なっ、拓殿。バカ、そんなに締め付けるな。」
「あぁ、侯爵様。」

突然現れた拓の姿にズゲベ侯爵は驚き、思わず兵士の尻穴の奥にザーメンを放ってしまった。
ズボっと抜いた兵士の尻穴から現れたのは少し硬さを失っているが使い込まれた感じの肉棒。
太っていているのが、精力絶倫スケベオヤジという感じがして良い。

「変な所を見せてしまいました。
 ほう、拓殿も少しは興味がお有りですかな?」

ズゲベ侯爵の視線の先には、テントを張っている拓の股間に向けられていた。

「拓殿にその気が有れば、試してみるか?
 兵士の中にも拓殿がタイプだと言う者も居るので、後で部屋に向かわせるぞ。
 こいつも私の様な中年より、拓殿の様な若い男も食べたいだろうし。」

ズゲベ侯爵はズボンを履こうとしていた兵士の尻タブを軽く撫でまわす。
拓はその中年の身体を見てテントを張ってしまったのであって、美形兵士には全く興味が無かったのだが・・・

「いえ、それには及びません。」
「まぁ、綺麗だと言っても男だからな。ここで見た事は黙っていて欲しいのだが。」
「勿論、私が他言する事は有りません。」

ズゲベ侯爵は話しながらも手は兵士の尻を撫で回していた。
口封じにとズゲベ侯爵に犯されるのも良いかもしれないと馬鹿な事を考えた拓だったが、一礼をして塔を後にした。

「拓殿、気付くのが遅れ申し訳ありませんでした。」

階段を降りながら案内をしてくれた兵士が謝罪する。

「いえ、私も病人かと思って思わず駆け出してしまいましたが、何事もなく何よりです。」
「それから、今回の件ですが・・・」
「他言はしませんので、安心してください。侯爵が無理やり犯していた訳では無さそうですし。
 他言するようでしたら、口封じに無理やり犯したりしますか?」

案内している兵士は厳ついタイプで、拓としてはむしろ襲って欲しい相手だ。

「御冗談を。それに、ロダン侯爵のパーティでの戦闘については私でも聞いております。」
「あれはガラとレオが強いからです。私だけなら簡単に倒されてしまいますよ。」

拓は話しながらも、この兵士とズゲベ侯爵の絡みを妄想していた。
この厳つい兵士が相手なら、ズゲベ侯爵はウケの方が拓の好みのシチュエーションだ。


拓が居なくなった塔では、服をそのままにズゲベ侯爵が兵士に肉棒をしゃぶらせていた。

「何か有った時に部屋に来られてはと思い場所を代えたのだが、運が無いな。」
「拓様は大丈夫でしょうか。」
「ほら、しゃぶるのを止めるな。
 拓殿なら大丈夫だろう。まぁ、私の性癖は貴族は知っているから今更だがな。
 良し、ケツを向けろ。」

兵士の口の中から、そそり立つ肉棒が現れた。
兵士が壁に手を付き尻を向ける。
ズゲベ侯爵が尻穴に指を押し付けると先に放ったザーメンが潤滑油になり指は直ぐに中に入り、柔らかく締め付けてくる。
指を抜き差しすると「グチュグチュ」先ほど放ったザーメンが尻穴の中で掻きまわされる。

「あぁ、ズゲベ侯爵様。」
「何だ、さっきより反応が良いな。拓殿に見られて感じたのか。
 それとも、拓殿にこのイヤらしいスケベなケツを犯してもらいたいと思ったのか。」
「そんな、そんな事は有りません。」

兵士はそう言いながらも、拓殿という言葉に尻穴がキュッと締まる。

「身体は素直に反応しているぞ。」
「侯爵様のが欲しいです。」
「嬉しい事を言いよって。」

ズゲベ侯爵は唾液でテカテカとした亀頭を尻穴に押し付けると一気に貫いた。

「拓殿もお前の乱れる姿を見て、興奮していたぞ。」
「あぁ、恥ずかしい。」
「何が恥ずかしいだ。拓殿の前でしゃぶらせていれば、ケツを攻めてくれたかもしれないな。
 どうした、あの拓殿の若いチンポを咥えたかったんじゃないのか。」

兵士は拓に犯される自分を想像して何時も以上に興奮している。
ズゲベ侯爵は本気で拓殿にやられたいのかと思いつつ、徹底的に尻穴を攻めよがり声を上げさせていた。
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