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236休憩所2
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夕食後に、拓が色々と作業をしているので、
「拓、未だ何かやる必要が有るのか?」
「作ってみると、色々と気になる所が出て来てね。
開拓地で技術者の人達に指摘してもらった排水とかの設定中。雨が降ったら使えないとかだと問題だからね。
匠のこだわりって感じかな。謎の天才職人出現なんてどう。」
ガラが聞くと、ドヤ顔で応える拓。
ガラは拓の事を本当に凄い魔導士だと思っている。思っているだけに
「拓は、もっと自分の魔法を自慢しても良いんじゃないか?」
「俺的には十分に自慢しているよ。」
「そうか、俺には謙虚過ぎる様な気がするけどな。」
「俺には勇者3人みたいな覚悟は無いからね。
国に仕える気も無いし、俺がやっているのは他人の為と言うより自己満足の為だから。
だから今の状態で十分なんだよ。」
困った様に答える拓を見て、ガラは素直に凄い奴だと思った。
「どうせなら、謎の天才職人として変装でもしようかな。
ガテン系か・・・ガラとレオの方が似合うか。
いや、ここまで来たら褌・・・うん、良いかも知れない。」
そう思ったのに、何故こいつは・・・。
拓がどんな事を想像しているのかは、にやけた顔を見れば一目瞭然。
とは言っても、ガラにとって拓は尊敬できる魔導士には変わらない。
拓のちょっとした遊びに付き合う位はしても良いだろう。
ガラとしても、エロは大好物だ。
拓は変に拘り始め作業は遅くまで続いてしまった。
朝、ガラとレオの横で熟睡している拓の姿。
2人は静かにテントを抜け出すと皆と一緒に朝食の準備を始めた。
「すみません、遅くなりました。」
拓が遅く起きて来ると、ガラが朝食を渡す。
「疲れは溜まっていませんか?目的地には半日も有れば着くので、未だ寝ていて大丈夫ですよ。」
「ゆっくり寝て疲れは取れました。ありがとうございます。」
ビスタ男爵が心配して話しかけるが、拓自身は問題ない。
土に魔力を染み込ませてから魔法を発動させるという技を使ったので、精神的な疲れは少なかった。
「1日でこれだけの物を作り上げても、一晩寝て疲れが取れるとは凄い。」
「この様な休憩所が有るのは、移動する者にとってありがたい事だ。」
「お陰で、流通も冒険者達の安全も改善されるな。」
3人の男爵は驚きながらも、休憩所を作った拓に感謝する
拓が朝食を食べ終え出発すると、直ぐに巨大な石柱が見えてきた。
「周りに高い物が無いから目立つ。我ながら良いものを作ったな。」
満足そうな拓を乗せた馬車は、昼には開拓地に到着した。
「拓、未だ何かやる必要が有るのか?」
「作ってみると、色々と気になる所が出て来てね。
開拓地で技術者の人達に指摘してもらった排水とかの設定中。雨が降ったら使えないとかだと問題だからね。
匠のこだわりって感じかな。謎の天才職人出現なんてどう。」
ガラが聞くと、ドヤ顔で応える拓。
ガラは拓の事を本当に凄い魔導士だと思っている。思っているだけに
「拓は、もっと自分の魔法を自慢しても良いんじゃないか?」
「俺的には十分に自慢しているよ。」
「そうか、俺には謙虚過ぎる様な気がするけどな。」
「俺には勇者3人みたいな覚悟は無いからね。
国に仕える気も無いし、俺がやっているのは他人の為と言うより自己満足の為だから。
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困った様に答える拓を見て、ガラは素直に凄い奴だと思った。
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とは言っても、ガラにとって拓は尊敬できる魔導士には変わらない。
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朝、ガラとレオの横で熟睡している拓の姿。
2人は静かにテントを抜け出すと皆と一緒に朝食の準備を始めた。
「すみません、遅くなりました。」
拓が遅く起きて来ると、ガラが朝食を渡す。
「疲れは溜まっていませんか?目的地には半日も有れば着くので、未だ寝ていて大丈夫ですよ。」
「ゆっくり寝て疲れは取れました。ありがとうございます。」
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土に魔力を染み込ませてから魔法を発動させるという技を使ったので、精神的な疲れは少なかった。
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