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023認識不足

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「あの場で拓にいたずらしたら面白かったかもな。」

レオが拓の首に腕を回して耳元で話しながら、指先で拓の乳首をいじる。
そのままレオが借りている部屋に2人で入り、服を脱ぐとレオに後ろ抱きしめられてベットに腰を掛け、大きな手で拓の体を触り乳首を抓ると拓の口から喘ぎ声が漏れる。
レオは拓の首筋にキスをしながら太い指を口に入れると、拓は舌を絡めてしゃぶって来る。
十分にしゃぶらせたその指を尻穴に入れて攻める。

「これから俺のチンポを入れるが、声を出すなよ。」

レオはベットに座ったまま拓の体を持ち上げると、尻穴に狙いを定めそそり立つ肉棒を埋めていく。
奥まで突っ込むと、腰は動かさず拓の胸や腹、肉棒に刺激を与えて焦らす。
拓がたまらず腰を動かし始めると、レオは上半身をベットに横たえた。

「拓、自分で好きなように腰を振ってみろよ。ほら」

レオが下から突き上げると、拓はレオの厚い胸板に手を置き自ら腰を動かし始める。
レオの手が拓を体を這い、拓の肉棒を抜き始めると声を出さない様にするのが精一杯だった。
拓の我慢する顔を見ると、ロウガは強く腰を突き上げ拓が呻き声を上げるのを楽しんでいた。

「拓、そろそろ逝くぞ。声を出すなよ。」

レオはそう言うと、拓の腰を掴み本気で腰を突き上げ始める。
拓は声が漏れるのを我慢しながら、自分の肉棒を扱き始めた。

「拓、逝くぞ。しっかりとケツで受け止めろよ。」

拓は頷きながら、自分の肉棒を扱く手の速さが早くなる。
拓は体の奥で熱い物が弾けるのを感じると、我慢できずにレオの腹や胸にザーメンを放っていた。
拓がレオの上に体を重ねてと、拓の背中を摩りレオは余韻に浸った。


ザーメンまみれの2人はダイフクに綺麗にしてもらった。

「ダイフクはスゲーな。これなら、何処で何をしても問題ないな。」

レオは自分の体の上に横になる拓のぽちゃぽちゃした脇腹をいじりながら話していると欠伸をする。
今日は1週間も間を開けたので、アークの皆がやる気になり時間の許す限り魔獣討伐を行っていた。
アイテムボックスも無いので、運べる分だけ魔獣の素材を担いで移動しているのも体力的に負担になっていた様だ。

「レオ、俺に使ってくれた香油は残ってる?今度は俺がマッサージをするよ。」

拓が受け取った香油をレオの体に塗り広げ治癒魔法を使いながらマッサージを始めた。
治癒と言っても本当に治療をする訳ではないが、マッサージをするだけより効果は高いみたいだ。
足から始めてふくらはぎから太腿と押していると、押し返してくる筋肉の弾力が心地良い。
広い背中を揉み解す頃には気持ち良さそうな寝息が聞こえて来た。
そのままレオと一緒に寝たかったが、ベットの中央で巨大な体が横たわっていては拓が寝るスペースは無い。
起こすのも悪いので、暫くレオを眺めると自分の部屋に戻ることにした。


朝、拓が朝食をしに降りてくると、既にレオが席を確保してくれていた。

「起きて来たな。拓のお陰で体の調子が凄く良い。おまけに女将さんに艶が良いって言われたぞ。
 って頭じゃねぇ、肌だ肌。ワザとやってるだろ。」

拓が上機嫌で話すレオのスキンヘッドを見ると、突っ込みを入れて来る。

「今日から銀バラと魔獣退治か。頑張れよ。」
「パーティとして動くのは初めてだしな。2人も魔導士が居るから荷物運びの必要もないし退治で頑張らないとね。」
「・・・」
「どうかした?」
「ニコラとクリスティーヌはアイテムボックスを使えないぞ。」

拓はアイテムボックス位は使えるようにすると考えていたが、一部の魔導士しか適性が無い魔法だった。
魔法には得手不得手が有り、拓の様にどんな魔法にも適性が有るのは珍しい。
実際、ニコラは防御魔法、クリスティーヌは攻撃魔法に特化している。
レオには言っていないが、拓は多種類の魔法を使っていても上級魔法まで使えているので、結局そのまま全ての魔法を使うことにしていた。

「もしかして、俺みたいな魔導士ってそんなに特殊なのか?」
「その位、理解していたんだと思ってたが、心配になって来たぞ。今までどんな生活をしてたんだよ。」

流石にレオも呆れていた。魔力を中級魔法に抑えて多種類の魔法を使っていても問題になるのか。
落ち人の事までは話すわけにはいかず、拓は笑って流していた。
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