話し相手

糸子(イトコ)

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ままごと

クラルバスの悲劇 第一話 腕無し首吊

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「クラルバス!なぜお前はそんなことができた!」
「…」
「聞いているのか!」
「お前たちにはわかりゃしない!私の受けた屈辱を!憎しみを!怒りを!罪をなすりつけられ、いたぶられ…わたしの復讐はこんなものではない!楽しみにしておくんだな!はーはっはっはっ!」

クラルバス殺人事件
「…」
「店長!何見てんすか?」
「ウゴメキンか。」
「相変わらずひっでぇ名前にしてくれましたね。」
「クラルバスの悲劇っていうドラマの再放送を観てたんだよ。」
「あぁ、あれね。…なんだっけ?」
「少女クラルバスが、連続殺人を起こして、それを追う警察署長バニルゴスの物語だよ。日に日にクラルバスが連続殺人をする理由が明らかになるけど、明らかになればなるほど謎が深まるんだ。」
「へぇ~…まさか…」
「作るか。」
「アホか!」
「人形に人権はないぜ」
「禁句を言うな!」

「おい…やめとけ!…なぁ!…くそ…」

「私…は…」
「おはようクラルバス。」
「…」
「君はきれいだ。」
「…」
「この店の看板人形の1人になってくれないか?」
「…」
「…」
「…ねぇ…」
「ん?」
「どおして私なんてものを作った」
「え?」
…クラルバスの強烈な膝蹴りが店長の顔面にクリーンヒット!
「このクソ!クソ!クソ!」
「ん!がっ!あ!」
「おいおいだから言っただろ!」
「んが!」(中、綿なのに…)
「くそ!忌々しい…全部…全部ぶっ殺してやる!人形飼い…全部!」
「窓から逃げた!」
「まずい!あんなの逃げたら!」
「最終的にクラルバスの悲劇はどおなるんだ!」
「ネタバレ嫌いだからしらない!」
「店長ー!」

「うあぁぁぁぁぁぁ!」
「どおしt…」
人形が1人…綿まみれで天井から吊るされていた…
「おい…これ…」
「し…知らねぇ…クラルバスとかいうやつが…あいつを殴り殺してほつれた糸で吊るしやがった…」
「…!」
第一話 腕無し首吊
「クラルバスが不自然なのに他殺の並の警察じゃさっぱりな証拠のみを残し、殺した初の事件と同じだ…」
「あいつは、復活させれんだよな?」
「一応…」
「次は本物の人かもしれねぇ!店長あんたとんでもねぇことしたぞ!」
「…ちょっと待ってろ!」

「バニルゴス署長。他のやつじゃ無理だ!あんたじゃないといけない。」
「うむ。必ずクラルバスを捕まえてみせよう。」
「いや、殺してしまっても構わない。頼んだよ。」
「…わかった。」
「あぁ。」
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