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妖精の小話
休憩
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「はぁ~…最近は特に忙しいから、唯一の楽しみがこの店の団子になったよ。」
「アリス様には悪いけど、ここのみたらし団子が一番だよ。」
「ん…だな。あばあちゃん!もう一本!」
「よく食う子だね~」
「子どもじゃないけどね。」
「仲間用にも買っておこう。」
「そうだな。ここのやつ、マジうまだし。」
「あらこんなに?ありがとね~」
「また食いに来るよ。おばあちゃん。」
「いつでもおいでね~」
…
「今度食べ比べだな。」
「アリス先輩怒りますよ。」
「そりゃねぇだろ。」
「いや~どうでしょうね…あれ、妖怪じゃ…」
「あれは~…取り憑かれてるな。」
「特殊タイプですね。」
「ホルトン少尉だ。あれくらいの立場じゃねぇとああいうのは立ち向かえん。」
「わかりました。すいません、ホルトン少尉。天台県南西の町、「神通り」にて、狐の妖怪に取り憑かれた女性を発見。対処、お願いします。」
…
「やってくれるそうです。」
「じゃ、俺たちはそれまで見張りだ。あいつから目を離すな。」
「わかってますよ。」
「アリス様には悪いけど、ここのみたらし団子が一番だよ。」
「ん…だな。あばあちゃん!もう一本!」
「よく食う子だね~」
「子どもじゃないけどね。」
「仲間用にも買っておこう。」
「そうだな。ここのやつ、マジうまだし。」
「あらこんなに?ありがとね~」
「また食いに来るよ。おばあちゃん。」
「いつでもおいでね~」
…
「今度食べ比べだな。」
「アリス先輩怒りますよ。」
「そりゃねぇだろ。」
「いや~どうでしょうね…あれ、妖怪じゃ…」
「あれは~…取り憑かれてるな。」
「特殊タイプですね。」
「ホルトン少尉だ。あれくらいの立場じゃねぇとああいうのは立ち向かえん。」
「わかりました。すいません、ホルトン少尉。天台県南西の町、「神通り」にて、狐の妖怪に取り憑かれた女性を発見。対処、お願いします。」
…
「やってくれるそうです。」
「じゃ、俺たちはそれまで見張りだ。あいつから目を離すな。」
「わかってますよ。」
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