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ままごと
人の道は人以外でも
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「「「いらっしゃ~い!」」」
「どういう人形をお求めだ?」
「あたし?ねぇあたし?」
「そんなわけねぇだろ。ババアは黙っとけ。」
「ジジイも同じよ!」
「喧嘩しない喧嘩しない!お姉さん系の私に決まってるから。」
「「ガキは黙ってな!」」
励まし係
「…」
「な…なんだこの人…ずっと見てきてんぞ…」
「驚かないものかしら?」
「いや、普通驚きますよ!こんなの!」
「でも…まだじっと私たちを見てるわ…」
「店長さーん」
「!はぁ…びっくりしたじゃない!もう!」
「あ………すまない。」
「「「なんの間だよ!」」」
「いや~いい人形だな~と、つい眺めてしまった。それが怖がらせてしまいましたか…すいません…」
「なんか…礼儀正しそうなやつだな…」
「まさか…」
「こんにちは~。いらっしゃい。人形、うるさくなかった?」
「いえ。よくできた人形ですね。縫い目がとても細かく見えにくい。腕も適当にくっつけてるわけじゃない。素晴らしい!」
「ありがとう。同業者ということでよろしいですか?」
「ええ。私も、隣の隣町で人形店を営んでるものでして。こっちに住んでる母が、ここの人形すごいわよって言ってたので、来てみたんです。」
「それはありがたい。ぜひ見てってくれ。」
「…」
「まぁ雰囲気からわかりやすいわよね~」
「結構な。」
「…」
…
「オーダーメイドってできます?」
「「「結局私たちは買ってくれないのね!」」」
「母から喋る人形の存在は聞いていまして、最近は動く人形も作れると聞き、お手伝いが欲しかったので。」
「既存のやつを動かすこともできるが?」
「いや、オーダーメイドで。」
「「「おい!」」」
「じゃあ人形作ってくれる人形だ~れだ。」
「「「…」」」
「オーダーメイドで」
「わかった。」
「「「…」」」
「数時間後に取りに来て。」
「ああ。」
…
「僕にお任せだよ。」キラン
「何今のキラン。」
「わかんない。」
「君がそよ同業者だね?僕には見てわかるよ。」
「ナルシスト系?」
「多分?お手伝い人形ってことだけ考えて作ってたからよくわかんない。」
「蛇の道は蛇。私にはよくわかるよ。」
「いや、さっきから言ってるから。蛇の道が丸分かりって言ったほうがいいんじゃないか?」
「…なんかダサい!」
「…」
「…」
「これでいい?」
「まぁ…いいけど。」
「これからよろしく頼むぞ。」
「できれば黙ってくれ。」
…
「気に入ったようで良かった。」
「返品として戻ってくんじゃねぇか?」
「そうならないことを祈るばかりだ。」
「どういう人形をお求めだ?」
「あたし?ねぇあたし?」
「そんなわけねぇだろ。ババアは黙っとけ。」
「ジジイも同じよ!」
「喧嘩しない喧嘩しない!お姉さん系の私に決まってるから。」
「「ガキは黙ってな!」」
励まし係
「…」
「な…なんだこの人…ずっと見てきてんぞ…」
「驚かないものかしら?」
「いや、普通驚きますよ!こんなの!」
「でも…まだじっと私たちを見てるわ…」
「店長さーん」
「!はぁ…びっくりしたじゃない!もう!」
「あ………すまない。」
「「「なんの間だよ!」」」
「いや~いい人形だな~と、つい眺めてしまった。それが怖がらせてしまいましたか…すいません…」
「なんか…礼儀正しそうなやつだな…」
「まさか…」
「こんにちは~。いらっしゃい。人形、うるさくなかった?」
「いえ。よくできた人形ですね。縫い目がとても細かく見えにくい。腕も適当にくっつけてるわけじゃない。素晴らしい!」
「ありがとう。同業者ということでよろしいですか?」
「ええ。私も、隣の隣町で人形店を営んでるものでして。こっちに住んでる母が、ここの人形すごいわよって言ってたので、来てみたんです。」
「それはありがたい。ぜひ見てってくれ。」
「…」
「まぁ雰囲気からわかりやすいわよね~」
「結構な。」
「…」
…
「オーダーメイドってできます?」
「「「結局私たちは買ってくれないのね!」」」
「母から喋る人形の存在は聞いていまして、最近は動く人形も作れると聞き、お手伝いが欲しかったので。」
「既存のやつを動かすこともできるが?」
「いや、オーダーメイドで。」
「「「おい!」」」
「じゃあ人形作ってくれる人形だ~れだ。」
「「「…」」」
「オーダーメイドで」
「わかった。」
「「「…」」」
「数時間後に取りに来て。」
「ああ。」
…
「僕にお任せだよ。」キラン
「何今のキラン。」
「わかんない。」
「君がそよ同業者だね?僕には見てわかるよ。」
「ナルシスト系?」
「多分?お手伝い人形ってことだけ考えて作ってたからよくわかんない。」
「蛇の道は蛇。私にはよくわかるよ。」
「いや、さっきから言ってるから。蛇の道が丸分かりって言ったほうがいいんじゃないか?」
「…なんかダサい!」
「…」
「…」
「これでいい?」
「まぁ…いいけど。」
「これからよろしく頼むぞ。」
「できれば黙ってくれ。」
…
「気に入ったようで良かった。」
「返品として戻ってくんじゃねぇか?」
「そうならないことを祈るばかりだ。」
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