話し相手

糸子(イトコ)

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パフォーマンス

甘い巻かれる話

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「なんか甘いもの食べたい。なんかこの辺の評価高い店なんだろな~。お?」
ガラスの時計 総合評価4.998 1655件
「なんこれやっば!すぐ行こ!」

ロールケーキとバウムクーヘン
「ん?いらっしゃ~い。」
「あ、どうも」
「面倒だからすぐどっか座っちゃっていいよ。」
「あ、はい。」
なにこれ。ずいぶん適当なのね~。
「ご注文は…ロールケーキでいいかな?」
今一番食べたいものを!
「お願いします!」
「がっつくね~!ちょっとまっててね。」
ここの店員、すげぇ
「はい。甘いフルーツ厳選ロールケーキ。と、甘めのクリーム茶です。」
「ありがとうございます…最高っす!」
「召し上がれ。」
「あのねーちゃん、目輝かせてんな~。」
「だろうと思ったよ。あの雰囲気は甘いものを欲する雰囲気だった。」
「よくそんなのでわかるな~。」
「私の能力だよ。」
「俺も欲しいぜ~!」
「甘い!ふわふわ!クリームの甘さが果物を引き立てる!お茶の控えめな甘さがまたいい!」
「あれいくらだ?」
「611円」
「なんで端数も…」
「出会ったこともなかった店員に…心を掴まれたようだ…」
「心を掴めたようだな。」
「おい、泣いてんぞ…あいつ。」
「それほど美味かったのだろう。嬉しい限りだ。」
「…(美味しい美味しい美味し~い!)」

「絶対また来ます。」
「その顔、本気だね。」
「ありがとうございました。」
………次の日
「いらっ…もう来たか。…バウムクーヘンにしとくね。」
「ありがとうございます。」
「店長に巻かれたな。ありゃ。」
「甘くてしっとり~…」
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