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相談
喧嘩
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「はぁ~…流行ってわからないものよね~」
「それな~!私の近所のガキとかさ~、先月変な歌と踊りしてると思ったら急によくわからんまた別の曲聴いたりしてさ~」
「そいつは多分流行というより飽きっぽいだけじゃ…」
「いや、よくよく聞いたら町中でも同じの流れてんの。」
「それは乗っかってるは~」
「「「ねぇ~」」」
ミルクティーと冷やしコースター
「私たち天候に関するお仕事してるから、天気わかってもね~」
「流行ってよくわからないわよね~」
「「「ねぇ~」」」
「あの、フラッシュ様、ザーバー様、シュクシャン様、まだ人間のお客様がおりますので。」
「いーじゃんいーじゃん!」
「子供?」「なんでこんなところに…」
「ほら。注目の的ですよ。」
「「「堅苦しいな~」」」
「ちょっとくらいいいじゃない。」
「「「ねぇ~」」」
「…」
「マスター。その子達は?」
「子供じゃねぇし!」
「あんなのといっしょにすんな!」
「このクソガキ!」
「マスター。ここってケンカオッケー?」
「ダメです。彼女たちに勝ちたいのであれば、面白いお話をしてください。彼女たちの感情が揺れ動くような。」
「え?」
「というか、そうじゃないと最悪死にますよ。」
「ま…マスターって冗談言うだな…」
「はいレンガ」
「おら!」
…
「あ…あぁ…」
「わかったか?」
「だ…黙っとくよ…」
…
「…あぁ…つい脅してしまった…」
「まぁいいじゃねぇか!」
「最高だったぜ。」
「フラッシュ、今の良かったね~!」
「当たり前よ!」
「マスター!ミルクティーもう一杯!」
「はいはい。」
「んぐっ!ぷはぁー!ここのミルクティが一番だわ~」
「午後のあれとかゴミよゴミ。」
「それ、バレたら即死だよ?」
「いいんだよ。」
「午後のあれ悪くいってんじゃねーよカスが!あぁ!?」
「ほらシュクシャンはあれ好きなんだよ。」
「ここのどっちが好き?」
「どっちも…」
「ほ~れ~!はっはっはっ!」
「でも午後のバカにすんのはちげーかんな!」
「あまり大声出さないでください。もた子供だと言われますよ。」
「「「…」」」
「あれ?私はいいよね。今のフラッシュとシュクシャクだけだし。」
「静かにしているのならですがね。」
「マスター。砂糖、もう一個。」
「流石にそれは甘すぎない?」
「これが私の流行~」
「それで流行はないわ~」
「なによ!あんたもそんな茶のままのミルクティーより、砂糖入れたほうがいいわ!12個くらい。」
「おい止め!あ!こんなに溶けねーだろ!ったく!」
「それくらいがいいのよ。ジャリジャリ」
「キモすぎ…」
「マスター。甘いもの好きのフラッシュにブラックコーヒーを。」
「かしこまりました。シュクシャク様。」
「な!やだやだ!苦いのなんていーやーだー!第一シュクシャクは関係ないでしょ!」
「甘くない、苦くない素材の味を楽しむ私のミルクティーに砂糖を入れまくったからだ!」
「うえ~ん!」
「はぁ~…今晩も、うるさくなりそうですね。」
「それな~!私の近所のガキとかさ~、先月変な歌と踊りしてると思ったら急によくわからんまた別の曲聴いたりしてさ~」
「そいつは多分流行というより飽きっぽいだけじゃ…」
「いや、よくよく聞いたら町中でも同じの流れてんの。」
「それは乗っかってるは~」
「「「ねぇ~」」」
ミルクティーと冷やしコースター
「私たち天候に関するお仕事してるから、天気わかってもね~」
「流行ってよくわからないわよね~」
「「「ねぇ~」」」
「あの、フラッシュ様、ザーバー様、シュクシャン様、まだ人間のお客様がおりますので。」
「いーじゃんいーじゃん!」
「子供?」「なんでこんなところに…」
「ほら。注目の的ですよ。」
「「「堅苦しいな~」」」
「ちょっとくらいいいじゃない。」
「「「ねぇ~」」」
「…」
「マスター。その子達は?」
「子供じゃねぇし!」
「あんなのといっしょにすんな!」
「このクソガキ!」
「マスター。ここってケンカオッケー?」
「ダメです。彼女たちに勝ちたいのであれば、面白いお話をしてください。彼女たちの感情が揺れ動くような。」
「え?」
「というか、そうじゃないと最悪死にますよ。」
「ま…マスターって冗談言うだな…」
「はいレンガ」
「おら!」
…
「あ…あぁ…」
「わかったか?」
「だ…黙っとくよ…」
…
「…あぁ…つい脅してしまった…」
「まぁいいじゃねぇか!」
「最高だったぜ。」
「フラッシュ、今の良かったね~!」
「当たり前よ!」
「マスター!ミルクティーもう一杯!」
「はいはい。」
「んぐっ!ぷはぁー!ここのミルクティが一番だわ~」
「午後のあれとかゴミよゴミ。」
「それ、バレたら即死だよ?」
「いいんだよ。」
「午後のあれ悪くいってんじゃねーよカスが!あぁ!?」
「ほらシュクシャンはあれ好きなんだよ。」
「ここのどっちが好き?」
「どっちも…」
「ほ~れ~!はっはっはっ!」
「でも午後のバカにすんのはちげーかんな!」
「あまり大声出さないでください。もた子供だと言われますよ。」
「「「…」」」
「あれ?私はいいよね。今のフラッシュとシュクシャクだけだし。」
「静かにしているのならですがね。」
「マスター。砂糖、もう一個。」
「流石にそれは甘すぎない?」
「これが私の流行~」
「それで流行はないわ~」
「なによ!あんたもそんな茶のままのミルクティーより、砂糖入れたほうがいいわ!12個くらい。」
「おい止め!あ!こんなに溶けねーだろ!ったく!」
「それくらいがいいのよ。ジャリジャリ」
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「マスター。甘いもの好きのフラッシュにブラックコーヒーを。」
「かしこまりました。シュクシャク様。」
「な!やだやだ!苦いのなんていーやーだー!第一シュクシャクは関係ないでしょ!」
「甘くない、苦くない素材の味を楽しむ私のミルクティーに砂糖を入れまくったからだ!」
「うえ~ん!」
「はぁ~…今晩も、うるさくなりそうですね。」
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