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処方
明日の仕事のために
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「クラクラする~…」
近くに…深夜2時までやってる薬局あって良かった~。痛み止めだけでももらって、帰って寝ねぇと。
即効風邪薬
…なんか…コンビニみたいな明るさだな…
ん?
この自動ドア…センサー式じゃない。下に重さ式の床とかでもない…何だこれ?
「いらっしゃい。…軽症の風邪だね。」
「あっ…はい…」
「ん?あぁ自動ドア?できれば気にしないで。」
きになる~!ってか…
「えっ、ちょっと待ってください。症状言ってなくないですか?」
「私は見てわかるのよ。」
こんなすげーの、近所にいたんだ…
「風邪でしょ?即効性の薬をあげるわ。」
「あ…ありがとうございます…」
「そこに座っといて。」
「はい…」
なんか…なんかなぁ…そういやほか従業員いねーのか?まぁこんな時間だしな。
受け付の横…冷蔵庫か。よくあるジュース類…なにこれ?知らねぇやつばっかだ。110円だし。
他になんか売って…なにあの受付の奥の張り紙…「欲しい薬、用具は言ってください。」
…へんな薬局だな~。
「座ってるお客様~」
「はい…」
「はい。今飲んで。すぐ元気になるわ。」
「今?!」
「えぇ。水はあるわ。1杯分」
ほんとに~変だな~…
「早く。」
「あっはい。」…
!
「いっでぇぇぇぇぇぇえええ!」
いてぇ!全身を刺されるかのように痛えぇ!痛過ぎて倒れたけど、倒れた痛みさえ甘く感じる!
「効いてるみたいで良かった。」
は!急に痛みが収まった!
「うぅ…今の…今の何だったんですか…」
「私特製の超即効薬だよ。今の痛みは薬の中が自ら風邪の原因を叩きのめした証拠さ。そろそろトイレにこもったほうがいい。」
「はぁ?」
ぬぅ!唐突に便意が…
「ほら言ったのに。君から左側にあるから。」
・・・
「どお?スッキリ?」
「はい!深夜3時とは思えないくらいスッキリです!」
「良かった。さっき風邪の原因を叩きのめしたって言ったけど、実はそれ以外にも体に害のあるものを外に出していたんだ。それで体にゴミのない状態になって、元気ってわけ。」
「ありがとうございました!」
…
「あっ、副作用の1日中睡眠のこと言ってなかった。」
近くに…深夜2時までやってる薬局あって良かった~。痛み止めだけでももらって、帰って寝ねぇと。
即効風邪薬
…なんか…コンビニみたいな明るさだな…
ん?
この自動ドア…センサー式じゃない。下に重さ式の床とかでもない…何だこれ?
「いらっしゃい。…軽症の風邪だね。」
「あっ…はい…」
「ん?あぁ自動ドア?できれば気にしないで。」
きになる~!ってか…
「えっ、ちょっと待ってください。症状言ってなくないですか?」
「私は見てわかるのよ。」
こんなすげーの、近所にいたんだ…
「風邪でしょ?即効性の薬をあげるわ。」
「あ…ありがとうございます…」
「そこに座っといて。」
「はい…」
なんか…なんかなぁ…そういやほか従業員いねーのか?まぁこんな時間だしな。
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他になんか売って…なにあの受付の奥の張り紙…「欲しい薬、用具は言ってください。」
…へんな薬局だな~。
「座ってるお客様~」
「はい…」
「はい。今飲んで。すぐ元気になるわ。」
「今?!」
「えぇ。水はあるわ。1杯分」
ほんとに~変だな~…
「早く。」
「あっはい。」…
!
「いっでぇぇぇぇぇぇえええ!」
いてぇ!全身を刺されるかのように痛えぇ!痛過ぎて倒れたけど、倒れた痛みさえ甘く感じる!
「効いてるみたいで良かった。」
は!急に痛みが収まった!
「うぅ…今の…今の何だったんですか…」
「私特製の超即効薬だよ。今の痛みは薬の中が自ら風邪の原因を叩きのめした証拠さ。そろそろトイレにこもったほうがいい。」
「はぁ?」
ぬぅ!唐突に便意が…
「ほら言ったのに。君から左側にあるから。」
・・・
「どお?スッキリ?」
「はい!深夜3時とは思えないくらいスッキリです!」
「良かった。さっき風邪の原因を叩きのめしたって言ったけど、実はそれ以外にも体に害のあるものを外に出していたんだ。それで体にゴミのない状態になって、元気ってわけ。」
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…
「あっ、副作用の1日中睡眠のこと言ってなかった。」
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