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あとがき
登場人物一覧
しおりを挟む『桜子さんと書生探偵』をお読みいただき、ありがとうございました。
さて、6月8日より、本作に続く番外編を掲載するため、ステータスを「完結」から「連載中」に変更いたしました。
5話程度の短いお話ですが、引き続き、二人の恋模様と推理をお楽しみいただければと思います。
また、それに伴い、おさらいとして、登場人物一覧を下記に掲載いたします。続編に全ての人物が登場するわけではありませんが、お読みいただく際の一助としていただければ、幸いです。
よろしくお願いいたします。
★ ★ ★
湖城 桜子
湖城財閥の一人娘。女学生。情に厚く、行動力がある。俗に言う、お転婆。新伍のことが好き。本作の主人公。
五島 新伍
三善中将宅の書生。飄々とした見た目だが、目端が効き、細かいことに、よく気づく。紆余曲折を経て、桜子の唯一の婚約者候補となった。本作のもう一人の主人公であり探偵役。
【湖城家】
イツ
桜子付きの女中。貧しい農家の出身。桜子に対して献身的であり、また、お姉さん的存在でもある。樹に思いを寄せている。
湖城 重三郎
桜子の父。湖城財閥を率いる総帥。厳しい経営者でありながら、娘への愛情も深い。亡き妻を大切にしていた。
時津
園枝家の家令(執事)。桜子に対して過保護。前回の事件でいろいろあり、現在は三善家に身を寄せている。
【元婚約者候補たち】
園枝 有朋
園枝家の跡取り。端正な顔立ちに、洗練された身のこなし。留学経験があり、西洋文化に傾倒している。前回の事件で死去。
藤高 貢
陸軍少尉。無愛想で、やや失礼な物言いをするが、軍人であることに誇りを持っており、愛国心が強い。新伍を高く評価している。
東堂 樹
老舗呉服屋、東堂商会の次男。昔から、湖城家に出入りしており、桜子にとっては幼馴染のお兄さん。使用人のイツを始めとする湖城家の人間とは、顔見知り。昔からイツのことが好きだった。
【その他】
三善中将
陸軍中将。湖城重三郎と仲が良い。人の良い熊のような風貌。桜子は「三善のおじさま」と呼んでいる。
トワ
園枝有朋の愛人だった。有朋との間に息子がいる。前回の事件を受けて、現在、服役中。
剛
トワの息子。身体が弱い。トワが服役しているため、湖城家で面倒をみている。
牧 栄進
桜子の母方の従兄妹。あまり裕福ではない男爵家の次男。将来は湖城家で重用することを前提に、湖城から家庭教師を始めとする援助を受けている。
勝川
園枝有朋の事件を担当していた警部補。
貞岡しを乃
舞台女優。有朋の愛人だった。前回の事件を受けて、現在、服役中。
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