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06.アプデでピンチ
♤・03-39・♤
しおりを挟む「あぁ♡ も、ぉ、ウェインっ」
「腰ゆらゆらさせちゃって、ちいはクリイキ大好きだね。さっきもクリイキいっぱいして、ナカイキいっぱいしたのに、まだクリイキしたくて、俺のモノで遊んでたいんだ?」
「そんな、言い方、しないで……んん」
「俺はこのままでもいいよ。ちいのソコと淫紋丸見えだし、腰が動くたびにおっぱいがふるんふるん揺れるのも、髪が乱れるのも見えるしさ」
「や……、なの。ウェインも、よくなって……はぁ」
「千綾はどうやって俺をよくしてくれるの?」
「わ、わかってる、くせに」
千綾は起き上がろうとしたいたが、つるつるぬるぬるマットのせいで安定しない。
「ふ……、っ。ンン」
『へたに動くとお尻のが……』
「ちい、もしかしたら、上に乗ってくれるの?」
「ん。ウェインをよくしてあげたい」
ウェインが千綾の肢体を抱き上げて、腹の上に跨がらせる。
とろとろのエロ顔の千綾は、濡れた肉棒に手を添えた。精液よりも新たな愛蜜でずぶ濡れの亀頭に、とろりと秘所から蜜が垂れて、太い裏筋に流れていく。
「は……ぁ──♡」
こぷっ。愛蜜が音を立てる。慎ましい蜜口に、亀頭の一番大きなところが呑み込まれるのがよく見える。
「そうそう、ちいはじょうずだね」
と言いながら、ウェインは腰を引いて呑まれそうになった亀頭を遠ざける。と、千綾は顔を困らせて唇を尖らせた。
「いじわる」
「さっきまで意地悪されてたのは俺だよ?」
追いかけた千綾は、ぐぢゅりと亀頭を呑み込んで、首を竦めてふるふる震えている。腟内のすけべな粘膜が亀頭をきゅうきゅう締めつけているのがいい。
(いつもよく締まる、けど、これは、締めすぎ。亀頭がデリケートなの、知っててやってるな?)
さすがはえろマンガ大好き女。女性向けから成年向けまで読み漁っていただけはあり、知識だけ持っている。それに、ウェインが自分の陰茎の感じやすいところを教えた。
えろ女なのに、経験が乏しかったのは、ウェインにとって幸いか、そうでないのか。
(こうやってお互いの弱いところやいいところを攻め合うのも、いいなぁ。でも、生殺しだ)
「ちい、少しズコズコしてよ。杭打ち騎乗位するって約束は?」
「言いかたっ!」
「同じじゃん」
「もー。ムードとか情緒とか、あるでしょ」
千綾が少し強めに上下運動をする。ぬぽぬぽにゅるにゅる、蜜口に亀頭が入ったり出たり繰り返すピストンを喰らい、ウェイン秀眉をしかめる。
「……一回目の意趣返し?」
「は♡ ぁ♡ あはっ。どうかな。でも、さっきの、やさし、すぎたもんんん♡」
「そりゃ、一回目でちいが満足したらつまんないかなって。お風呂でローションプレイしてみたいし、お尻の方も開発して、そろそろ処女欲しいし……、ちい、こら」
膣壁がぎゅむ~っと雄をいやらしく締めつける。
「へんなこと、言うからですぅ」
身体が柔らかい千綾は、身体を捻って陰嚢をやわやわやんわり揉みだした。えっちだ。えっちすぎる。
(お尻にディルドが入ってるから、こっちもいつもより気持ちがいいし……。陰嚢揉みされて、ヘタしたらイきそ……)
「ちいの好きなように動いてよ。ちいのきもちいーところに俺のモノ当てて。それで、俺に教えてよ。ちいの感じる場所」
「……そういうのも、ずるいよね。怒れないもん」
「怒りたいの?」
「怒っても、ケンカしても、続かない。だって、ウェインのこと、好きだもん」
はぁ。千綾は深く甘い息を吐きながら、怒張を膣奥へ迎えていく。足を使い上下に動き、ウェインを愉しませながら。
「ふっ、はぁっ……ウェイン、きもち、いい?」
淫紋を光らせて、乳房をたゆんたゆん揺らし弾ませ、汗を飛ばす様は、サキュバスのようだ。
「視覚的にはね」
「えー?」
「ちい、自制して気持ちいいところ避けてるでしょ」
手を伸ばして揺れ動く色づいた乳暈を爪で引っ掻いてやり、キュッと引っ張る。
「アッッッ♡♡」
ぐぢゅ。膣肉がウェインを締めつけて悦んでいる。
「は……ぁっ、千切られそ。膣トレの効果? すごいね」
「ん、教えて、あげない……っ」
快感で震えながらもいじらしく答える。ああ、なんてかわいいんだ。
(感情が、揺れる。胸の奥底から、千綾への感情が溢れてくる)
乳房を揉みしだした手は、光り輝く淫紋を触る。びくんっと腟内どころか、全身が跳ねた。
「ね、ちいのいいところ攻めて、全身も胎も心もいっぱいにしてもいい? したいな」
ウェインは返事を待たずに、千綾を思いっきり突き上げた。ぐぢゅんっ。
「俺のことだけ、考えて」
「ひ──~~ぅぅぅら」
腟内の襞をめくり突き進んだ柔らかな隘路は、ウェインをうっとりとさせつつ、もっと千綾を善がらせたくなる。彼女の健気さに応えて、自分で身も心も満たしたい。
「ちい。いいところ、教えてよ。言えないかな?」
まろやかな腰を掴み、がつがつぱちゅぱちゅ穿つ。
千綾はロディオを楽しんでいるかのように、黒い髪を揺らし、ローション混じりの汗を飛ばしている。いつも以上に絶景なのは、ここが非日常的な風呂場だからか。
「いくっ♡♡ は、ぁ、ぁ……あんんっ♡ いくぅ♡♡ もぉ、おかしく……っ、んくっ♡ あぁぁ──~~~~♡♡♡」
ぎゅんぎゅんに膣が締まって、ただでさえ狭窄でギチギチな腟内がウェインを虜にし、射精感を強くする。
「まっ……、いっ、てるのっ♡ いってる、から、ぁ♡♡♡」
「セックスはふたりでする、愛の確認なんだよね。ちいの愛を感じたいし、感じてもらいないな」
「いつも、かんじて、る、よ……っ。だから、ぁ、あ♡♡ うぉいん♡ すきぃ♡♡」
陰毛と付け根でクリトリスをぐりぐりしながら、子宮口近くを亀頭でぐちょんぐちょんかき混ぜる。
しかも、お尻のディルドのせいで結合部がキツい。それもウェインを魅了する。
ウェインは上体を起こし、弾む乳房に食らいついて、千綾に母乳をねだるように乳首を吸っては、しこった乳首を舌で転がして舐める。
ウェインの突き上げと千綾の腰の動きはタイミングよく合わさり、肌をぱちぱちとぶつけ合う。
「は……。ちい。千綾。すごく、気持ちいいよ。それに、おいしい」
彼女から極甘の濃厚な精気が身体に流れてくる。ウェインが吸わなくても、いつしか千綾から流れてくるようになっていた。
日に数回の食事で満たされているのに、欲深くなる。毎日満たされたいし、満ちたい。
「は……。千綾っ。好きだよ。好き」
長く生きていて、初めて出会った存在。これからもその愛を与え、与えられたい。セックスだけじゃなくて、他愛ない日常のやり取りからも。
千綾をただ幸せにするだけでなく、恋しく思ってほしい。
これ以上、恋しく思いたい。
これを愛と呼ぶなら、愛している。愛してほしい。
「ふあ、ぁっ♡」
密着してキスをしながら舌を絡ませ合い、千綾の最奥を愛でる。どこもかしこも、甘くて、おいしくて、愛らしくて、狂おしくなる。
彼女が絶頂続きなのがわかっているが、止める気がないし、止まらない。
そのままゆっくりと押し倒し、今度はウェインが上になる。千綾の痴態を見下ろし、輝く淫紋に手を当てる。
「んんん、は────────~~
ッッ♡♡♡」
あちこちをびくんびくんさせた足がマットを蹴り、ほっそりとした手がローションまみれのぬるぬるのマットを懸命に掴もうとする。
快感を受けすぎた、美しい痴態。
「かわいい。どうしてそんなにかわいいの?」
蜜口までぎりぎり引いて、小さな穴が可哀想になるほど亀頭で拡げる。後孔のディルドがいつもより入り口を狭くしている。ごりゅっと亀頭を刺激され、ウェインは秀眉を寄せる。
(ハマっちゃいそ……。ヤバ……。あはは)
千綾が逃げないようにくびれた腰を掴んで、Gスポットをぐちゃくちゃ攻める。ざらざらのそこに亀頭が擦れるたび、快感と感度、興奮が昂る。
「や♡ でちゃ……♡ おひっこ、れちゃうっ♡」
「おしっこ出してから、女の子の射精しようね」
「やらぁ♡ うぇい、ん、やめ♡ あ、あ♡♡ やぁ……ぁあんん♡♡♡ とま……ぁ、あ♡♡」
止まらない生理的な現象が、ウェインの腹から足にあたたかな液体を降らせた。
千綾は本気で泣いてしまっている。人間としての尊厳など気にしなくてもいいのに。
ここにいるのは、まぐわう男女だ。
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☽・:*
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