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02.現代の叡智(ウェイン視点)
♤・06-14・♤
しおりを挟む「ストッキング、どうしたい? 脱ぐ? 脱がせて欲しい? 破っちゃう?」
「ウェイン……」
弱々しい澄んだ声。すべての権利をウェインに委ねた甘えた声音。
「俺は、ちいをいじめる気はさらさらないんだよ。好きな子をいじめるのは子供だけ、でしょ?」
するり。ストッキングのウエストテープをお尻のほうから脱がしていく。お尻の谷間を指でなぞりながら。薄い化繊の中央がぐっしょり濡れているのを指で確認する。いや、確認するまでもない。お尻を触ったときに愛蜜が溢れているのがわかっていた。
「倒錯的だね。キャミソールを咥えて、ブラをたくし上げられて、ストッキングを下ろしたのは太腿まで。で、黒のパンプス履いてるって」
ふふっと微笑む。刻んだ淫紋の緑色の光がますます強くなっている。
「……うぅっ」
千綾は恥じらって涙をぽろっと零して、飢えて発情していると訴えている。早く触られて、嬲られて、雌に堕とされたいのだ。
「千綾が先にしたんだよ。俺のモノをしゃぶって、射精しそうになるまで追い込んだんだから、そのお礼」
「嘘だ」
「ほんとうだよ。だって、ここからがいいところ、でしょ」
自由になっている乳房をやんわりと揉み、持ち上げて、落とす。ふるんふるんの脂肪がウェインの手のなかで自在にかたちをいやらしく変える。
指先でぴんぴんに勃った乳嘴をしこしこすりすり擦り続けると、千綾は腰をくねらせて誘惑のダンスを踊ろうとする。チラチラと淫紋の光が動くのもいい。
「んん……っ」
カールしたまつ毛を震わせて享受しているが、淫乱な千綾には足りない刺激だろう。
(股間がムズムズする。早く、早くぶち込みたいな)
我慢に我慢を重ねているのは、その先にある快感を得るためであり、千綾をトロトロのどろどろに蕩けさせるため。そして、手間暇かけて育てた良質な精気を大量に得るため。
「見て、ちい。今からおっぱいにキスしてれろれろして、吸ってあげるの、見ていて」
「……っ、いわ、ないでっ」
そう言いながらも千綾の目は、ウェインが大きく開けた口を捉えている。
ちゅっちゅっと乳房に浮かぶ汗を吸い、舌を大きく出して舐める。そうしていると、千綾が胸を突き出してくる。もっともっと、と。ストッキングで戒められたパンプスの足で背伸びして。
(けなげで、かわいいな)
ふっくら膨らんだ乳暈を見せつけるように舐める。千綾の手首を掴んでいた片手を離し、寂しそうな片方の乳房をもてなす。いじらしいまでに勃たせた乳嘴をぢゅっぢゅっ吸いながら、片方をくりくり指の腹で捏ねて扱く。でも、千綾が好きなのは──
甘く噛みながら同時に片方をきゅっと強めにつまんでやった。
「あっ♡ イ……ッッ……──♡♡」
「かーわいー。おっぱいだけで上手にイっちゃったね。もっともっとおっぱいかわいがってあげたいけど、ちいは違うところを触って欲しいの、わかってるよ」
するりとお腹の淫紋を避けて撫でながら、しゃがむ。
「や……」
Tバックショーツの脇に指をかけて、腰のまろみに沿うように指を滑らせ、ショーツを下げる。
とろォ……。下げたショーツに愛蜜のねばっこい糸が引く。よく練った水飴のようだ。
「キスして濡れたの? しゃぶって濡れたの? おっぱい触っただけなのにもうこんなに濡らしてたんだ。えろかわいいね、ちい」
焦らしまくってここまで強く淫紋を光らせたのは、初めての試みだ。淫紋で大きくなった精気はなによりものご馳走だけれど、ここまで手間をかけたことがない。
「あ……っっつぅ♡」
緑色に輝く淫紋を手のひらで触り、三週間分の千綾の性エネルギーが蓄積・濃縮されているのをじかに確認する。
「素敵だよ、ちい。素敵だ」
「あっ、や、おなか、んんっ」
淫紋を触るだけでイきそうなくらい、千綾は膝をガクガクさせて、ウェインの肩に手を置いて耐えている。
ウェインは、緑に光り輝く淫紋に何度もキスをし、ぺろぺろと舌を這わせ、かたちのよい臍まで舐めしゃぶる。
千綾は疼く場所を主張するように腰を突き出している。真っ赤に熟れた顔で。咥えているキャミソールを唾液でぐっしょり濡らしている。
「ねぇ、今度、ここの毛剃っちゃおうね。舐めにくいからさ」
カットしている薄い和毛の先からつとつとと蜜が垂れているのも、趣きがあってよいが、淫魔としては貴重な千綾の体液を摂取したい。それに、和毛のなかに千綾がとっても感じる陰核が隠れているのは、なんだかもったいない。
「ね、いいよね?」
聞きながら、濡れそぼった和毛をかきわけて、陰核を避けて、熱い秘裂に指を挿し込む。
「ん……、っ、ふ……っ」
「返事してくれたら、大好きなところ、ちゃんとかわいがってあげるよ」
ぬるぬるになった指で、ちょんちょんと勃っている陰核をごく軽く突く。
「ぁん、っ、ん──さわ、てぇ」
「返事は?」
「いっ、一回だけ、だからね、剃るの」
「一回? じゃ、俺も一回だけ触るね」
ピンピンに腫れた陰核を包皮ごと、ふにんっと触る。千綾は腰を揺らして、恨めしげにウェインを睨めつける。
「はい、一回。おしまいにしよっか」
「やだ、さわって」
「自分で慰められるでしょ」
「ウェインが、いいの。ウェインの触り方じゃなきゃ、だめなの。お願い……、そ、剃って……いい、から」
「触るだけでいいの? しこしこグリグリして、ペロれろ舐めなくていい?」
「して。その……しこ……とか、なめる、とか……」
恥じらっていて声が小さいが、淫紋は正直に緑色に輝き増し、少し包皮から出ている真っ赤な陰核がヒクンッと返事をする。
「取り引きだよ。俺はちいのクリをいっぱい一生懸命かわいがるから、代わりにパイパンにさせてね」
「うん……──ァッ!」
千綾の歓喜に染まった返事の前に、陰核を人差し指の腹でクリクリ包皮ごと扱き、片方の手の指でとろとろの蜜でくっちゃりとくっついた秘裂をなぞり触る。
「ふっ、ぅぅ……っ」
「腰をもっと突き出して。ね、背中に壁をつければ大丈夫だから」
誘導するように陰核をくりくりくちゃくちゃソフトにマッサージすると、千綾は自然と壁に背中をつけて、腰を突き出す。
「触りやすくなったね。ふふっ、かわいいクリ丸見えだよ。ちいは、どすけべなのに、」
「あ、や♡ そのまま、舐め……っ、ゃ」
大きく口を開けて、舌も出し、蕩けた場所をちょんとつつく。
「あっ、んんっ」
「いい反応」
ビクビク震える太腿を無視して、両手でそこを開く。とろとろぉ。流れ出る淫らな蜜を舐め取り、その源泉へと舌を這わせる。
十数日に味わう千綾の蜜は、なにかに例えるのすら陳腐な、美味だ。
もっともっとと、滴らせるように指を抽挿しながら、主張しているクリトリスに舌を向ける。
「あっ、あっ、ぁっ」
ちゅちゅっとキスをするのと連動して千綾が啼き、突き出した腰を震わせる。
指の動きは緩慢に。千綾を堕とすように。焦らして焦らして。もっと欲しがらせるように。
ちゅるんと剥いた包皮の芯をしゃぶり、舌で優しく扱く。
「んん、ぅ────~~っ」
パンプスの足をつま先立ちにして、クリイキをする千綾は、ウェインの髪をくしゃくしゃにして快感に浸っている。
「また、いっ────♡」
ぐりぐり浅い場所を指でいじめると、とぷとぷ愛蜜が溢れ出す。全部舐め尽くして吸い尽くしても、淫らな千綾からこの蜜が枯渇することはないと確信させる。
尻を抱えて、秘裂にも舌を伸ばす。鼻でクリトリスをいじめると、千綾はたまらないとばかりに啼いて、ウェインにしがみつく。
「……く……ふぅぅっ」
前戯だけでもっと深みにハマらせたい。だけど。
「ウェイン……もう、欲しい、の。……ちょ、ちょうだい」
「うん。欲しがって。俺もちいが欲しい」
千綾の淫紋の輝きが限界だから。ウェインも千綾と一緒になりたくて、身体で千綾を味わい、愛でたいから。
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☽・:*
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