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01.電子書籍だとっ?
❦・07-07・❦
しおりを挟むウェインは嬉しそうにふふっと笑う。彼の腕が千綾の肩を抱き、お腹同士がくっつくと、腟内にいる怒張がぐぐぅっと膣奥をえぐる。
「あっ、ぁ────~~っ♡♡」
「イっちゃった?」
「……だ、だっ……て……ぇ♡」
「千綾はえっちだからしかたがないよね。いっぱいイったからイきやすくなってるし、膣マッサージで感度も上がってるからね。俺のモノ好きになっちゃった?」
「す、きという、わけでは……。あ、だめ、まだ、動いちゃ……ぁ」
「俺のモノを好きにさせてあげるし、俺のことも好きになってよ。どすけべド淫乱の千綾は俺のことや俺とのセックスが大好きになるよ?」
抱き合ったまま、ウェインの腰が浮いて、膣奥からにゅぐっと浅く動く。
「ふ、ぁっ」
「キスしながらしようよ。ね、手もつないでさ」
「あ、あふ……ん、んんっ♡」
ぬぢぬぢ奥ばかり責められ、彼の付け根でクリトリスが押しつぶされて、千綾はおおいに喘ぐ。が、ウェインの舌が満足に喘がせてくれない。
そのうち彼はおっぱいを揉みくちゃにしながら腰を振る。一度にされて、千綾の理性はガタガタだ。
「ね、千綾。ちいって呼んでもいい?」
「どう、して……、あっ、そこ、だめぇ♡」
ちいちゃんは子供のころ、両親や友達が呼んでいた、もう聞くことがなくなった愛称だ。
「かわいいでしょ、ちいって。それに、ちいって呼ぶと、入り口や腟内がひくんひくんする。……だけじゃ、ないけど」
「ほかの理由は?」
「嬉しそうだから」
嬉しそうにしているのはウェインだと言いたかったが、ぐりんっと奥を強くかき混ぜられて、嬌声があがっただけだった。
「子宮、イイ感じに降りてるね。ちいは、ポルチオ責めされたことないんだね」
「こんな、奥まで、ない♡ はじ、めてぇ♡♡ あっ♡ おく、すごっ♡ おかひ、くなぅ♡」
「ふふっ。俺が最初? 嬉しいな。このこりこり、ちいのかわいいポルチオ。わかる?」
「ああ♡ わか……ん、なぁぁ♡ きもひ、ぃぃ♡♡♡」
ウェインがお腹の上から子宮の当たりを優しく撫でる。じわっと熱が広がると、お腹の表面から奥へ、子宮や腟に淫らな熱が広がり、響く。快感とはまた違う心地よさだった。
「よぉく感じるように淫紋つけてあげるね」
「んっ、ふ……っ♡ んくっ♡ おなか、あったかぃ♡」
「俺の印だよ。ちいのこと、気に入っちゃった。大好きの証」
じんわりと響く熱を灼熱の肉棒でかき乱されて、これ以上快感の大波にさらわれないように、千綾はシーツを強く握りしめる。
大好きの証がなにかよくわからないけれど、千綾はますます興奮してきた。もっともっと気持ちよくしてほしい。されたい。
「あっ、や、らぁ♡ んんん──~~♡♡♡」
「ん。いっかい、奥にびゅーびゅーしてあげるね。大丈夫。催淫効果があるから、すぐに俺のモノほしくなるから。俺もちいとだから萎えずに何回も射精せそう」
「あッ♡ やっ♡ なか、は、だ……めぇッ♡♡」
張り詰めた雄肉にばちばち膣奥を責められて、臨界点はとっくに突破している。おかしくなってないのが不思議なくらい。かろうして腟内射精という言葉に反応できた。が、身体は反応できていない。
だめなのに、わなないて彼を離そうとしない。
「だぁめ。ちいの子宮と腟内をたぷたぷにするって決めたから、だめ」
「なか、だめっ♡」
「奥がきゅうきゅうして精液ほしがってるよ。膣内射精も初めてなの?」
「はじ、めて、だからぁっ♡ なかだし、だめぇ♡」
「いいね。ちいの初めていっぱいもらっちゃった。ありがと」
ずちゅっ、ずちゅっ。ぱちゅんぱちゅんっ!
ごりゅんっ。
最奥を穿たれて、ありえなくらいの大きな快感が千綾を痺れされた。
「い…………ッく、ぅ♡♡♡」
速く、小刻みに、確実に雄肉が膣内射精を狙って巧みに前後運動を繰り返している。極上の心地よさと気持ちよさ、ウェインの体温、雄の匂い、汗が千綾を高いところに押し上げたり、急激に落としたり。
わかるのは、ウェインの精液を腹のなかに満たしたい雌の欲望。
残されているのは本能だけだ。
「んっ。は。いっぱい、腟内射精てるよっ。ちいの、なかでっ」
膣奥でじたばたと彼の逞しい雄が暴れて、びゅうびゅく射精している。精を受けながら、千綾は深く深く達する。
初めての腟内射精で腟内の襞が悦んでウェインの雄肉を離さない。千綾自身わかっていないのは、初めて恍惚のなかをたゆたっているからだ。
「……ふ。は……、どれくらいぶりの射精かな。ちいが相手をしてくれたからこんなに気持ちよくびゅーびゅー射精たんだね。爽快感と快感すごかった」
ウェインは、上気した顔で爽やかに笑う。2.5次元的イケメンの満足げな笑顔は神がかっている。いや、淫魔だが。
まだ萎えきらない雄は、最後の一滴まで精液に染まった腟に擦り付けながら引き抜く。
ぬぽ。拡がった蜜口から、とろぉりと精液混じりの愛蜜がとろとろ溢れ出てくる。
「ふふっ。いい眺め。ちいのなかから出てくるまぐわい液が出るのがまた見たいな」
お腹の刻まれたての場所にウェインの手が当たるだけで悶えてしまう。
「ん……は……。ぁっ……ぃ……♡」
「ね、ちい。まだまだ足りないよね。俺もたりないんだ」
「休憩……ん?」
変だ。終わったばかりでぐったりしていたはずなのに、体力が戻っている、気がする。それに、セックスする前みたいに発情している。
なんだ、これは。夢か。夢だからか。
そうだ、夢だからだ。
「じゃあ、ちいが上に乗ろっか?」
(まってまって。ウェインだってしたばっかりで……って、えええ? 2.5次元イケメンなのに、絶倫すぎない?)
萎えているであろう、巨大な雄肉は、すでにそそり立っている。愛液でぬらぬらと照りがあるぶん、卑猥さが増している。
「あ」
起こされて抱きしめられると、お腹に硬くなった男の熱を感じてドキドキしてしまうのが止められない。
キスをたくさんされて、し返していると、ウェインが沈む。そして、腰を高く持たれた。
「精液混じりの愛液がとろとろ~って、俺のモノにたれてるよ。えっろ。ちいのえっち」
「あっ♡ おっいきのが……はいっ……ちゃぅぅぅ♡♡」
「挿入てるのは、ちいだよ。すっごくえっちないい眺め」
ぬぐっと挿入ってきた亀頭が千綾の毛穴という毛穴から汗を吹き出させた。
またたく間に絶頂の声をあげて悦ぶ。
「あ♡ あ、ぁあ♡ さっきより、すご……ぉぃい♡ おく、に、おっきいの、ごりゅごりゅしてぅぅ♡♡」
「ふふ。ちい、そんなに腰を動かして。スケベな腰つき。かわいいね」
ばちゅんばちゅん。
腰の動きと突き上げられるタイミングがばっちりで、いいところにばかり当たって、絶頂しまくりだ。
「あ──♡ あ──~~♡♡ いくぅ♡ いくっ♡ うぇいん、うぇいんっ♡♡」
ゆさゆさ上下に揺れているおっぱいも揉みくちゃにされる。荒々しく揉まれているのに、気持ちがいい。
気持ちがよすぎて、どうにかなっている。
「や、らぁ♡ ふぅぅぅっ♡ ……もぉ、イきたく、なぃぃ♡♡」
「よいしょ」
「ひうっぅ♡」
絶頂して恍惚のなかにいるのに、ウェインが起き上がるから、千綾は絶頂のなかで絶頂する。
「ちいは種付けプレスが好きなんだよね?」
「あっ……♡ くふっ♡ うぅん♡♡」
「俺も好き。でも、さっき射精したばっかりだから、千綾のド淫乱な腟内をたっぷり犯してからね」
千綾は、いとも容易く折り畳まれて脚を大きく広げられ、ウェインに乗られた。人生初の種付けプレスだった。否、人生初の快感ばかり夢のなかで貪っている。
巨大な怒張が奥の奥をずちゅずちゅ果てなく打っては、ぐりんぐりん掻き混ぜる。
ふたり分の体液が打ち付けられるたびにぱちゅぱちゅ飛沫をあげる。
ウェインの体重も気持ちがいい。密着しているのも。
「あっ♡ はっ♡ いくッ♡ いくっ……てるのっ♡♡ も、やらぁ♡」
「ちい。ちい。きもちいいね」
キスを交わし舌を絡ませ合い、無遠慮に最奥や子宮口付近をどちゅどちゅ♡ 打ちつけられ、イきっぱなしだ。
(脳まで、痺れるぅ……)
「うぇいん♡ はふっ♡ いいっ♡」
「子宮口と俺のモノとキスしてるの、気持ちいい?」
「うん♡ ちゅー、きもちいい♡ しゅご……ぃぃ……いくぅ♡♡♡」
イきすぎていてなにを口走っているのか、千綾はわかっていない。
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☽・:*
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