たなばたのいと

 時は江戸時代前期、若き四代将軍・徳川家綱の御世。
 柳生十兵衛の忘れ形見・松は、幼少期に父が定めた年上の許嫁・跡部良隆との祝言を心待ちにしていた。
 十六歳になり祝言を目前に控えた松だったが、若く破天荒な叔父・義仙がいきなり江戸へ来て……
 果たして松の祝言の行方は!?

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