【R18】社畜の異世界転移録、ステータスアップの秘密はザーメンてマジ!?【ユレネ編完結】

藤 時生

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ユレネ編

15.ミルラさんが帰ってきました!?※R18描写なし

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 散々ではあったものの無事に薬草の納品は完了し、セナの初クエストは終わった。クエストはどうだったかと聞いてくるクロエネダのメンバーやゼガイには、スライムの件は伏せて説明をした。ロコだけは意味深な顔で頷いていたので、恐らくMPが回復しているのを見られたようだった。
 子供の小遣い程度の金額ではあるが、クエストの報酬をもらったセナは更に熱心にクエストをこなした。ヒルミソウだけでなく、ソラタケ、ルナフラワーも接触的に集めた。特にルナフラワーは魔力回復の薬の材料になると聞いて、いつか自分も世話になると思えば採取にも熱が入った。
 油断していなければ、草原に生息している魔物も何とか倒すことはできた。あれきり魔物から奇襲をかけられることもなく、どうしても戦わなければならないときは護身用に購入したウッドメイスで殴って退治していた。剣や他の武器を使わなかったのは、単純に刃物を扱うのが怖かったのとメイスが一番長かったからだ。あまり魔物に近づきたくはない。
「あ、セナさん。ミルラさん帰ってきましたよ」
 受付嬢からそんな風に言われたのは、初クエストから3、4日が経過した頃だった。今日は基本の3クエスト以外を受注しようとクエストカウンターに来ていたが、先に話を聞かせてもらう必要があるだろう。
「そうなんですか。お話って、できます?」
「もちろん。ミルラさんからもセナさんが来たら通してほしいと言われてますから。奥へどうぞ」
「ありがとうございます」
 にっこり笑って通されたギルドマスターの部屋の扉へノックすると、すぐにゼガイから返事があった。扉を開けて中に入れば、応接セットのソファに座っているミルラがいた。テーブルの上には、本のようなものが数冊積まれていた。それがどうやら異世界転移者の資料らしい。
「ミルラさん、お帰りなさい」
「お久しぶりです。セナさん。どうぞ資料をご覧になってください」
 紺色のジャケットに同色のタイトスカート、ピンク色の髪を後ろで一つに縛っている姿のミルラは、上品な仕草でカップを傾けていたが扉を開けたセナを見ると微笑んだ。長いまつ毛に縁どられた垂れ気味の二重が緩められ、ぷっくりした赤い唇が吊り上がる。
「いろいろと手間取って遅くなりました」
「何かあったんですか」
「俺の言った通り、本部がお前に会いたいとよ」
 ミルラの正面のソファに座ると、執務机に座ったゼガイが視線は膝の上の本に落としたまま言う。セナがミルラに視線を戻すと、ミルラ微笑んだまま首を横に振った。
「強制ではありません。あちらにはここに持ってこれた以外にも異世界転移者の資料が残っていますし、異世界転移者の方も一人おられて実際にギルド本部で働いています。気が向けば、顔を出してみても良いのではと」
「でも遠いんですよね」
「ええ。どういった方法で行くかにもよりますが、馬車を乗り継いで5日ほどかかります。東のユンイン国を抜けた先にあります」
「俺が一人でそこへ行くのは、」
「死にに行くようなものですね」
「ですよねー」
 資料の一冊を手に取って開くと、異世界転移者の特徴について書かれていた。
 転移者は全て人間族。年齢は確認されているだけで5歳~63歳で年齢制限がある様子ではない。男女の区別もないらしく、割合的に少し男性が多いがほぼ均等である。黒髪黒目が多く、金色、茶色であった髪も年月経過で黒く変化する場合がある。目の色に関しても他の色から黒に変化する場合がある。
「日本人が多いんだな……」
「そう。本部にいる人もニホン、オオサカから来ましたと言ってました」
「大阪ですか。俺は東京なので……」
「出身地の分布も一番多いのがトーキョーとのこと。聞き取りでは、トーキョーは王都だと言ってましたが」
「王都……そうですね。こちらの感覚では王都であってます」
 ギルド本部にいる人が色々と情報提供をしているらしく、それなりに資料は充実していた。スキルについての研究も進んでいるらしく、セナのように魔力変換効率スキルが付いていない人の対処方法も記されている。
「魔力の回復はやっぱり薬ですか」
「そうですね。魔力変換効率スキルがない人たちは、効果の緩やかな反動の少ない薬を毎日飲むことで魔力の減少を抑えています。魔素量の多い食べ物を選んだりもしているそうです」
「魔素量の多い食べ物ってわかってるんですか?」
「種類というよりは産地ですね。ダンジョン内の湧き水や、塩、後は魔物の肉などです」
「ま、魔物の肉って食べて平気なんですか?」
 セナが実際に見たことある魔物は植物型、狼型、スライムの3種類だ。どれもセナの感覚では到底食べられるとは思えないが、実際に食べているのであればいつかセナもお世話になるだろう。
「そうですね。一般に食べられている魔物もいます。希少な魔物は高級食材でなおかつ魔素の含有量が多いですね」
「へえ……」
「美味しいですよ。専門のお店もあります。割と普通ですよ」
 ミルラは食べたことがあるようだ。資料をさらに読み進めていくと、ステータスアップの体液について書かれていた。
 概要はゼガイやミルラ、クロエネダのメンバーに聞いたことと相違はない。異世界転移者の体液をこの世界の人間が摂取した場合、デメリットなくステータスアップする。ステータスのアップ率、効果の持続に関しては、体液に含まれる魔力量に比例する。精液の場合、快楽が大きければ大きいほど含有量が多くなる。このスキルの熟練度はなく、他人に与え続けても魔力の含有量が増加する、効果が長時間続くなどはない。
「そもそも何で精液に一番魔力が含まれるんですか?」
「魔力の発生部が下腹部にあると言われているからです。これはこの世界の人間も異世界転移者も同様ですよ」
「へえ……」
「酩酊、興奮、体温増加、そして絶頂時の作用で魔力が多く体液に含まれると言われています。こちらは異世界転移者独特ですね。私たちには含有量の変化はないです」
 それから、とミルラは後ろで縛っていたピンクの髪の結い紐をほどきながら言う。音もなく肩にかかった髪の細さに、改めてきれいな人だなとぼんやり思う。小さな丸い頭、垂れがちな二重の目に、長いまつ毛、ツンと尖った鼻先に、ぷくっとした赤い唇。ふっくらした頬のラインは到底男とは思えない。だがその股間にまあまあえぐいチンポが備わっていることをセナは知っている。
「セナさんと同じく、異世界転移者であり魔力変換効率スキルが発現した人もいたそうです。異世界転移者のリストは、ステータスなどの記載もあって複製も持ち出しもできなかったので私が見た限りでお話ししますね」
「おねがいします!」
「今から50年ほど前に転移した、21歳の男性がそうでした。エクーアス国のある街で発見され、王城に招かれそこで表向きは貴賓として過ごしていたそうです。ギルドが保護する前に、国に保護されたパターンですね。彼はそのまま5年間、城で暮らしました」
 ミルラを見つめたまま続きを待っていたセナは、それきり話さなくなったのに首を傾げた。話を聞いていたらしいゼガイがため息をつき、読み終えた資料を閉じる。
「死んだか」
「はい。彼は5年で亡くなりました」
「え!?なんで!?」
「魔力の過剰共有。魔素酔いです。彼はエクーアス国の王族専用ポーションタンクだったそうです。他の異世界転移者より、魔力の回復が容易であったためか重宝されていたと。魅了スキルはなかったそうですが、当時の第一王子、前代の国王が傾倒していて、ステータスアップ以外にも頻繁に同衾していたともっぱらの噂だったそうです」
 何も言えなくなったセナに、ミルラは目を伏せた。城で彼がどんな待遇を受けていたのかセナには分からないし、どんな事情で魔素酔いを引き起こしたのかも分からない。けれども自分と同じスキルの持ち主が5年で死んだという事実は、セナには十分衝撃だった。
「セナさんの、ステータスアップの体液、魔力変換効率スキル、そして魔力上限なしの体質は非常に稀で運が良い事です。何しろ、枯渇にだけ気を付ければ死ぬことはないですから」
「そうは言いますけど……」
「当時のエクーアス王国がどこまで転移者の体質の事を知っていたかは不明です。大抵の国の中心には鑑定士がいますし、鑑定具もあります。治癒士もいたでしょう。それでも彼は、枯渇ではなく過剰供給で亡くなった。異世界転移者はなかなかに生きるのが難しいようですね」
 何も言えなくなって手元の資料に視線を落とす。ステータスアップの体液以外に、異世界転移者に発現したリストが記載されている。この世界の人間と同じくまったくのランダムだと考えられているらしく、様々なスキルが羅列されていた。
「現存している異世界転移者でギルドが把握しているのは5人です。一人は本部のギルド職員、解体士として働いています」
「解体士?」
「持ち込まれた魔物や素材を加工できる直前まで解体する人間です。有事の時にはスキルの提供をお願いしてますが、本業は解体士になってます。他にも魔導アクセサリー職人や料理人、マッサージ師、冒険者もいますね」
「冒険者?」
「あぁ、セナさんは最近クエストに出ているそうですね。冒険者もいますよ。その人は剣士だそうで、世界中を回っているとか」
 戦いが身近ではない現代から転移して、冒険者になっている。セナには考えられないが、その人は戦う事に順応できたようだ。そこでふと、魔力変換効率スキルや魅了スキル(小)がなければ、自分にも職業に役立てるスキルが付いたのではないかという考えが浮かぶ。見下ろしている資料にも、解体にかかわりそうなスキルや魔道具作成関連のスキルが載っている。
「あと、もう一つ。これは噂段階ではありますが、異世界転移者だけで作られた町があるそうです」
「え!?でも5人しかいないんじゃ?」
「それはギルドが保護した人数です。他の国や領主に保護されていてその情報を隠していれば我々には分かりません。転移者の町の方々もそういう人たちなのでしょう」
「それって……場所はどこに」
「正確な場所は分かりません。ただ、転移者であることを隠していない人には接触を図ってくることがあるそうです。現に、解体士の彼には接触がありました。彼はそれを嘘だと思い断ったそうですが」
 異世界転移者だけの町。外国にある日本人村のようなものだろうか。異世界の生活に慣れることができなかった人や、スキルのせいで危ない目に遭った人なんかはそこで安心して暮らすことができているのだろうか。
「セナさんは今の所多くの人に異世界転移者であることを隠しているので、なかなか接触はしてこないと思いますが」
「そうですね……」
「行きたいですか?」
「いやまあ……、会ってみたいとは思いますが……」
 直球で聞かれて、セナは素直に答えられなかった。会ってみたいのは本音だが、この世界は移動に危険が伴う。人間が固まって生活する場所以外は、ほとんどが魔物の生息地だ。移動方法には馬車があると言えど、野宿は避けられない。
「であれば、ギルド本部にいる転移者に会ってみるのはどうでしょう。彼は転移者の町の人間と接触していますしもしかしたら他にも話を聞ける可能性があります」
「そうですね……考えておきます。俺には戦う術がないので、長旅には向かないですから」
 何だか意味深に頷いたミルラはそれ以上勧めてはこなかった。その後もセナは手元の資料に目を通し、現在ギルドが公開している異世界転移者の情報を集めていった。




 トントン、と玄関の扉がノックされたのはその夜の事だ。この世界にはテレビなどなく、セナの家にはまだ本もない。あるのは自分のMPの増減を記したノートぐらいで、やることもないため夕食を食べてシャワーを浴びたらすぐ寝るのが常だった。今日もそんな感じで、日が落ちた頃に帰ってきたセナはもう寝ようかと考えていた。
「ど、どなたですか?」
 扉をノックしたきり何も言わない外に向かって恐る恐る声をかける。窓は全て閉じてしまっているし、玄関の扉に覗き穴がないため訪問者の姿は見えない。勝手に穴を開けたら怒られるだろうかと考えながら待っていると、玄関扉の向こうからようやく声がした。
「セナさん、私です。ミルラです」
「え?ミルラさん?」
 慌てて玄関の鍵を開けて扉を開く。ミルラは長い髪を下ろした昼間と同じ姿でそこに立っており、セナを見上げて微笑んだ。
「こんばんは、セナさん」
「どうしたんですか、こんな夜中に」
「実は、ギルドマスターにも言ってない話がありまして……。中に入ってもいいですか?」
「あ、どうぞどうぞ」
 深刻そうな顔をしているミルラを招き入れると、ソファに座ったため少し間を開けて隣に座る。お茶でも出した方がいいかとすぐ立ち上がろうとしたセナの腕を、ミルラが掴んで制した。
「お茶でも」
「お構いなく。座ってください」
「あ、はい……」
 腕を引かれるまま腰を下ろすと、今度は太もも同士が触れ合う程距離が近くなった。柔らかい優しい花の匂いがして、ドキッとする。ドキッとして、ミルラの性別を思い出して必死に振り払った。
「あの……?」
「昼間の事なんですけど、実はもう一つ」
「は、はい」
「魔人が元・異世界転移者を連れているという噂があります」
「魔人……?」
 ミルラが頷いて、何故か膝の上に置いていたセナの手に自分の手を重ねた。細い、華奢な手だ。ロコの細くも男性的な手ではなく、嫋やかさを感じさせる女性的なラインだった。
「魔人とは魔力の非常に高い魔物の事です。人型を取ることが多く、人語を理解し知能も高いです。魔物から進化する場合と、魔人の子として生まれてくることもありますね」
「あ、あの……」
「魔人が転移者を連れているという事は、彼らがステータスアップの体液を知っているという証拠になります」
「ミルラさん、その……」
 真面目な口調とは裏腹に、ミルラの細い指先がセナの手の甲を優しく撫で太ももに触れてくる。寝巻の薄い生地越しに触れる暖かい人の体温に、ゾク♡と興奮の火種が灯ったような心地になった。
「あの、ちょ、」
「転移直後にセナさんが魔物に襲われたのは、魅了のスキルや体液の匂いはもちろんありますが、魔物の基礎知識に転移者のことが刻まれている可能性があります」
 ミルラの手を掴んで止めようとするセナより一瞬早く、ミルラがセナの両手を掴んだ。ぎょっとして彼の顔を見ると身を乗り出してセナを見つめてくる。
「セナさん、十分お気を付けください。簡単なクエストとはいえ、街の外に一人で出るのは危険が伴います」
「は、はい……」
「私もギルド本部まで一人で長旅を終えて大変疲れました」
「そうですよね。早く帰ったほうが……」
 握り込まれた両手が、ミルラの胸元に押し当てられる。ふくらみも柔らかさもないが、見た目に騙されるセナは自分の顔が赤くなるのを感じた。
「だからセナさん、私にもください」
「っへ、え?」
「セナさんの、ざぁめん」
「っ……!?」
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