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二話 実験感想と妹
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さーて......(来週のサザエさんじゃないですよ!)
次のターゲットは~どうしようかな~
私は二週間ほどタイミングもなく普通に生活していたんですけど......
そろそろタイミングきてもいいんじゃないですか?
とか思ってると、妹の結菜と映画に行くチャンスが巡ってきた。
結菜は一度友達ともみに行ってるみたいだし、いいよね?
私の妹、綾川結菜は小5。言いたいことはわかるが、黙っておいてください。
ということで、次の週末に実行しよう!
週末......
「お姉ちゃん、早くしてよ~!」
結菜がさっさと準備して玄関で待っている。
「ちょっと待ってよ! あ、結菜トイレいっときなよ」
「はーい」
これも作戦のうち。映画の直前に行かれては困るのだ。
「あと十分だ。そろそろ行かないと」
ポップコーンとジュースを買って行く。
「ねぇ、めっちゃおもしろいから! ちゃんとみててよ!」
おすすめしてくる結菜だが、私はそれをみている余裕はない。
ごめんよ。
映画が始まった。
わぁ、主演の方々超美形。
......じゃなくてよ。
結菜のゲージを見ると、三分の一もないようだった。
まあでも、余裕だね。ジュースとかでオッケーだよ。
私はしばらくほうっておいて、ジュースを飲んでもらう。
そして、映画は中盤。
結菜に半分くらいになるように、送り込む。
だけど、映画に夢中であんまり気にしてないようだ。
映画はもう目を離せない展開。
私は離しまくるけどね!
結菜に三分の二まで送り込む。
すると流石に結菜もトイレに行きたくなってきたのか、足をさすり始めた。
足はピタッと閉じている。
いいペース。
私はじわじわと送って行く。
結菜の足はブルブルし出した。
そして私はすっと視線を画面に戻す。
ちらっと見ると、結菜はこちらをみてあわあわしている。
そして足元の荷物を載せて、見えないように前押さえをする。
しかし、透視可能な私。通用しませんぞ。
スカートにはシワがたくさん付いている。
私は追い打ちをかけるように、送り込む。
結菜はもう映画のことなんて気にしていない。
ただひたすら我慢しようと必死だ。
私はギリギリまで送り込む。
結菜はガクッと震える。と同時に。
シュッ!
一瞬、音が。映画が無音のシーンだったから、隣の私には聞こえた。
結菜は顔を赤くしてギュっと抑えている。
見ればゲージが少し減っている。
ちょっとちびってしまったようだ。
結菜はひっきりなしに腰を動かし、出口を椅子につける。
ガクッ ブルッ
シュワッ ショッ
ちょっとづつちびってしまっている様子で、結菜は涙目だ。
もう放っておくのもかわいそうだ。
「結菜? 大丈夫?」
小声で尋ねた。
「うぅ。トイレ.....」
「我慢できる? あと10分くらい」
「じゅ、っぷん。我慢する......」
結菜は、我慢すると言ったが、多分できないのだ。
と思ったがいいはしない。
一度ガクッと震えた結菜は、もう動けないというように固まった。
そこで、映画がいきなり大音量になった。
ビクッと驚いた結菜は気の緩みができた。
そして
「あっ......まっ......」
ショワァー
ちょっと音がしたかと思うと、ちょっと座席が濡れる程度にちびっていた。
「あっ!」
一際大きな声が聞こえて、横を見れば。
シュィイー!
結菜は焦ったような顔をして止めようとしているが、全く止まらない。
ジュワッと座席の濡れが広がる。
「お、お姉ちゃん......」
私は大丈夫だよ、となぐさめ、(私が仕組んでるけど)残っていたジュースを結菜の上にこぼす。
「ほら、こぼしたように見えるでしょ? 店員さんにあとで言っておいたら大丈夫よ」
そう言っても立ち直れないようすの結菜。
映画が終わって
私は笑って、手を引く。
心の中ではニヤリと笑っているというのは、無かったことで。
「やあ。1ヶ月たったがどうだい?」
「びっくりしたっ。そうかもう1ヶ月か」
神にあった。感想とやらか。
「んー心を読める能力とかいいんじゃないですかね? あとは最高ですね! 透視の範囲もどうにかしてほしい......」
「そ、そうかの? じゃあ、能力使用中に心を読める能力を......」
神はまた手を振って目を閉じる。
「よし、オケじゃ! じゃあまた」
そう言いすぐにどこか行ってしまった。
オケって、なんか地味に若者だな。
さあ、新しい能力もらっちゃったよぅ! ヘイ! 最高おお!
________________________________________________
コメントリクエスト待ってます!
読んでくださりありがとうございます
↑順序逆な気がします
次のターゲットは~どうしようかな~
私は二週間ほどタイミングもなく普通に生活していたんですけど......
そろそろタイミングきてもいいんじゃないですか?
とか思ってると、妹の結菜と映画に行くチャンスが巡ってきた。
結菜は一度友達ともみに行ってるみたいだし、いいよね?
私の妹、綾川結菜は小5。言いたいことはわかるが、黙っておいてください。
ということで、次の週末に実行しよう!
週末......
「お姉ちゃん、早くしてよ~!」
結菜がさっさと準備して玄関で待っている。
「ちょっと待ってよ! あ、結菜トイレいっときなよ」
「はーい」
これも作戦のうち。映画の直前に行かれては困るのだ。
「あと十分だ。そろそろ行かないと」
ポップコーンとジュースを買って行く。
「ねぇ、めっちゃおもしろいから! ちゃんとみててよ!」
おすすめしてくる結菜だが、私はそれをみている余裕はない。
ごめんよ。
映画が始まった。
わぁ、主演の方々超美形。
......じゃなくてよ。
結菜のゲージを見ると、三分の一もないようだった。
まあでも、余裕だね。ジュースとかでオッケーだよ。
私はしばらくほうっておいて、ジュースを飲んでもらう。
そして、映画は中盤。
結菜に半分くらいになるように、送り込む。
だけど、映画に夢中であんまり気にしてないようだ。
映画はもう目を離せない展開。
私は離しまくるけどね!
結菜に三分の二まで送り込む。
すると流石に結菜もトイレに行きたくなってきたのか、足をさすり始めた。
足はピタッと閉じている。
いいペース。
私はじわじわと送って行く。
結菜の足はブルブルし出した。
そして私はすっと視線を画面に戻す。
ちらっと見ると、結菜はこちらをみてあわあわしている。
そして足元の荷物を載せて、見えないように前押さえをする。
しかし、透視可能な私。通用しませんぞ。
スカートにはシワがたくさん付いている。
私は追い打ちをかけるように、送り込む。
結菜はもう映画のことなんて気にしていない。
ただひたすら我慢しようと必死だ。
私はギリギリまで送り込む。
結菜はガクッと震える。と同時に。
シュッ!
一瞬、音が。映画が無音のシーンだったから、隣の私には聞こえた。
結菜は顔を赤くしてギュっと抑えている。
見ればゲージが少し減っている。
ちょっとちびってしまったようだ。
結菜はひっきりなしに腰を動かし、出口を椅子につける。
ガクッ ブルッ
シュワッ ショッ
ちょっとづつちびってしまっている様子で、結菜は涙目だ。
もう放っておくのもかわいそうだ。
「結菜? 大丈夫?」
小声で尋ねた。
「うぅ。トイレ.....」
「我慢できる? あと10分くらい」
「じゅ、っぷん。我慢する......」
結菜は、我慢すると言ったが、多分できないのだ。
と思ったがいいはしない。
一度ガクッと震えた結菜は、もう動けないというように固まった。
そこで、映画がいきなり大音量になった。
ビクッと驚いた結菜は気の緩みができた。
そして
「あっ......まっ......」
ショワァー
ちょっと音がしたかと思うと、ちょっと座席が濡れる程度にちびっていた。
「あっ!」
一際大きな声が聞こえて、横を見れば。
シュィイー!
結菜は焦ったような顔をして止めようとしているが、全く止まらない。
ジュワッと座席の濡れが広がる。
「お、お姉ちゃん......」
私は大丈夫だよ、となぐさめ、(私が仕組んでるけど)残っていたジュースを結菜の上にこぼす。
「ほら、こぼしたように見えるでしょ? 店員さんにあとで言っておいたら大丈夫よ」
そう言っても立ち直れないようすの結菜。
映画が終わって
私は笑って、手を引く。
心の中ではニヤリと笑っているというのは、無かったことで。
「やあ。1ヶ月たったがどうだい?」
「びっくりしたっ。そうかもう1ヶ月か」
神にあった。感想とやらか。
「んー心を読める能力とかいいんじゃないですかね? あとは最高ですね! 透視の範囲もどうにかしてほしい......」
「そ、そうかの? じゃあ、能力使用中に心を読める能力を......」
神はまた手を振って目を閉じる。
「よし、オケじゃ! じゃあまた」
そう言いすぐにどこか行ってしまった。
オケって、なんか地味に若者だな。
さあ、新しい能力もらっちゃったよぅ! ヘイ! 最高おお!
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