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後編 *

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「やだ、行かないで。行かないって、言った」
「一緒には寝てあげる」

 頭を撫でられる。細く冷たい指先が頭皮を擦るたび、びくんと体が震えてしまう。

「や、ぁ、だ。体……なおして。おねがい。なんとかして……?」
「俺の魔法効かねえもん」
「魔法じゃなくてぇ……」

 ディアンシャはこちらに目を合わせる。青い硝子玉のような眼が妖しく光っている。頬をするすると撫でられる。

「治すためには、恋人がする行為すんの。俺たち恋人じゃねえだろ」
「れ、れんしゅう、なら……」
「俺練習はやだな」
「でも。だけど、……」

 練習なら悪魔でも……してもいいかもしれないけど、本当に恋人になるのはダメだよね? 天使と悪魔なのに。
 俯いたわたしの首筋を、するすると指でなぞった。みるみる熱い鳥肌が立ち、体が快楽に塗りつぶされそうになる。

「ぁ、は……ぁ……ん。ディアン、シャ」
「うん」
「ねが、おねがい……」
「なにしてほしいの」
「気持ちいい、の。してよ、おねが、い」
「前したら怒ってたのに?」
「今は、怒んない、から」
「どこまでやんの?」
「え。と……入れるの、は、だめ」

 じっと冷めた眼がこちらを見下ろしている。彼は表情を崩し、「仕方ねえなあ」と笑う。手首を掴み、ベッドへ勢いよく押し倒す。
 妖しい青が爛々と光っている。

「お前が言ったんだからな?」
「ぇ。あ、うん」

 ディアンシャは舌舐めずりをして、首筋に顔を埋めた。牙を突き立て皮膚を裂き、血を吸いはじめる。
 い、今そんなことしたら。おかしくなる、だめ、だめ。
 既に体が壊れたように快感でいっぱいなのに、頭がどんどん甘い熱に侵されていった。ひたひたになった快楽が襲い、全身に力が入らない。気持ちいい、気持ちいい。死んじゃう、おかしくなっちゃう。
 彼の手がすうと下っていき、纏っていたバスローブの隙間に入る。背中に回した指が簡単に下着のホックを外し、さらりと抜きとった。柔らかな乳丘に指先が沈み、またとらえては優しく揉みしだいていく。
 もう片方の手が腰周りに触れると、びくんと体が跳ねた。くつくつと低い笑い声が聞こえたあと、悪魔の鉤爪でショーツを切ってしまう。鼠径部へ彼の指が添わされ、甘やかな快感を伴ってそのまま下っていく。
 既に濡れそぼった秘部へ、ついと指が押しつけられた。

「ッ!? ん、ぁあ、は。あ……あぁぁぁ!」

 愛欲が一気に弾けとび、白い瞬きが脳に走った。倒錯的な快感に体が飛んでしまいそうだ。焦点の定まらない目でディアンシャを見上げる。

「あ……から。だ、おかし……。きもち、よすぎ。て」
「もうやめる? イったんだろ?」
「え、だ。だめ、だめ……。ぜんぜん、さっきより……おかし。おさまんない」
「だろーね」

 ディアンシャはハスキーな笑い声を漏らすと、花芯をもう一度擦った。粒を虐めるように上下に指を摩り、甘い粘液がだらだらと指に絡みついていく。くちゅくちゅと卑猥な音が聞こえて、それがますます劣情を煽った。
 乳丘を撫でていた指が徐々に先端に近づき、焦らすように這い進む。せがむように腰をよじらせると、媚芯をついと優しく弾いた。足がぴくぴくと動き、快楽を逃がそうと必死に喘ぎ声を漏らす。緩く引っ掻くように指の腹が粒を虐めては、コリコリと摘んで上をそっと潰し愛撫する。

「きもち……あ。あ……ん、あ……ぁや……」

 ディアンシャは鎖骨にキスを落とすと、そのまま胸をすぅと舐め、舌の腹で蕾を押すように撫ぜた。甘噛みしては、捏ねまわすように舌が粒を転がし、皮膚を舐め疼きを送る。皮膚の裏側で血管が沸いたように熱く脈打ち、早すぎる動悸が体を震わせる。
 無意識に脚を閉じようとすると、彼がぐぃと太腿を掴み開かせた。それだけで秘口からこぽりと銀糸が零れおちる。淫唇へ愛液を塗りこむように指を這わせ、陰口を何度か通りすぎていく。もどかしい法悦に目が潤み、はぁはぁと荒い息を繰り返す。

「も、と。たりな……。ね……っあ、あん……」

 蕩けきったソコへ、くちゅ、と指が沈んだ。何かがぶわりと下腹を覆い、宙に浮いたような熱に飲み込まれそうになる。奥へ進んでいく指の感覚に膣壁がびくつき、絡みついてきゅうきゅうと絞りとろうとする。グチュグチュと中を掻きはじめると、絶頂と変わらないほどの快感が何度も胎内に明滅した。

「あっ、あ、あっ。ああッ、は……あッ」

 思わずそばの彼の手を掴み、助けを求めるように強く握った。

「め……あ。きもち。あ……だめ……」

 涼やかな目元がすぅと細まり、形のいい唇が声を落とす。

「もうやめよっか」

 入っていた指が、とろとろの蜜口から抜きとられる。追いかけるように洞肉が収縮するも、ぐちゅぐちゅに溜まった蜜液が溢れていくだけだ。

「や。だ、なん。なんで……やぁ」

 縋るように手を掴んで、首に腕を回す。

「やだぁ……やだ」
「俺遊びでこんなことしたくねえもん」
「あ、遊びじゃない。遊びじゃない……」
「練習なんだろ?」
「ちがう。ちがう……ちがう」
「キスもできねえのに、俺つまんない」

 うるうると目に涙が溜まっていく。上目遣いで見上げた。

「していい、もん、していい」
「練習だろ?」
「ちが……ちがう。違う……」

 ディアンシャはわたしの体を起こした。膝に座らせ、目元の涙をつぃと拭った。

「違うならお前からして」
「え……きす?」
「そう」
「でも、天使……が、悪魔、に」
「まだそんなこと言ってんの? 本気でやめるよ」
「や! やだ、やだ。する。キスする。ディアンシャとしたいもん。する」

 眼を妖しく歪めて、唇が嗤う。甘やかな声音が「はやく」と囁き声を降ろす。
 ディアンシャの肩にそっと手を置き、顔を近づける。冷たい唇に自分のそれが重なった。びくんと体の奥が疼く。すぐに離すと、ディアンシャは首を傾げた。

「これだけ?」
「へ……え。どう、したら」
「見たことあるだろ。舌出して、俺のと絡めて」
「ん、ん……」

 天使が悪魔に? でもそう返す前に、早くもう一度体を触ってほしくて堪らなくなった。キスをしてから、そろそろと舌を出して彼の唇を割った。ちゅんと彼の舌が合わさる。懸命に舌を伸ばして絡めようと舌を動かせば、ディアンシャが後頭部に手を回した。ぐぃと体を近づけられ、喰らうようにキスを返される。とろとろの唾液が咥内を蕩かしていき、息継ぐ間もなくキスを落とされる。長い舌がわたしのものを器用に弄び、頬の裏をやわやわと撫でて甘い快楽でいっぱいになる。深く口付けては喉のほうまでざらりと舌が舐めて、ぞくぞくと熱い快が這いあがる。
 片手が股のあいだに入り、柔らかな指の腹が愛液を掻きだすように動いた。膣肉に出し入れされたかと思えば、ぴくんと粒を弾かれ、淫花に痺れるような快楽をどんどん植えつけていった。

 何度イったのかももうわからなかった。強烈な多幸感が全身を支配して、脳が熱い水底に堕ちていく。

 知らぬまに体を倒されていた。指よりも太いモノが秘窟に押し当てられている。粒を押しつぶすようにソレが上下に動き、じわじわと快美を重ねていく。

「ぁ。は……あん。きもち、きもちいい。でぃあんしゃ」
「まだ足りない?」
「うん、うん。足りない、もっとほし、い」
「入れてい?」
「ん、ん……なに、を?」
「俺の」

 ディアンシャはわたしの手を掴み、そそり立った屹立を握らせた。硬く血管が浮き彫りになったような太いソレをしばらく摩った。熱に溺れた頭でぼんやりと摩っていた途中で、はっと思い当たった。

「へ。あ、ね。だ、だめ……それ。それ……」
「だめ?」
「だめ。だめ……」
「でももっとしてほしいんだろ」

 ディアンシャは魔羅を穴に擦り付けながら、ぐっちょりと濡れた愛粒を指で緩く弾いた。凄まじい快楽が走り、眼がチカチカと泳ぐ。

「もっと気持ちよくしてあげる」
「で。も、ね……ソレ、だって。ぁ……きもち」
「やめていいの?」
「やぁ、だ。だ、けど。だてん、しちゃッ、う」
「出さないから」
「ほん、と?」
「ほんと」

 ぐらぐらと思考が揺れる。気持ちいいの、ほしい。

「だすと、き。かみさま、ばりあ、してくれる?」

 悪魔が天使とキスをしたりハグをしたりするのには、天使側の許可が必要なのだ。精を受け取ることで堕天するんだから、それも、きっと。

「してくれないんじゃない? 聞いたことねえ」
「え。え、」
「大丈夫だよ。俺のこと信じてるでしょ?」
「ん。うん」
「まあしたくねえならいいよ。もうやめて寝よう、十分触ってやっただろ」

 本当に体をどかそうとするので、急いで腕を引っ張った。

「め。だめ、だめ。やめちゃだめ……や……」
「俺手疲れたもん」
「え……え。で、でも……」

 ディアンシャは花唇をめくるように肉棒を滑らせた。ぎゅんと凄まじい快楽が全身を痺れさせる。気持ちいい。気持ちいい。ちゅくちゅくと愛芽を弄る指はイきそうになる寸前でやめてしまい、代わりに法悦を植えつけるように太いソレを押しつける。

「ぁ……。あ、は……きもち。い。でぃあんしゃ、あ」
「どうすんの」
「え……あ。あ……」

 彼が手を動かしていると、毒のような甘い官能に脳が支配されて、何も考えられなくなってくる。イきたい。イきたい。イかせてくれない。お願い、お願い。

「も、もっと。ね……ちが、それ……やめちゃ、」
「え? どれ?」

 ディアンシャは手を止める。違う、違う、のに。

「こう?」

 淫穴の中に指を二本入れると、的確にイイところを擦りぐちゅぐちゅと肉を押しこむ。イきそうだった体が別の場所に反応しはじめて、熱い法悦が波のようにしなる。

「ぁッ……や。は。い、ちゃ。あ……ッや。いっ」

 ディアンシャはまた手を止めた。くつくつと笑い、意地悪な目付きがこちらを見下ろしている。酷い、酷い。わざと、やってる。

「やめ、ちゃだめ。ねえ。ね、え」
「疲れたんだって」
「ん~……。やだぁ……」

 彼は涼しい顔で、また淫茎を擦りはじめた。ぐるんと眼が回り、また愛口から粘ついた液が溢れた。我慢できない。耐えられない。ほしい。気持ちよくしてほしい。

「し……して。して……お、ねが、い。それ、で……いい、からッ、ぁ」
「今してやってんじゃん」

 それ擦ってるだけ、で。全然……ずっと、もどかしくて……。

「れ、て……っあ。は……。あ、ん……」
「なに」
「んぁ……。れ。いれ、ッて……」

 ディアンシャは首を傾げる。

「聞こえない」

 彼は体を倒し、触れるだけのキスをする。頬を撫で、甘やかな声を下ろす。

「なぁに」

 ディアンシャの腰に手を伸ばした。

「……て。いれ、て。ほし……、ほしい。ディアンシャの、でぃあんしゃの。れて」
「了解」

 彼の唇の端が持ちあがる。腰を引き寄せ、とろとろに蕩けたそこへ硬い先があてがわれた。蜜口を広げるように、ぐちゅ、と屹立が侵入してくる。

「ッあ。あぁあぁあ……あぁッ!」

 ぞくぞくと這い上がる快楽が胎の裏側をなぞり走っていく。奥へ奥へと襞をかきわけ進んでいき、蜜壁が蠢動しながら絡まりあっていく。ぐっと押しこまれた瞬間、甘い稲妻が腰を砕くように弾けた。

「あぁぁぁッ! あ……もち、あ……きもち、い……あ」

 信じられないほどの快楽にぼろぼろと涙が落ちていく。ディアンシャの首に手を回して、縋るように体を近づけた。

「め……きもち、くて。おかしッ。おかしくなっ、ちゃ……ぁ」
「よかったな」

 ディアンシャはゆっくりと抜き、またゆっくりと奥へ差しこんでいく。もどかしいストロークに胎が震え、体の芯が溶けていく。体のすべてを持っていってしまうような、重圧的な抜き差しが繰り返される。蜜口は彼のモノをきゅうきゅうと締め上げ、重たい振動を飲みこんで濃密な陶酔をさらに飢える。

「ディアンシャっ、あ。あ……あ。ねきも、ち……」

 唇を塞ぎ、甘い吐息を飲みこんだ。くちゅくちゅと水音が立ち、柔く舌を噛んでは唾液を合わせわたしのほうへ流しこんでいく。
 次第に早くなっていく摩擦運動に、過呼吸のような喘ぎ声を零す。奥を掻くように上下に腹を揺すられれば、覚えこまされた絶頂にすぐに堕とされる。
 悲鳴のような声で果て、ディアンシャは優しく髪を撫で額にキスを落とした。

「セラエル」
「ん、ん……」

 ねだるように手を伸ばせば、甘いキスをしてくれる。

「ディアンシャ。ディアンシャ……」
「俺とずっと一緒にいよう」
「ん、うん。大好き」

 体を離すと、腰をぐぃと引っ張って自分のほうへ引き寄せた。最奥を思い切り突かれ、体が海老反りになる。おかしくなっちゃう。壊れちゃう。体壊れちゃう。
 ディアンシャは女膣の凹凸を完璧になぞりあげ、じゅるじゅると愛液を擦りつけながらストロークをする。ぐちゅん、ぐちゅん、と淫らな音が聞こえ、そのたびに奥を震わせるように淫靡を埋めこむ。

「ッあ、あ。あっん、あん。きもち、あ……」
「向こうでもかわいがってあげるから」
「へ、あ……ん。う、ッん」
「かわいい」

 ディアンシャは口づけをして、理性をどんどん拭い去っていった。ぴったり嵌った肉杭が絡みつくように襞をめくり、撫でこする。灼けるような快感を引きつれて、ズンズンと重い倒錯感が押しこまれる。だらしなく開いた口から唾液が零れた。うっとりするような極楽の塊に、体の奥が何かをほしがるように腰が浮いた。

「ほし……ほしい。ね、でぃあん、しゃ」

 彼はくつくつと嗤い、わたしの頬を冷たい指で擦った。

「言われなくてもあげる」
「好き、すき……すき」
「俺も大好きだよ」
「ん、ん……」

 粘液を掻き混ぜるように肉棒が体を貫き、じゅるじゅると抜いてはズンッと奥を穿つ。気持ちいい。幸せ。大好き。もっとしたい。気持ちいい。ディアンシャとずっとこうしたかった。気持ちいい。幸せ、幸せ。大好き。
 首に手を回して、彼の首筋にちゅうと吸いつく。

「す、すきい、すき。すき……」
「俺と別れたくないだろ」
「ん。ん……」
「ずっと恋人でいてくれる?」
「う、ん。いる、いる……すき。いる……」
「いい子だな」
「ほん、と……?」
「ほんと。いい子だからご褒美あげような」
「ん、うん……。うれしい、うれし、い」

 なんの話かわからなかった。でもディアンシャがくれるものならなんでもほしかったし、ディアンシャが決めたならもっとわたしが幸せになることなんだろう。
 彼はぐりぐりと奥を引っ掻くように擦った。子宮口をぞろろと何かがなぞったかと思えば、ぎゅんと奥を貫き、暴力的な法悦に堕ちる。白い瞬きが一気に体を走って、その瞬間、熱い魔力が胎に放たれた。どくんどくんと、音が聞こえるくらい動悸が早くなっていく。
 彼の魔力はそのまま下腹部を蝕んでいき、みるみる全身に渡った。痺れるような痛みと、悶えるような快楽が同時に襲う。びくびくと体を震わせてディアンシャの体を強く抱いた。
 何が……起こってる、の?

「大丈夫だよ。大丈夫」

 ディアンシャがそう甘い声を落として髪を撫でていると、自然と体が落ちついてきた。肩で息をしながら、ぐるぐると回り続けている熱い魔力の存在から意識を逸らす。
 後ろの翼が一度持ちあがって、ぱたりと倒れる。ぼんやりと目を開き、ディアンシャのほうを見上げた。

「ほんと簡単だったな」

 妖しく唇が曲がる。冷え冷えとした声色が嗤った。

「かわいい俺の天使」







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「面白い!」「萌える!」と思ってくださった方は、お気に入り登録していただけると嬉しいです。

どうしても悪魔×天使の話が流行ってほしいという強い思いがあります…。性癖に刺さる方を見つけたいので、どうか日の目を浴びるよう応援お願いします( ;  ; )






この小説は、「小説家になろう ムーンライト」で連載中の『悪キス』第30話ifです。本編では、ディアンシャはここでは手を出さず、飴と鞭でかわいがっています。悪役系キャラとの溺愛ものが好きな方はぜひ!


『悪魔のキスは愛が死んでいる』
~怪我した悪魔を助けたら、腹黒ドSと発覚し執着されて弄ばれ堕天を狙ってきます~

https://novel18.syosetu.com/n1801il/

飴と鞭の温度差が砂糖菓子とドブ川くらいあり、改心しない悪役との夢小説等が好きな方にオススメ。
意地悪されても健気に悪魔を恋い慕う純粋天使、その恋心で遊んでいた悪魔が、最終的には執着して「愛憎すべて俺にくれ」と激重感情抱いて囲い込む話


【あらすじ】
──天使は決して悪魔と交わってはならない。
天使の少女セラエルは、悪魔の男ディアンシャを助けてしまう。彼に心惹かれ、仕事一筋の無味乾燥だった毎日が鮮やかに塗り替わっていく。
意地悪で、優しくて、じわじわと甘く弄ばれて。何もかもが初めての強烈な愛欲の日々に、それでも「堕天」だけはしてはいけないと、最後の一線だけは守り続けたセラエルだったが。

「ここまで堕ちてて手放すかよ。ばぁか」

惚れた弱みにつけ込むディアンシャは、超のつくドSぶりで!? 最後の別れの日、陥落寸前のセラエルは──
これは悪魔×天使の歪愛物語。


▶倫理観はログアウトしました。

1章→じれじれで距離を詰める甘イチャ、2章→腹黒発覚、3章→好きを認めない天使vs認めさせたい悪魔、4章→両思い 

※ヒーローはスパダリ・長寿・人たらし・あざとい・冷淡・鬼畜の属性持ち
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