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1章〜異世界の地に立つ者達〜
30話「侵入者5」
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「クソッ!」
「⋯⋯どう、した⋯⋯の?」
壁を伝い、飛び跳ねながら立体的に行われる戦闘。
剣戟の反動を利用し戦いはより加速していた。
序盤からは打って変わり完全にレイスが圧倒していた。
実際、ガレスは最初一本でレイスを相手しようとしていたが、直ぐに二本目を抜かされていた。
「なんつぅ速さだよ!」
一歩も止まらない高速戦闘にガレスの体力は底を尽き掛けていた。
「はぁ、はぁーーグッ!」
徐々にガレスの動きは遅くなっていく。
その度合いに比例して切り傷も増え、最終的には急所にも攻撃が当たり始めた。
そしてーー
「あ、しまっーー」
ーーガレスの動きが止まった。原因は着地の失敗。
「ーーオワ、リ」
「まっーー」
その瞬間、今回の戦闘での最速の速度でレイスがガレスの首を落とした。
ガレスにとっての幸福は苦しむ瞬間が短かったことだけかもっしれない。
「⋯⋯ます、たー⋯⋯かった、よ」
レイスは切り落としたガレスの首を持ち、レイジの元に向かった。
レイスが去った場所には赤い、大きな瘢痕が地面を染めていた。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
ガレスの速度が落ち始めた頃、ファントムとリリナの戦況も終わりが見えていた。
「なんでなのよ!?」
「(フゥ)」
魔法の威力はほぼ互角。
その上での手数勝負は様々であった。
遠距離からの魔法。
敵周囲に展開する魔法。
敵の動きを阻害する魔法。
以上の三種類を組み合わせた戦闘に変化していた。
「もう!」
リリナが発射する蒼炎の槍を作ればファントムがリリナの足を絡めとり、狙いを外させていた。
逆に、ファントムが影の槍を作る際、リリナもファントムの周囲に蒼炎を立たせ、妨害するが何故かうまくいかない。
「どうなってんのよ!?」
そして、リリナはファントムの攻撃をギリギリで撃ち落とす。がーー
「ーーッ!しまった!」
ーー撃ち落とすことに注意が向き過ぎてしまい、ファントムが展開した魔法に気づけなかった。
その魔法はーー
「か、影の牢獄!?」
ーーリリナの足元からリリナを囲むように作られた影の牢獄が完成した。
そして、ファントムが手を掲げた。
「ッ!早く出ないと!壊れろ!」
リリナは必死に蒼炎を作り牢獄を破壊しようとするが、壊れない。
「壊れろ!壊れなさいよ!どうしてよ!どうして壊れないのよおぉ!」
そして、ファントムの掲げられた腕が下された。
次の瞬間、牢獄は中にいたリリナと共にその存在を影に戻した。
何の抵抗もなく、僅かな不可逆性もなく、欠片の慈悲もなく、かすかなる痕跡もなくリリナはその存在を消した。
「(ムン)!」
ファントムはその最後を見届けると振り返りった。
そして、レイジの元へ足を向けるのだった。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
「どうなってるの!?」
「ですから、他の攻撃方法を考えてください」
ローブの人物は幾度となくナイフによる渾身の一撃を決めていた。
そして、その回数と同じ本数のナイフを折っていた。
「クソがッ!」
当然、いくらローブが唐突に消えようとパンドラも隙があれば必ず攻めている。
そしてまた、ローブが攻撃を仕掛ける。
だが、今回の攻撃は今までとは違った。
パンドラは一切ローブの人物を見失わなかった。
だが、代わりに瞬きをした直後ーー
「あら?」
ーーパンドラの周囲360度全てがナイフで埋め尽くされていた。
そして、そのナイフの群はパンドラが気づくのと同時にパンドラを襲った。
「はぁ、はぁ⋯⋯これならもう⋯⋯」
「いけませんね」
「ーーッ!」
完全に倒したと思い込んでいたローブの人物はパンドラの声に反応して距離をとった。
「ど、どうして⋯⋯」
「ですから、私には効きませんと申しているではありませんか」
「意味がわからない⋯⋯」
「貴方『概念種』をご存知ないのですか?」
「『がいねんしゅ』?」
パンドラの問いにフードの人物は首を傾げた。
「そ、それってーーッ!」
ローブの人物が問おうとした時、レイスとファントムの戦闘に決着がついた。
「あら、もう私も時間を取りたくないので終わりにしましょうか」
「⋯⋯じゃない」
「では、参りましょうか!」
「冗談じゃないわよ!ちくしょうがッ!」」
パンドラが動いた瞬間、ローブの人物は白い球体を地面に投げつけた。
白い球体が壊れた瞬間、広場内を白い煙が覆った。
「煙幕!?貴方様!」
パンドラは直ぐにレイジが居たであろう場所まで辿り着いた。
「貴方様!」
「こっちだ!」
パンドラの問いかけにレイジ応えた。
そして、パンドラはレイジの元まで辿り着いた。
「貴方様!お怪我はありませんか!?」
「大丈夫だ」
「そうですか。でしたら、あの人物は?」
「残念だが⋯⋯」
そう言って、レイジはダンジョンのマップ機能でローブの人物の行方を追おうとするがーー
「どういうわけか、この煙が出てからマップで追尾ができないんだ」
「そんなことが可能なのですか?」
「わからない。とりあえず、そんな技術が存在するのかは後でゼーレに聞こう」
「はい」
こうして、白煙が収まるまでのしばらくの間レイジ達は動けずにいた。
その間、ローブの人物がレイジ達を襲うことは終ぞなかった。
「⋯⋯どう、した⋯⋯の?」
壁を伝い、飛び跳ねながら立体的に行われる戦闘。
剣戟の反動を利用し戦いはより加速していた。
序盤からは打って変わり完全にレイスが圧倒していた。
実際、ガレスは最初一本でレイスを相手しようとしていたが、直ぐに二本目を抜かされていた。
「なんつぅ速さだよ!」
一歩も止まらない高速戦闘にガレスの体力は底を尽き掛けていた。
「はぁ、はぁーーグッ!」
徐々にガレスの動きは遅くなっていく。
その度合いに比例して切り傷も増え、最終的には急所にも攻撃が当たり始めた。
そしてーー
「あ、しまっーー」
ーーガレスの動きが止まった。原因は着地の失敗。
「ーーオワ、リ」
「まっーー」
その瞬間、今回の戦闘での最速の速度でレイスがガレスの首を落とした。
ガレスにとっての幸福は苦しむ瞬間が短かったことだけかもっしれない。
「⋯⋯ます、たー⋯⋯かった、よ」
レイスは切り落としたガレスの首を持ち、レイジの元に向かった。
レイスが去った場所には赤い、大きな瘢痕が地面を染めていた。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
ガレスの速度が落ち始めた頃、ファントムとリリナの戦況も終わりが見えていた。
「なんでなのよ!?」
「(フゥ)」
魔法の威力はほぼ互角。
その上での手数勝負は様々であった。
遠距離からの魔法。
敵周囲に展開する魔法。
敵の動きを阻害する魔法。
以上の三種類を組み合わせた戦闘に変化していた。
「もう!」
リリナが発射する蒼炎の槍を作ればファントムがリリナの足を絡めとり、狙いを外させていた。
逆に、ファントムが影の槍を作る際、リリナもファントムの周囲に蒼炎を立たせ、妨害するが何故かうまくいかない。
「どうなってんのよ!?」
そして、リリナはファントムの攻撃をギリギリで撃ち落とす。がーー
「ーーッ!しまった!」
ーー撃ち落とすことに注意が向き過ぎてしまい、ファントムが展開した魔法に気づけなかった。
その魔法はーー
「か、影の牢獄!?」
ーーリリナの足元からリリナを囲むように作られた影の牢獄が完成した。
そして、ファントムが手を掲げた。
「ッ!早く出ないと!壊れろ!」
リリナは必死に蒼炎を作り牢獄を破壊しようとするが、壊れない。
「壊れろ!壊れなさいよ!どうしてよ!どうして壊れないのよおぉ!」
そして、ファントムの掲げられた腕が下された。
次の瞬間、牢獄は中にいたリリナと共にその存在を影に戻した。
何の抵抗もなく、僅かな不可逆性もなく、欠片の慈悲もなく、かすかなる痕跡もなくリリナはその存在を消した。
「(ムン)!」
ファントムはその最後を見届けると振り返りった。
そして、レイジの元へ足を向けるのだった。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
「どうなってるの!?」
「ですから、他の攻撃方法を考えてください」
ローブの人物は幾度となくナイフによる渾身の一撃を決めていた。
そして、その回数と同じ本数のナイフを折っていた。
「クソがッ!」
当然、いくらローブが唐突に消えようとパンドラも隙があれば必ず攻めている。
そしてまた、ローブが攻撃を仕掛ける。
だが、今回の攻撃は今までとは違った。
パンドラは一切ローブの人物を見失わなかった。
だが、代わりに瞬きをした直後ーー
「あら?」
ーーパンドラの周囲360度全てがナイフで埋め尽くされていた。
そして、そのナイフの群はパンドラが気づくのと同時にパンドラを襲った。
「はぁ、はぁ⋯⋯これならもう⋯⋯」
「いけませんね」
「ーーッ!」
完全に倒したと思い込んでいたローブの人物はパンドラの声に反応して距離をとった。
「ど、どうして⋯⋯」
「ですから、私には効きませんと申しているではありませんか」
「意味がわからない⋯⋯」
「貴方『概念種』をご存知ないのですか?」
「『がいねんしゅ』?」
パンドラの問いにフードの人物は首を傾げた。
「そ、それってーーッ!」
ローブの人物が問おうとした時、レイスとファントムの戦闘に決着がついた。
「あら、もう私も時間を取りたくないので終わりにしましょうか」
「⋯⋯じゃない」
「では、参りましょうか!」
「冗談じゃないわよ!ちくしょうがッ!」」
パンドラが動いた瞬間、ローブの人物は白い球体を地面に投げつけた。
白い球体が壊れた瞬間、広場内を白い煙が覆った。
「煙幕!?貴方様!」
パンドラは直ぐにレイジが居たであろう場所まで辿り着いた。
「貴方様!」
「こっちだ!」
パンドラの問いかけにレイジ応えた。
そして、パンドラはレイジの元まで辿り着いた。
「貴方様!お怪我はありませんか!?」
「大丈夫だ」
「そうですか。でしたら、あの人物は?」
「残念だが⋯⋯」
そう言って、レイジはダンジョンのマップ機能でローブの人物の行方を追おうとするがーー
「どういうわけか、この煙が出てからマップで追尾ができないんだ」
「そんなことが可能なのですか?」
「わからない。とりあえず、そんな技術が存在するのかは後でゼーレに聞こう」
「はい」
こうして、白煙が収まるまでのしばらくの間レイジ達は動けずにいた。
その間、ローブの人物がレイジ達を襲うことは終ぞなかった。
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